鳥谷敬 虎・34年ぶり遊撃手ベストナイン
2008.11.22 Saturday
プロ野球の表彰選手が２１日、東京都内で開催されたコンベンションで発表され、ＭＶＰ（最優秀選手）、新人王、ベストナインなど各表彰が行われた。今季は遊撃手として全１４４試合にフルイニング出場した阪神・鳥谷敬内野手（２７）は、入団５年目にして初となるセ・リーグのベストナインに輝いた。阪神の遊撃手では７４年の藤田平以来３４年ぶり３人目の快挙。「（来年は）両方獲れればと思います」と初のゴールデングラブ賞奪取にも意欲をみせた。
精かんな顔つきが一段と輝いていた。自身初のタイトル獲得。グレーのスーツ姿で壇上に登場した鳥谷はスポットライトが降り注ぐ壇上でも表情を崩すことはなかった。
「獲れるとも思ってなかったので…」
最後まで笑みを見せなかった理由は続きの言葉に込められていた。「誰もいなくて、もらったという感じなんで」。今季は１４４試合に出場して打率・２８１、１３本塁打、８０打点。一方の守備も昨季より４個多い１５失策を犯した。昨年まで４年連続受賞だった中日・井端の故障離脱も“追い風”になった。
しかし、不動の遊撃手としてチームの快進撃に大きく貢献したことは事実だ。チームでは金本とともに全試合フルイニング出場した。２位の坂本（巨人）は４３票。一方の鳥谷は１２０票を集めた。阪神の遊撃手では７４年の藤田平以来、実に３４年ぶりの快挙となった。
「いいときも悪いときも使い続けてくれた岡田監督やコーチの方々に感謝です。岡田監督が辞められた年に獲れたことはうれしいです」
将来の“ミスタータイガース”を期待して、岡田前監督は鳥谷を入団１年目から開幕戦で起用した。その恩師がくしくも今季限りで退団した。英才教育として出場機会を与えてくれた元指揮官への恩返し。そして、さらなる向上を目指す背番号１は早くも来季の目標を口にした。
「３割は一つのラインとして、失策数もひとケタにしていい成績を残したい。ゴールデングラブ？両方獲れれば。それも新たな目標としてね」
まだ打率３割を達成した年はない。すでに真弓監督もノルマを課した。３割と２０本塁打。来季こそは走攻守の大活躍、そして目指すはベストナイン＆ゴールデングラブのダブル受賞だ。「胸を張ってここに来られるように頑張ります」。晴れ舞台で気持ちを新たにした虎の若きリーダー。２００９年は目の前に立ちはだかる大きな壁を突破する。。
記事はスポニチから
藤田平さん以降、私が記憶にある遊撃手は榊原、久慈さん
真弓＆和田さんも短期間守ったかな。。。
後は最近、関本、藤本ぐらいしか思い浮かばないくらい
あまり記憶に残る『打撃はいい』選手はいなかったですかね
確か久慈さんはゴールデングラブ賞と新人王のＷ受賞したと思いますが、
ベストナインには選ばれなかった。
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