ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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開幕が待ち遠しい・・・今岡誠

2007.03.02 Friday

安芸の空は青く澄んでいた。球場から望む太平洋も青く広がっていた。心の底から晴れ渡っていたのだろう。愛用の青いマスコットバットを抱えた今岡はかみしめるような笑顔を浮かべた。
「充実した1カ月でしたね。やるべきことが完ぺきにできた」
苦闘の日々が脳裏に甦る…。昨年6月に持病だった「バネ指」の治療のために右手薬指を手術。9月の1軍復帰以降も満足なスローイングができず、三塁の守備に就くことはなかった。
守備強化−。その一念で昨秋からの自主トレを送ってきた。成果を示すために乗り込んだ今春キャンプは初日からシートノックに参加して首脳陣に回復を証明。チーム最初の実戦にも出場した。雨中に内野ノックを受けた日も…。文字通り泥にまみれた。「その一点に絞ってやってきたと言っても過言ではない。点数は秋に付けるもの。去年の悔しさをぶつけるシーズンにしたい」
昨秋、公式戦終了時点で今岡の定位置を白紙とせざるを得なかった岡田監督に不安はもう一片もない。昨春、右肩故障から完全復活した浜中を最大の“補強”に挙げたように今春は新生今岡が最大の収穫だった。キャンプ総括の会見でも寄せる期待の大きさをあらためて言葉に込めた。
「去年の今岡は故障があって120打点(05年の147打点から06年は29打点へ)がなくなったから。前にも言ったように新外国人みたい。それくらい重みあるポジション」
 正田打撃コーチが「クリーンアップは決まっている」と明かすように07年猛虎打線の中軸は既に固まった。3番シーツ、4番金本、そして5番今岡。セ界を制覇した05年の並びが復活する。
 キャンプ最終日。安芸最後のフリー打撃に臨んだ今岡はカーブを集中的に打って感覚を磨いた。守備で鍛えた下半身は職人芸とも言える打撃をさらなる高みへと押し上げるのか。「守備の意識を高く持ってやっていれば間違いないから。後は開幕へ向けてやっていくだけ」。雪辱を誓う2007年。春開幕が待ち遠しい。 6人目の外人として期待通りに活躍してくれるのは間違いない。先発投手が多少点を取られてもある程度は打線でカバーできる。鳥谷次第では、浜中7番も。正田コーチが言われるとおりWクリーンアップもうなずけます。赤星、関本、シーツ、金本、今岡、鳥谷、浜中、矢野
と一応並べてみましたけど打線のキーは関本『スタメン=2番固定』で、うまくつながるし大量5点打線が完成するでしょうグッドとにかく楽しみ。。。だー楽しい


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小嶋 フォーク解禁

2007.03.02 Friday

伝家の宝刀を最後に解禁した。高知・安芸キャンプ打ち上げとなった1日、小嶋投手『29』がプロ入り後初めてブルペンでフォークを披露した。全90球中、魔球は9球できっちりと低めにコントロールされた。開幕ローテーション入りを目指し3日のオープン戦(対オリックス、京セラドーム)で先発デビュー。ここまでのフォーク封印には、新人らしからぬ理由があった。
 小声だった。小嶋はブルペン捕手に「フォーク行きます」と、人さし指と中指で挟んだボールを見せながら伝えた。1カ月間のキャンプ最後の日に、1度も投げなかった魔球を9球。低めへワンバウンドする球が、ほとんどだった。「決め球に近い」と話していた自信が、大きな落差に出ていた。
解禁の理由ははっきりしている。「最後なんで(球種を)全部投げておきたかった」。なぜ「決め球」をキャンプ最後まで首脳陣にさえ見せなかったのか?小嶋「ボクはフォークとかで三振を取るより、チェンジアップで打たせて取るタイプだと思う。(打者の)前後を使いたいんです。投球の幅を出したい」。「打者の前後を使いたい」。言い換えれば、緩急で打者のタイミングを狂わせて打ち取りたい−となる。派手な三振を取るより、バットに当てられても抑える。そんな理想の投球を完成させるために、「決め球」よりも、タイミングを外すことができるチェンジアップ習得を優先した。
 それでもフォークが武器であることに変わりなく、いつでも投げられる自信も持っている。先発デビューとなる3日のオリックス戦では4回を投げる予定。まず、打たせてとること。その上で空振りが欲しい状況になれば、宝刀を抜く可能性も十分ある。
 この日は今キャンプから覚え始めたチェンジアップも感触を確かめた。修得を初めて間もないが、すでに紅白戦で試投。「まだ3、4割ぐらいですね」と完成度に満足はしてないが、開幕から使おうとしている。小嶋のチェンジアップは人さし指、中指、薬指と3本の指を広げて挟む握りで、一見フォークにも見える。だがあくまで、低めへの制球とタイミングを外すため。実戦にフォークが加われば打者への上下、左右、前後を網羅できる。

 初のキャンプを終え、自己採点は「80点から90点です」と話した。「野球のことはまだこれからたくさんありますけど、ケガなく1カ月できた。沖縄でのキャンプは長く感じました」と、ホッとした表情を見せた。約1カ月後に迫った開幕へ、100点満点を目指す実戦調整が始まる。間違いなく『福原、安藤が戻ってきても』開幕ローテにはいってくるでしょうね。阪神でルーキーイヤーの二桁勝利を上げた投手は過去、そうはいてないでしょう。

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「ポスト矢野」に新人清水『45』が名乗り

2007.03.02 Friday

清水誉捕手が高知・安芸キャンプ打ち上げの1日、3日のオリックスOP戦(京セラD)の先発マスクに指名された。岡田監督も惚れた新人が、ポスト矢野に名乗りだ。
“ポスト矢野”をにらんでの大抜てき。買われたのは秀逸な頭脳、周到な準備に裏付けられたリードだ。初のキャンプを打ち上げたこの日、新人・清水にOP戦先発手形が授与された。「今やっていることを継続してやっていくだけです。結果を残さないと(開幕)一軍には残れないと思います。(キャンプ時とは)投手の状態も変わっていきますし」
 高知・安芸での1カ月を全力で駆け抜けた。最終日もブルペンに足を運び、一軍投手陣の球質、球種をしっかり頭にたたき込んだ。2月1日は二軍で迎えたが、これは疲労性の右ヒジ痛に配慮した首脳陣の配慮だ。19日に満を持して昇格。巧打と堅守で評価を上げ、それを高めたのが前日2月28日の紅白戦だった。
「(OP戦は)スタメンで使うよ。そりゃ当然よ。あれ見せられたらなあ」
2月28日の紅白戦で、吉野(マウンド)とコンビを組んだ清水。このリードに指揮官が惚れた。キャンプを総括した岡田監督は、その目にまだ残像を残していた。虎将をうならせ、ホレさせたわずか19球。白組で途中からマスクをかぶり、吉野と組んだ五回のリードだ。変則左腕の代名詞といえるスライダーを1球も使わず、直球とシュートで左打者3人を料理した。「大したもんよ。ストレートは基本線や。何の裏もかいてない」。絶賛は止まらなかった。
プロ入り以来、投手の特徴を『清水ノート』に記してきた。吉野は同じ途中昇格組で、キャンプ序盤からブルペンで受けてきた投手だ。「初めて受けていたらできなかったと思う」。積み重ねが“ここぞ”で生きた。文武両道を志して地元の公立進学高・小野高から関学大に進んだ素地もある。大学では3年間で卒業単位を全取得。すべてに準備と用意ができる男だ。
 今年で39歳になる矢野の後釜として、浅井、狩野らが競ってきた。しかし正妻を脅かすどころか、次代を任せられる存在も定まっていない。沖縄帰りの一軍組との競争で、気付けばルーキーが2番争いに参戦。開幕一軍も大きく見えてきた。
 3日のオリックス戦(京セラD)から、矢野が登場予定の10日の巨人戦(甲子園)までがテスト期間。2日は3日に新人バッテリーを組む先発予定の希望枠左腕・小嶋と鳴尾浜で“予行演習”を行う。備えに憂いなし。未来の正捕手はどこまでもしたたかだ。

やっとポスト矢野が見つかった!?
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兄貴  病院から球場直行

2007.03.02 Friday

金本が高知・安芸キャンプの2月28日朝、両目に痛みを訴えて同県内の病院に向かった。診断は「目に異物が入ったための痛み」で、両目を洗浄した後に遅れて球場に到着。予定通りランチ特打を行い、89スイングでサク越え14発を放った。またしても鉄人ぶりを証明した形だ。
 早朝に姿を消し、周囲が騒げば、遅れて球場に現れ、ランチ特打で豪快弾を連発する…。その経過を簡潔に記せば『病院→球場→14発』だ。ヒヤリとさせて、最後は鉄人ぶりを見せつける。金本にしかできない芸当だ。
「(目は)大丈夫、大丈夫よ」
この日の早朝、アニキが両目に痛みを訴えた。トレーナーとともに高知県内の病院に直行。前日27日の夜から違和感を覚えていたもので、診断結果は「目に異物が入ったための痛み」だった。

 常川チーフトレーナー補佐は「痛いと思い、さらに目をこすってしまったため」と説明。両目を洗浄し、それで痛みは治まった。ジャージー姿のまま球場に向かい、30分遅れで練習合流。急いでユニホームに着替え、何事もなかったかのように練習をスタートした。
 野手陣で唯一、この日の紅白戦に出場しないため、たった1人のランチ特打が組まれていた。予定通り登場すると、5スイング目で早くも右翼席に着弾させる。重さ1キロのマスコットバットを振りかざし、終盤にはバックスクリーン2連発を含む3連続アーチも披露。センターから右方向へ高弾道のライナーを連ね、結局89スイングでサク越え14発をブチ込んだ。
 練習後には、選手宿舎でキャンプの打ち上げパーティーが催され、お祭り隊長としてもちろん参加。両目が充血しているわけでもなく、問題はなさそうだ。3月10日の巨人戦(甲子園)に設定するOP戦初登場シナリオにも狂いなし。やはり鉄人は鉄人だ。

 
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