ぶち破れ！おれがヤル ! 虎　想い　２０１９

アニキ8試合＆29打席ぶりの適時打☆六〇

2008.07.30 Wednesday

叩きつけるような砂降りの雨。神宮を覆いつくす異様な雲を見上げながら、金本がバスへと急いだ。前半戦最後の試合。自らが打って勝った。びっしょりと濡れた顔に、安堵の色が浮かんでいた。

　「せやけど、疲れたなあ…。まあ、勝ったら何でもええんよ」
金本らしい同点打だった。０－２で迎えた三回。１番からのシブイ３連打で作った無死満塁で打席に立った。今季阪神戦２勝（２敗）で防御率２．１７と好投している石川の５球目、外角の１２６キロスライダーを上から叩いて、引っ張った。

　一、二塁間を鋭く抜ける同点打。たとえ捕球されても、１点を奪って、二走を三塁へ進められる。今季ここまで４試合の対戦で、２０打数２安打、打点ゼロと打ちあぐねてきた左腕から、併殺崩れでもつなぐ姿勢を示した。それが８試合＆２９打席ぶりの適時打を呼んだ。

　打率．４１３で突っ走った６月を終え、「日程的に７月が正念場や」と位置づけた。いきなり７連勝で独走態勢を築いた後は、新井の腰痛離脱などもあり、一進一退が続いた。月間打率．２４５（９４打数２３安打）で１０打点と苦しんだが、要所で存在感を示して、終わってみればチームは１６勝９敗。勝負の月を乗り切って、さあ、８月。夏男の季節がやってくる。

　２７日には医学的サポートを受ける京都府立医大の吉川敏一教授から、肉体の内面のお墨付きをもらった。３月よりも６月に受けた定期検査の方が良好ー。何よりも心強い結果だ。

　「１点差やったけどな。勝てば１勝は１勝よ」

【関本ｇaおぜん立て】

関本は三回無死一、二塁で遊撃内野安打で無死満塁とチャンスを拡大した続く金本の右前２点『同点』適時打につながった
場面は無死１，２塁の右打者は難しい『バントもあるかなあと思ってましたが、得点圏打率３８０↑はチーム一で作戦は打て』右打ちするかなあと思ってましたが、思い切り引っ張って、打球は三遊間ド真ん中』

「最高の形で後ろにつなげたと思う。ランナーを生還させるつもりで打った。カネさんのヒットで三塁まで進塁できなかったのは課題ですね」。左越え二塁打で出塁した一回には、０５年５月８日の日本ハム戦（札幌Ｄ）以来の盗塁に成功。いぶし銀の活躍だった

７月はアニキの不振、新井さまの離脱でも失速しなかったのは、
関本が３，５番に座り、守備位置も替わるなヵで、
主役級の働きをしたからです
　
７月の月間ＭＶＰは　関本賢太郎にあげてほしいなあ

記事はサンスポ

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