『鳥谷に打たせてほしかった』
2012.05.29 Tuesday
「バントですかねぇ。打たせてほしいなぁ」
ラジオから吉田義男・阪神元監督のため息にも似た言葉が
聞こえてきた。昨日２８日の阪神−西武戦で唯一甲子園球場の
スタンドがわいた六回、無死一塁で「３番・鳥谷」の打席を
迎えたときのことだ。阪神ベンチは初球に送りバントを命じ、
その回無得点に終わった。
「なぜ鳥谷に打たせない？」は、あの日スタンドを
埋め尽くした虎ファンの共通の思いだった。
吉田氏の「なぜ？」は試合後も続いた。球場１階にあるＯＢ室で
同じくラジオ解説の仕事を終えて入ってきた平田勝男・前２軍監督に
「あんた、どう思いなはる？」と聞いた。
平田「六回ですしね、ここは絶対に送りバントはありませんよと
放送で言ったとたんに、バントでしょ、思わずえぇっ！と
叫んじゃいました」
吉田「そやろ。わたしもあんたによう送りバントさせたげど、
平田と鳥谷のバントは違うわな」
昭和６０年「日本一」になった吉田阪神は徹底的に
バントで走者を送った。が、それは、バースや掛布、岡田の
打席の前に得点圏に走者を進めて投手にプレッシャーを掛けるもの。
送るべき人が送り、打つべき人が打つ−それが吉田阪神の野球だった。
□
昭和５４年に私は当時２軍監督だった安藤統男氏から
「タイガース魂」を伝授されたことがある。
「１点リードされた七回に無死一、二塁で３番に打順が
回ってきた。アマチュア野球じゃ迷わず送りバントの場面。
でもプロは違う。ファンはこの場面で３番打者にタイムリーヒットか
ホームランを期待し、それを見るために入場料を払っている。
仮に併殺打で無得点に終わり、試合に負けたとしても、
それはその場面で打ち返せる３番を育ててなかったチームの問題で、
けっして作戦のミスじゃない。勝つことが使命だが、
プロにはそれだけではないもっと大きな使命があるんだ」
ファンを魅了するプロの野球。単に勝つだけではなく、
常にプロの技で魅せる−それが「タイガースの野球」だった。
いまプロ野球界には由々しき風潮があるという。
それはチャンスで犠牲フライを放った主軸打者をベンチで
ハイタッチで迎えるという習慣だ。
「昔はね、チャンスで犠牲フライに倒れた主軸打者は、
自分に腹を立ててベンチに戻ってきた。側にも近寄れないほど
怖かったもんだ。彼らにとって犠飛は失敗。それだけレベルが
高かったということ。点が入ったから喜ぶのはアマチュアの野球。
本当のプロのベンチはもっと厳しい」と、ある野球関係者は嘆く。
薄れてきたプロ意識。いまプロ野球の試合を見て、
何か物足りなさを感じるのはそのせいだろうか。
「わたしらの野球とは違いますなぁ」と吉田氏。
日本一監督にこんなため息をつかせてはいけない。
（編集委員・田所龍一）
◇
バントを決めただけで、ベンチでハイタッチ
塁に出ただけで、ベースコーチとのやりとり
などなど。。。
そんな場面が多すぎる
昔からの野球ファンはいちいち
そんな小さなことで喜ぶ場面を見たくはない
チャンスで、新井が右打ちをする場面が
たびたび見られる
チャンスでより窮屈にはなっていないか
と考える
三振してもいいから
ホームランを狙ってこい
でいいのではない？
それで打てなかったら
ファンはやじり飛ばせばいいし
ベンちはだれとは言わず交代させればいい
いまのスタメンで真のレギュラーが何人いるだろうか
悪くても交代がない選手ばかりでは
「競争がなければ」
真の強さは生まれない
だから、ここいちに弱いのである
たとえば平野みたいに何年たっても
犠バントはへたのまま、粘って出塁する場面は
ほとんどない、しかもぽっふフライも多く
１，２番打者としては不適合
いつまで打たすのか大いに疑問でしょうがない
鳥谷も試合を決められない
新井が打たなかったら、鳥谷が４番をつとめたらいいが
それができないところに
現状の阪神の弱さがあらわれているんではないでしょうか。。。
今季は特にロースコアのゲームも多く
３番のバントはなしとはいえないとは思いますが
見ているファンからすればつまらないでしょう
それが観客動員数の減少に繋がっているとも
いえはしないでしょうか・・・
ラジオから吉田義男・阪神元監督のため息にも似た言葉が
聞こえてきた。昨日２８日の阪神−西武戦で唯一甲子園球場の
スタンドがわいた六回、無死一塁で「３番・鳥谷」の打席を
迎えたときのことだ。阪神ベンチは初球に送りバントを命じ、
その回無得点に終わった。
「なぜ鳥谷に打たせない？」は、あの日スタンドを
埋め尽くした虎ファンの共通の思いだった。
吉田氏の「なぜ？」は試合後も続いた。球場１階にあるＯＢ室で
同じくラジオ解説の仕事を終えて入ってきた平田勝男・前２軍監督に
「あんた、どう思いなはる？」と聞いた。
平田「六回ですしね、ここは絶対に送りバントはありませんよと
放送で言ったとたんに、バントでしょ、思わずえぇっ！と
叫んじゃいました」
吉田「そやろ。わたしもあんたによう送りバントさせたげど、
平田と鳥谷のバントは違うわな」
昭和６０年「日本一」になった吉田阪神は徹底的に
バントで走者を送った。が、それは、バースや掛布、岡田の
打席の前に得点圏に走者を進めて投手にプレッシャーを掛けるもの。
送るべき人が送り、打つべき人が打つ−それが吉田阪神の野球だった。
□
昭和５４年に私は当時２軍監督だった安藤統男氏から
「タイガース魂」を伝授されたことがある。
「１点リードされた七回に無死一、二塁で３番に打順が
回ってきた。アマチュア野球じゃ迷わず送りバントの場面。
でもプロは違う。ファンはこの場面で３番打者にタイムリーヒットか
ホームランを期待し、それを見るために入場料を払っている。
仮に併殺打で無得点に終わり、試合に負けたとしても、
それはその場面で打ち返せる３番を育ててなかったチームの問題で、
けっして作戦のミスじゃない。勝つことが使命だが、
プロにはそれだけではないもっと大きな使命があるんだ」
ファンを魅了するプロの野球。単に勝つだけではなく、
常にプロの技で魅せる−それが「タイガースの野球」だった。
いまプロ野球界には由々しき風潮があるという。
それはチャンスで犠牲フライを放った主軸打者をベンチで
ハイタッチで迎えるという習慣だ。
「昔はね、チャンスで犠牲フライに倒れた主軸打者は、
自分に腹を立ててベンチに戻ってきた。側にも近寄れないほど
怖かったもんだ。彼らにとって犠飛は失敗。それだけレベルが
高かったということ。点が入ったから喜ぶのはアマチュアの野球。
本当のプロのベンチはもっと厳しい」と、ある野球関係者は嘆く。
薄れてきたプロ意識。いまプロ野球の試合を見て、
何か物足りなさを感じるのはそのせいだろうか。
「わたしらの野球とは違いますなぁ」と吉田氏。
日本一監督にこんなため息をつかせてはいけない。
（編集委員・田所龍一）
◇
バントを決めただけで、ベンチでハイタッチ
塁に出ただけで、ベースコーチとのやりとり
などなど。。。
そんな場面が多すぎる
昔からの野球ファンはいちいち
そんな小さなことで喜ぶ場面を見たくはない
チャンスで、新井が右打ちをする場面が
たびたび見られる
チャンスでより窮屈にはなっていないか
と考える
三振してもいいから
ホームランを狙ってこい
でいいのではない？
それで打てなかったら
ファンはやじり飛ばせばいいし
ベンちはだれとは言わず交代させればいい
いまのスタメンで真のレギュラーが何人いるだろうか
悪くても交代がない選手ばかりでは
「競争がなければ」
真の強さは生まれない
だから、ここいちに弱いのである
たとえば平野みたいに何年たっても
犠バントはへたのまま、粘って出塁する場面は
ほとんどない、しかもぽっふフライも多く
１，２番打者としては不適合
いつまで打たすのか大いに疑問でしょうがない
鳥谷も試合を決められない
新井が打たなかったら、鳥谷が４番をつとめたらいいが
それができないところに
現状の阪神の弱さがあらわれているんではないでしょうか。。。
今季は特にロースコアのゲームも多く
３番のバントはなしとはいえないとは思いますが
見ているファンからすればつまらないでしょう
それが観客動員数の減少に繋がっているとも
いえはしないでしょうか・・・
なぜ、おなじ過ち『継投遅れ』を繰り返すんだ★６
2012.05.29 Tuesday
先発投手に勝ち星をつけたいのは分かる
がしかし
得点が取れないのだから、ゲームの後半は
投手継投をして、失点を防ぐのはあたりまえ、
なぜ、そのことができない
筒井、榎田を出し惜しみ
負けにつながる失点を
何度、繰り返したらいいんでしょうかね
同じ失敗を繰り返す首脳陣
昨日のメッセに対し
西武打線は粘り
７回迎えるまでにすでに投球数は１００球は越えていた
片岡の打ったボールは外よりのもの
あの球をライトスタンドにもっていかれたのは
あきらかにボールに威力がなくなっていたから
直後に降板 、メッセの１３３球めだった
それに、このイニング 打球を膝に当てていた
新井がチャンスに打てないのなら
外すのも手やし
他の選手が打って、得点を挙げればいい
５．２８ 対西武２回戦 阪神１勝 阪神甲子園球場
試合開始１８時
西武 阪神
1 片岡 ニ 平野 ニ
2 栗山 左 大和 中
3 中島 遊 鳥谷 遊
4 中村 一 マートン 左
5 秋山 右 ブラゼル 一
6 ヘルマン 中 新井貴 三
7 原 三 柴田 右
8 銀仁朗 捕 藤井彰 捕
9 牧田 投 メッセンジャー 投
＜1回表＞
【片岡】2ボール2ストライクから1球ファウル、6球目のカーブ
すっぽ抜けてフルカウント1球ファウルの後の8球目、
外の真っ直ぐを右へ運ばれてライト前ヒット
無死１塁
【栗山】初球から片岡がスタート 盗塁失敗！投球はボール
一死走者無し
3ボールから真っ直ぐが高めに外れてしまい、
ストレートのフォアボール
【中島】1ボール1ストライクから低め真っ直ぐを打ち上げて
レフトフライ
二死1塁
【中村】2ボールから高め真っ直ぐを高々と打ち上げてセンターフライ、
チェンジ
＜1回裏＞
【平野】
2ボール2ストライクから1球ファウル
続く6球目、アウトハイの真っ直ぐを打ち上げてしまいレフトフライ
【大和】2ボール1ストライクからインコースの真っ直ぐ
フェンスやや手前で栗山が落下点に入りレフトフライ
【鳥谷】2ボール2ストライクから2球ファウル、7球目は外に外れて
フルカウント続く8球目、チェンジアップが高めに浮いて
フォアボール！
【マートン】2ボール2ストライクから5球目、低めスライダーを
打ち上げてしまいセカンドフライ、チェンジ
＜2回表＞
【秋山】フルカウントから1球ファウル
続く7球目、真っ直ぐが高めに浮いてしまいフォアボール
無死１塁
【ヘルマン】フルカウントから6球目、ヒットエンドラン
1・2塁間を抜けそうなゴロを平野がダイビングキャッチで押さえて
セカンドゴロ
一死2塁
【原】1ボールから低め真っ直ぐを打ってショートゴロ
二死2塁
【銀仁朗】2ボール2ストライクから2球ファウル
続く9球目、外のカーブで空振り三振！チェンジ
＜2回裏＞
【ブラゼル】1ボール2ストライクから4球目、アウトローの
チェンジアップを打たされてセカンドゴロ
【新井貴】フルカウントから1球ファウル
続く7球目、外のスライダーを打たされて、
弱い当たりのセカンドゴロ
【柴田】3ボール1ストライクから真っ直ぐが高めに外れて
フォアボール！
【藤井彰】初球攻撃！甘く入った真っ直ぐを捉えたライナーは、中島の
はるか頭上を破る左中間へのツーベースヒット！
二死2・3塁
【メッセンジャー】1ボール2ストライクから4球目、スライダー
外いっぱいに決まってしまい見逃し三振、チェンジ
＜3回表＞
【牧田】1ボール2ストライクから4球目、真っ直ぐで空振り三振！
【片岡】3ボールから1球ストライク
続く5球目、アウトローのスライダーを右へ運ばれ、
1･2塁間を破るライト前ヒット
【栗山】2ボール2ストライクから7球目、インハイのフォークで詰まらせて
セカンドゴロ、4・6・3のダブルプレーでチェンジ！
＜3回裏＞
【平野】初球の低めスライダーを狙うもレフトフライ
【大和】1ボール1ストライクからアウトローのスライダーを
バットの先で合わせますがショートライナー
【鳥谷】2ストライクと追い込まれて3球目、高め真っ直ぐ
空振り三振、チェンジ
＜4回表＞
【中島】2ボール2ストライクから6球目、
カーブでタイミング外して空振り三振！
【中村】2ボール2ストライクから1球ファウル
続く6球目、ワンバウンドのカーブで空振り三振！
【秋山】初球、甘く入ったスライダーを引っ張り込まれ、
1・2塁間をゴロで破るライト前ヒット
【ヘルマン】2ボール2ストライクから5球目、秋山盗塁成功。今季初盗塁、
投球はボールでフルカウント
二死2塁
1球ファウルの後の7球目、真っ直ぐが外に外れてしまいフォアボール
二死1・2塁
【原】2ボール1ストライクから低めフォークで
バットをへし折りセカンドフライ！チェンジ！
＜4回裏＞
【マートン】1ストライクからインコースの真っ直ぐをうまく右へ運び、
中村の頭上をライナーで破るライト線へのツーベースヒット！
無死２塁
【ブラゼル】1ストライクからアウトローのシンカーに詰まらされて
セカンドゴロ
一死3塁
【新井貴】2ボール2ストライクから5球目、インハイの真っ直ぐ
差し込まれてしまい、ボテボテのセカンドゴロ
二死3塁
【柴田】1ボール2ストライクから5球目、低めスライダーを
打ち上げてしまいセンターフライ、チェンジ
＜5回表＞
【銀仁朗】2ボール2ストライクから4球ファウル
粘られたけど9球目、大きく曲がるカーブに手が出ず
見逃し三振！
【牧田】2ストライクと追い込んで3球目、外のスライダーで
空振り三振！
【片岡】1ボール1ストライクから低めフォークを打たせて
ショートゴロ、チェンジ
＜5回裏＞
【藤井彰】2ボール2ストライクから
外の真っ直ぐに空振り三振
【メッセンジャー】2ストライクと追い込まれて3球目、
外の変化球に空振り三振
【平野】2ボール2ストライクから5球目、スライダーを打ち上げてしまい
ライトフライ、チェンジ
＜6回表＞
【栗山】2ストライクから浮いた変化球を打たれポトリと落ちる
センター前ヒット
【中島】1ボール2ストライクからワイルドピッチで栗山は2塁へ進塁
無死2塁
2ボール2ストライクから5球目を打ちあげ
ファーストファウルフライ
一死2塁
【中村】1ボールから平野がボールを弾くも落ち着いて
ファーストへ送球しセカンドゴロ、その間に栗山は3塁へ進塁
二死3塁
【秋山】1ボール2ストライクからフォークボールで空振り三振！
チェンジ！
＜6回裏＞
【大和】2ボール1ストライクからファースト側へプッシュバント、
中村のタッチをかいくぐり一塁へヘッドスライディングでセーフ!
記録はファースト内野安打
【鳥谷】初球を送りバント成功！記録はピッチャー犠打
一死2塁
【マートン】初球を打ってセカンドゴロ、その間に大和が3塁へ進塁
二死3塁
【ブラゼル】
3ボールから敬遠気味のフォアボール
二死1･3塁
【新井貴】2ボール2ストライクから3球ファウルで粘ってるで
続く8球目を打ち上げてしまいライトフライ、
チェンジ
＜7回表＞
【ヘルマン】2ボール2ストライクから外のストレートで
空振り三振！
【原】1ボールから平野の左を抜けるセンター前ヒット
【銀仁朗】初球を打ってメッセの右膝当たりに当たる
ピッチャー強襲の内野安打
一死1･2塁
【牧田】牧田はバントの構え
フルカウントからバスターの構えでそのまま見逃し三振！
二死1･2塁
【片岡】フルカウントから8球目、ライトフェンスギリギリに
飛び込む先制第2号スリーランホームラン
阪神0-3西武
【栗山】2番手福原がマウンドに上がります
1ボール1ストライクからセカンドゴロ、チェンジ
＜7回裏＞
【柴田】フルカウントから3球ファウル
続く9球目を打ち上げてしまいショートフライ
【代打今成】初球を打ってセカンドゴロ
【代打坂】1ボール1ストライクからレフト線への打球を
栗山がスライディングキャッチ。レフトフライでチェンジ
＜8回表＞
3番手渡辺が登板。今成がそのままマスクを被ります。
【中島】
フルカウントからど真ん中のストレートで空振り三振！
【中村】
フルカウントから外いっぱいの変化球で空振り三振！
【秋山】
1ボール2ストライクからショートゴロ、
チェンジ
＜8回裏＞
【平野】2ストライクから高めのストレートを引っ掛けてしまい
ファーストゴロ
【大和】1ストライクから平凡なセカンドゴロ
2ボールから打ち上げてしまい平凡なライトフライ、
チェンジ
＜9回表＞
4番手鶴がマウンドに上がります。
【代打大崎】2ボールから外のストレートでショートゴロ
【原】フルカウントから高めに外れてフォアボール
【銀仁朗】2ストライクから外角に決まるストレートで
見逃し三振！
【牧田】1ボール2ストライクから見逃し三振！
チェンジ！
＜9回裏＞
熊代が6番ライトに入り、秋山はセンターへ回ります。
【マートン】2ストライクからセカンドゴロ
【ブラゼル】1ボール2ストライクから左中間方向へのレフト前ヒット！
一死1塁
ブラゼルに代走田上が送られます
【新井貴】1ボールから右中間へ大きな当たりもあと一歩伸びず
センターフライ
二死1塁
【代打金本】フルカウントから内角低めギリギリいっぱいに
決まって見逃し三振、ゲームセット