ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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藤浪プロ初星!伝説のすたーと・・・

2013.04.15 Monday



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阪神4−0DeNA、3回戦、阪神2勝1敗、14日、甲子園)
待ってたで、この1勝!! 
阪神ドラフト1位の藤浪晋太郎投手(19)=大阪桐蔭高=は
2度目の先発となったDeNA戦で6回5安打無失点。
待望のプロ初勝利を手にした。高校時代は9戦無敗だった
本拠地・甲子園で有無をいわせぬ快投。聖地の申し子は、
タテジマで新たな伝説をスタートさせた。

やはり、甲子園は藤浪のものだった−。タテジマで凱旋した
申し子が、メモリアルの1勝を手にした。
今季最多4万5197人の歓呼の声に招かれ、
初めてのお立ち台に登った。声は裏返る寸前だった。

 「ありがとうございます! 本拠地の甲子園で
初勝利ができて、すごくうれしいです。
自分にとって投げやすい球場ですし、ファンの方が
応援してくださる、すごく良い(雰囲気の)中で
投げさせてもらいました」

 壇上、帽子のツバに手をやり、真っ黄色に染まった景色を
もう1度見渡した。3月31日のヤクルト戦(神宮)での
6回2失点ピッチ以来2度目の先発。早くも結果を出した。

 一回初球の149キロから場内のボルテージは最高潮。
乗せられるようにグイグイ押した。唯一のピンチだった
五回二死一、二塁でも、石川に1−1から直球勝負。
4球目の148キロで力のない左飛に斬った。

 「調子が良くなかったので、その中でしっかりゲームを
作っていこうと考えました」

 試合後は本調子ではなかったことを打ち明けた。
和田監督には試合前「ブルペンで(ボールが)暴れている」
という報告が届いていた。そんな中での快投。
「ちょっと心配していたが、
しっかりと投げてくれた」と指揮官は称えた。

 6回を5安打無失点。プロ最速タイの152キロで、
4三振。三塁も踏ませなかった。五回にはプロ初打点
となるスクイズも決め
て、メモリアルに花を添え、百点満点のプロ1勝となった。

大阪桐蔭高では甲子園で9勝0敗。これで甲子園“公式戦”
10連勝となっただけでなく、無失点も継続だ。
昨夏の準決勝、決勝は連続完封。しめて24イニング連続無失点だ。
チームのデーゲーム連敗も「4」で止めて、
「ファンも待ち望んでいた。甲子園で1勝目を挙げる
というのは持って生まれたもの」と和田監督をニンマリさせた。

 プロの頂に大股で足をかけた。しかし、まだ一歩目に過ぎない。

 志は高い。中学時代から、グラブ代は必ず
自分の財布から出した。2年分ほどのお小遣いや
お年玉を握りしめて用具店へ向かい、オーダーメイドで注文。
刺しゅうなど、予算の都合で諦めたものもあったが、
茶革のお気に入りの一品だった。

 大言壮語するタイプではない。だが、大阪泉北ボーイズ時代に
指導をうけていた下埜(しもの)昌志監督(54)には、
密かに「名球会に入ります」と誓っていた。恩師は
「息の長い投手になりたい、とも言っていた。
これであと“199勝”ですね」と船出を祝った。

 「これから『必死のパッチ』で頑張るので、
応援、お願いします!!」

 最後は先輩らの十八番のセリフを拝借。
ドカッと笑いもつかんだ。聖地に愛された男は
タテジマでも伝説を築く。物語はまだ、始まったばかりだ



4月14日は
リンカーン暗殺「1865年」
タイタニック号沈没「1912年」も同じ日
それと
村山実が国鉄戦(甲子園)
プロ初登板初完封
ミスタータイガースと初星が重なったのは
単なる偶然ではないでしょう



西岡&晋太郎 お立ち台とーく

2013.04.15 Monday




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−−甲子園でプロ初勝利。今の気持ちは?

 藤浪「素直にうれしい。本拠地の甲子園で初勝利を挙げられて、
すごく、うれしいです」

 −−スクイズ成功の後、先輩(西岡)がタイムリーを
打ってくれて

 藤浪「頼もしい先輩です。自分を助けてくださって。
すごくありがたいです」

 −−(西岡へ)きょうも活躍でした

 西岡「昨日(13日)ね、大阪桐蔭(OBの岩田と)
で試合つぶしてしまったんで、きょう大阪桐蔭コンビで
頑張ってよかったと思います」

 −−藤浪投手はどんな後輩ですか

 西岡「クソ真面目ですね。大阪桐蔭というと、
ちょっと、やんちゃなんですが、非常に頭のいい、
僕より大人ですね」

 −−俺のこんなところを見習えというのはありますか?

 西岡「見習わない方がいいですね。ただ、
きょう晋太郎の野球人生にとって最高の第一歩だったと思うし、
本当に心からおめでとうと言いたいと思います」

 −−(藤浪へ)ファンの声援は?

 藤浪「すごく声援をいただいてましたし、
これからも“必死のパッチ”で頑張るんで、
よろしくお願いします」

 (西岡へ藤浪の)ピッチングは何点?

 西岡「点数つけられないでしょ。100点なんてね。
勝ってるし。その前に、その言葉(必死のパッチ)
をパクるのか、というところですね。
打ち合わせもしていないですから。はい」

 −−(西岡へ藤浪の)インタビューの受け答え何点ですか?

 西岡「20点くらいじゃないですか。でも、
きょうは本当にね、晋太郎にとって最高の日なので、
僕だけちょっと、先に失礼します。晋太郎だけ、
注目を集めたいと思いますので。失礼します。
ありがとうございました(お立ち台から降りて去る)」

 −−ではチームを代表して、あさって(16日)
から巨人戦ですが

 藤浪「強いチームなので、チーム全員でしっかり頑張って、
優勝目指せるように頑張りたいです」

(紙面から)

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