ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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藤浪、敵地・東京Dで3年ぶり勝利!金本監督も激走絶賛「素晴らしかった」

2016.04.05 Tuesday

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(セ・リーグ、巨人2−8阪神、1回戦、阪神1勝、5日、東京D)
阪神先発の藤浪が、自身3年ぶりとなる東京ドームでの白星を飾った。
三回には激走で好機を演出し、勝ち越しとなるホームを踏むと、
そこから10奪三振と投打の活躍。8回6安打12奪三振、
2失点(自責2)で今季2勝目を手にした。開幕戦であと一死
というところで完投勝利を逃した若きエースは、この日も
完投こそならなかったが、試合後のベンチ前で笑顔を見せた。

 一回に1点をもらった藤浪はその裏、先頭の長野に左前打で
出塁を許すと、犠打で二死二塁からギャレットに投じた
154キロ直球を叩き返され、すぐさま振り出しに。

 三回、自ら先頭打者として打席に立った藤浪は右前打で出塁。
高山の右前打で一塁から三塁への激走をみせ、続く横田の
内野安打で勝ち越しのホームを踏んだ。

 自ら足で好機を演出した若きエースは、その裏、ポレダを
見逃し三振、立岡を空振り三振とすると、四回には3者三振。
その後も三振ショーで力投した。七回、堂上に右翼へ
2号本塁打を浴びながらも、続く村田は空振り三振に斬った。

 八回、安打とこの日はじめての四球などで二死一、二塁。
坂本は一塁へのゴロも激走で内野安打とされ、満塁。しかし、
先制打を献上したギャレットはカットボールで空振り三振にし、
無失点で切り抜けた。九回は藤浪に代わって榎田がマウンドへ。
きっちりと3人をゴロで打ち取って、藤浪は自身3年ぶりとなる
敵地・東京ドームでの白星を手にした。

 金本監督は8回2失点のエースについて「試合の流れで
言ったら、危なげなかった」と、まずまずの評価をしつつ、
三回に見せた走塁には「素晴らしかった。本当に
あれは大きかった」と絶賛した。

高山2度目の4安打!藤浪8回2失点2勝目☆6

2016.04.05 Tuesday

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対巨人 1回戦 東京ドーム

試合開始18時

阪神          巨人
1 高山 左       長野 右
2 横田 中       立岡 中
3 ヘイグ 三      坂本 遊
4 福留 右    ギャレット 一
5 ゴメス 一    クルーズ ニ
6 鳥谷 遊       堂上 左
7 西岡 ニ       村田 三
8 梅野 捕      小林誠 捕
9 藤浪 投      ポレダ 投


阪神 1 0 3 0 0 4 0 0 0 8 10 0
巨人 1 0 0 0 0 0 1 0 0 2 6 0

〔阪神〕 藤浪 - 榎田
〔巨人〕 ポレダ - 土田 - 小山

[勝] 藤浪2勝0敗0S
[敗] ポレダ1勝1敗0S
[セーブ]
[ホームラン] 堂上ソロ1号



<9回裏>
藤浪に代わって榎田が2番手のマウンドに上がります!
藤浪は11奪三振6安打2失点、114球の熱投!
【片岡】1ストライクから外のチェンジアップを打たせて、
ボテボテのセカンドゴロ
【堂上】1ストライクから真っ直ぐで詰まらせて
セカンドゴロ
【村田】あと1人!あと1人!
2ボール2ストライク、あと1球やでー!
フルカウントから6球目、低め真っ直ぐで詰まらせてセカンドゴロ、
ゲームセット!
<9回表>
土田に代わって小山が3番手のマウンドに上がり、
1番キャッチャーに加藤、代打の中井がそのままレフトに入ります
【代打北條】2ストライクから4球目、
低めフォークに空振り三振
【高山】初球攻撃!外の真っ直ぐを捉えてショート内野安打!
1死1塁 今季2度目の4安打固め打ち!
【横田】初球、外の変化球を狙うも
レフトファウルフライ
二死1塁
【今成】 初球、レフトポール際へ大きな打球を放つも
わずかに左でファウル
2ボール1ストライクから外の真っ直ぐを打ってサードゴロ、
2塁封殺でチェンジ

<8回裏>
代走の大和がそのままセカンドに入ります!
【代打吉川】 初球、高め真っ直ぐを打ち上げて
センターフライ
【代打中井】1ボール1ストライクから外の真っ直ぐ打たれ、
三遊間をゴロで破るレフト前ヒット
一死1塁
【長野】2ボールから甘い真っ直ぐを捉えて
右中間へ大きな打球を放つも、福留が追い付きライトフライ
二死1塁
【立岡】3ボール1ストライクから真っ直ぐが
高めに外れてしまいフォアボール
二死1・2塁
【坂本】タイガースは香田コーチがマウンドへ向かい間を取ります
2ボール2ストライクから5球目、低めフォークで詰まらせるも
ファースト内野安打。1塁はベースカバーの藤浪との
競争になりますがわずかに及ばず
二死満塁
【ギャレット】2ボール2ストライクから6球目、
インローへのスライダーで空振り三振!チェンジ!

<8回表>
5番セカンドに片岡が入ります
【鳥谷】1ストライクから低めフォークを打たされて
セカンドゴロ
【西岡】2ストライクから4球目、インコースの真っ直ぐを弾き返し、
二遊間をしぶとく破るセンター前ヒット!
一死1塁 代走大和
【梅野】2ボール1ストライクから4球目、外のフォークを打たされて
セカンドゴロ、4・6・3のダブルプレーでチェンジ

<7回裏>
3番サードに今成が入ります!
【ギャレット】1ボール2ストライクから4球目、高め真っ直ぐを
右中間深くまで運ぶも、福留の守備範囲でライトフライ
【クルーズ】1ボール2ストライクから4球目、151キロ真っ直ぐ
がアウトローいっぱいに決まって見逃し三振!
【堂上】2ボールから甘いカットボールを捉えて、
ライトスタンド一直線の今季第1号ソロホームラン
阪神8-2巨人
【村田】3ボールからカウント立て直してフルカウント
フルカウントから6球目、低めカットボールで空振り三振!
チェンジ
<7回表>
ポレダに代わって土田が2番手のマウンドに上がります
【ヘイグ】3ボールから1球ストライク
3ボール1ストライクから甘い真っ直ぐを打ち損じてしまい
ファーストファウルフライ
【福留】1ボールからインコースの
スライダーを打ってセンターフライ
【ゴメス】2ストライクから3球目、インハイの変化球に
詰まってしまいセンターフライ、チェンジ

<6回裏>
藤浪は5回まで9奪三振3安打1失点!
【長野】 初球、高めカットボールで詰まらせて
ショートゴロ
【立岡】1ストライクから高々と打ち上げて
センターフライ
【坂本】1ボールからセカンドゴロ、
チェンジ!

<6回表>
【福留】フルカウントから8球目、スライダーを引っ張って
強い当たりのファーストゴロ
【ゴメス】フルカウントから7球目、緩いカーブが
高めに外れてフォアボール!
一死1塁
【鳥谷】1ストライクからゴメスが二盗成功!ゴメスは今季初盗塁、
投球はボール
一死2塁
1ボール1ストライクから高め真っ直ぐを捉えて
レフト前ヒット!
一死1・3塁
【西岡】2ボール2ストライクから5球目、ファーストへの
タイムリー内野安打!
外の真っ直ぐの打ち損じやけど詰まったのが幸い!
阪神5-1巨人
一死1・2塁
【梅野】1ボール2ストライクから4球目、外の真っ直ぐを
打たされてファーストゴロ
二死2・3塁
【藤浪】フルカウントから6球目、インコースへの真っ直ぐが
大きく外れてフォアボール!
二死満塁
【高山】 初球の投球動作がボークを取られ、労せず1点を追加!
阪神6-1巨人
二死2・3塁
1ボール1ストライクから高めスライダーを捉えて、
1・2塁間をゴロで破るライト前2点タイムリーヒット!
高山は本日猛打賞 拍手拍手拍手
阪神8-1巨人
二死1塁
【横田】初球の真っ直ぐを打って
ショートゴロ、2塁封殺でチェンジ

<5回裏>
【村田】 初球、ショートゴロ
【小林誠】1ボール2ストライクからストレートが
外角に決まり見逃し三振!
【ポレダ】1ボール2ストライクから
空振り三振!チェンジ!

<5回表>
【高山】2ストライクから内角高めのストレートに
空振り三振
【横田】1ボール2ストライクから
サードゴロ
【ヘイグ】1ボール1ストライクから
サードゴロ、チェンジ

<4回裏>
【ギャレット】フルカウントから膝元へいくカットボールに
空振り三振!
【クルーズ】1ボール2ストライクからフォークに
空振り三振!
【堂上】1ボール2ストライクからストレートに
空振り三振!チェンジ!

<4回表>
【西岡】2ストライクからストレートに
見逃し三振
【梅野】1ストライクから
ライトフライ
【藤浪】2ストライクから
空振り三振、チェンジ

<3回裏>
【ポレダ】1ボール2ストライクから
見逃し三振!
【長野】2ボール2ストライクから
セカンド内野安打
【立岡】1ボール2ストライクからフォークに
空振り三振!
二死1塁
【坂本】フルカウントから2球ファウル
8球目を打ち上げてセンターフライ、チェンジ

<3回表>
【藤浪】2ボール1ストライクから詰まりながらも
ライトへ運ぶヒット!
無死1塁
【高山】2ボールからライト前ヒット!藤浪が果敢に3塁へ進塁!
無死1・3塁  ないすらん拍手
【横田】 初球、ピッチャー前タイムリー内野安打!ポレダが
1塁送球するも横田の走塁が勝りセーフ!藤浪は全力疾走で生還!
阪神2-1巨人
無死1・2塁
【ヘイグ】フルカウントからフォアボール!
無死満塁
【福留】1ボール1ストライクからライトへ犠牲フライ。
高山はタッチアップで生還!横田もタッチアップで3塁へ進塁!
阪神3-1巨人
一死1・3塁
【ゴメス】フルカウント空振り三振。ヘイグがスタートを見て
小林誠が送球するもセンターに逸れて、横田がホームイン!
記録はホームスチール
阪神4-1巨人
【鳥谷】初球を打ってレフトフライ、
チェンジ
<2回裏>
【堂上】1ボールからチェンジアップを打たせて
ファーストゴロ
【村田】1ボール2ストライクから内角にくい込む変化球で
空振り三振!
【小林誠】2ストライクからフォークに
空振り三振!チェンジ

<2回表>
【鳥谷】3ボールから見逃して
フルカウントからストレートに見逃し三振
1度もバット振らなかった怒り
【西岡】1ボール2ストライクから
ショートゴロ
【梅野】2ストライクから打ち上げてしまい
セカンドフライ、チェンジ

<1回裏>
【長野】初球を打ってレフト前ヒット
無死1塁
【立岡】1ボールからサード前に転がし
送りバント成功
一死2塁
【坂本】 初球を打ってライトフライ。長野はタッチアップで3塁へ進塁
二死3塁
【ギャレット】1ボール1ストライクから
センターへ同点タイムリーヒット
阪神1-1巨人
二死1塁
【クルーズ】1ボールからショートゴロ、
2塁封殺でチェンジ

<1回表>
【高山】1ボール2ストライクから
レフトヒット! 本日チーム初ヒット!
無死1塁
【横田】1ボール1ストライクからショートゴロ、
2塁封殺
一死1塁
【ヘイグ】1ストライクからセカンドゴロ。
横田は2塁へ進塁!
二死2塁
【福留】 初球攻撃!
センターへ先制タイムリーヒット!
阪神1-0巨人
二死1塁
【ゴメス】1ストライクから
サードゴロ、チェンジ

横田が適時内野安打「結果はなんでもいい」

2016.04.05 Tuesday




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<巨人−阪神>◇5日◇東京ドーム


 阪神横田慎太郎外野手(20)が泥臭い勝ち越し打を決めた。

 同点の3回無死一、三塁で当たり損ねのゴロが大きくはね上がり、
投手への適時内野安打となった。「きれいなヒットではなかったですけど、
ランナーをかえせたら結果はなんでもいいと思っていたので、
点が入ってよかったです」と喜んだ。

掛布2軍監督が陽川に英才教育「4番打つ重み」

2016.04.05 Tuesday

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先日、ヤボ用があって鳴尾浜球場を訪れた。チームは1、2軍とも
遠征中。残留者はいたもののわずか。昼間、人の子一人いない。
ガランとしたグラウンドを眺めていると、ふと、何やら寂しさを
感じた。主(選手)が留守中の球場に違和感を抱いて帰途についたが、
今回は試合(社会人との交流戦)当日に取材で足を踏み入れてみると、
グラウンドでは選手が所狭しと走り、打ち、守っている。スタンドには
ファンが詰めかけている。やはり活気があっていい。これが私の
イメージの中の球場だ。いつもの雰囲気にホッとした。グラウンドは
ユニホームを着た選手がいて映えるもの、そんな己をよくよく
振り返ってみると、小学生の高学年から野球に携わっている。
御年5月で“77歳”の人間が、少々歪になっていないか
考えさせられてしまった(ニガ笑い)。

 自分のことなど、どうでもいい。そんなことより取材だ。
さてっとー。沖縄キャンプを思い出した。我々、OB会役員で
陣中見舞いに訪れた。その夜、四藤社長はじめ、金本監督らと
一緒に会食した。席上の質問でキャンプに多数参加していた
若手について同監督は「まだ、まだ。そう簡単に1軍の試合
というわけにはいきませんよ」の評価をしていたが、高山、横田、
北條、江越等は現在立派にチーム(1軍)の勝利に貢献している。
監督の評価からすると、その後の彼らの努力は見上げたものだが、
実をいうとキャンプでの紅白戦シートバッティングで先の
選手達以上に目立っていたのが、今回このコーナーに登場する
陽川尚将内野手(24)だった。

 右の大砲候補。持ち味のホームランは出る。しぶとさも見せた。
まだ若い。真面目な性格。ひとつ、ひとつのプレーははつらつ
として元気がある。首脳陣の注目度はかなり高かったが、
わからないものだ。若い選手の本当の真価を見極める
他チームとの実戦(オープン戦、練習試合)プレーにはいって、
ガタッと調子を落とした。疲れからか、それとも意識過剰からか、
もがけば、もがくほどドロ沼にはまっていく。実力の世界だ。
こうなったときに待ち受けていることは、およその見当はつく。
ファーム落ち。「あのときは、正直いって悔しかった」が、
現実は受け止めざるを得ない。まだ、一緒に練習をしていた
同年代の何人かが1軍に残っている。自分が悪いのは
わかっていても腹が立つ。大半は自分自身への腹立ちだが、
この気持ちが己を前向きにしてくれる。

 「悔しかったのは確かですが、それでも、あの時点では
1軍の公式戦開幕までは日にちがありましたので、開幕1軍は
あきらめていませんでした。結果はダメでしたし、現在の調子も
まあまあですかねえ。でも、4本のホームランはしっかり
スイングができていましたので打てたホームランです。
4番ですか……。チャンスでまわってくることが多い。
そこで得点できるかどうかはチームの士気にも関わりますので、
なんとかランナーをかえすバッティングを心掛けています」

 陽川にも意地がある。目下ウエスタン・リーグ公式戦の
全試合に出場。打線の中心“4番”に座っての成績は
49打数、15安打、4ホーマーを放って11打点。
打率は.306。昨年の1シーズンで放った3ホーマーはもう、
この時点で追い越している。他にも独立リーグとの試合で
1発たたき込んでいるし、社会人との交流戦では2試合行って
いずれのゲームでもタイムリー打を打っている。交流戦後は
特守が待ち受けていた。藤本コーチのノックで右に左に動きまわり、
ときにはタイビングキャッチ。間違いなく成長している。
「今年はなんとか1軍のグラウンドに立ってみたい」
(陽川)執念が実るか。現在三塁を守っているヘイグしだい
ではありうる。掛布チルドレンの1人。最後に同監督に
締めくくってもらった。

 「まだ、捉えるべき球をしっかり捉え切れていない。
だから、打ち損じもある。やっぱりストレートをしっかり
捉えられるようにならないとね。4番ですか……。
はずすつもりはありません。4番を打つ重みを
感じることによって、上(1軍)へいってもプラスになるはずですから」

 大きく育てようとしている。OBとしても期待にこたえてほしいね。

【本間勝】(ニッカンスポーツ・コム/野球コラム「鳴尾浜通信」)

いざG倒!虎・金本監督、奪首3連戦「絶対に負けない」

2016.04.05 Tuesday

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 さあ今季初の伝統の一戦! 絶対に勝つ!! 
金本監督が4日、5日からの首位巨人との3連戦(東京D)を前に
強い決意を示した。宿敵Gには8年間勝ち越しがなく、
昨年は9勝16敗。東京ドームでは2勝11敗と
屈辱的な数字だっただけに「(選手は)ここでは
絶対に負けないと思わないと」と熱く号令をかけた。
熱い思いと強い決意を胸に、東京ドームに乗り込む。
まだ開幕9試合とはいえ、1位と2位という立場で
激突する今季初の伝統の一戦。舞台設定は文句なし。
気合ももちろん満タンだ。

 「(巨人は)開幕からスタートダッシュしているしね。
とにかく、上のチームには勝たないと。まだ順位とか
まったく関係ないけど、その勢いに負けないようにしないといけない」

 金本監督が静かに闘志を燃やした。ゲーム差は1・5。
2勝1分け以上なら首位に立つ。しかしそれ以上に大事なのは、
これまでの“負の歴史”の払拭だ。宿敵には2007年を最後に
8年間、勝ち越しがない。昨年は9勝16敗。しかも
東京ドームでは2勝11敗と、やられ放題だった。

 「そういう苦手を作らないためにも選手は意識して
やっていかないと。去年東京ドームで負けているんだ
というのをね。硬くなる必要はないけど、やっぱり
『今年はここで勝ち越すぞ』というものを出してほしい」

 オープン戦でも唯一の対戦となった3月6日の甲子園で
「きょうは勝ちに行こう」と檄を飛ばし、6−1で快勝した。
現役時代からG倒に燃えてきた指揮官。04年7月30日、
左手首を骨折しながら右手だけで安打を放った相手も、
史上最強打線と言われた巨人が相手だった。
「強いときはね。中日が強いときは中日を意識していたし、
巨人が強いときは巨人。ヤクルトが強いときはヤクルトを
意識していた」。強い相手を倒したい−。阪神での2003年、
05年の優勝も、巨人は3位と5位。V争いはなかった。

 それはタイガースの歴史にも直結する。今季は新監督同士
で相まみえる伝統の一戦。1936年の初対決から80周年を
迎える激闘を紐解いたとき、ひとつの事実が浮かび上がる。
それは阪神が巨人と優勝争いをして、勝ったことがないと
いうことだ。1位阪神、2位巨人というシーズンは一度もない。

 「俺くらいじゃないか? メークドラマを2度も食らったのは」。
そう話したことがある。広島時代の96年は長嶋巨人のメークドラマ
、阪神での08年は原巨人のメークレジェンドに屈した。確かに、
奇跡の優勝劇の裏で、歴史的V逸を2度も経験したのは金本監督だけだ。

 「今(巨人は)強いから。勢いがあるから。それに絶対に
押されないように。選手がそうやって思わないといけない。
『ここでは絶対に負けないんだ!』と」

 強いGに勝つ。それこそ新しい歴史の幕開け。『超変革』
のシーズンにふさわしい。まずはきょう、東京ドームで叩く。
坂井オーナーも駆けつける前で、新生金本阪神を見せつける。 



伝統の一戦データ
 ★通算成績 通算対戦成績は
阪神が786勝1015敗67分け(勝率・436)と負け越し
(1リーグ時代のみでは阪神の85勝84敗3分け=同・503)。
シーズン初戦は阪神の39勝40敗3分けと拮抗
 ★優勝回数 阪神が9度、巨人が45度。両軍がともに
2位以上だったのは過去22度(優勝以外の順位を決めなかった
36年秋を除く)で、阪神優勝が3度、巨人は19度。
50年の2リーグ制後は15度で、すべて巨人が優勝
 ★新人監督対決 両軍とも新人監督だったのは
75年の阪神・吉田義男(最終3位)、巨人・長嶋茂雄(同6位)、
2004年の阪神・岡田彰布(同4位)、巨人・堀内恒夫(同3位)
以来12年ぶり3度目。75年(阪神の16勝9敗1分け)、
04年(同17勝10敗1分け)と、いずれも阪神が勝ち越し



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