ぶち破れ！おれがヤル ! 虎　想い　２０１９

宮崎でのフェニックスリーグに参加している金沢が１５日のヤクルト戦（西都原）に先発。６回１安打無失点と好投した来季の先発候補として首脳陣に猛アピールした。
　自らを追い込み、そして、それをパワーに変えてみせた。

　「（先発）直訴したあとだったし、絶対に抑えようと思いました」

　金沢にとって約１年ぶりとなる先発マウンド。９日の巨人戦（サンマリン）では２番手として好投したが、「先発をするために宮崎まで来た」と先発を志願してマウンドに上がった。

　ＭＡＸは１４４キロ。スライダーも冴えわたる。「抑える気持ちでいきましたから」と気迫がみなぎる投球に、ヤクルト打線は手も足もでない。安打は二回に畠山に許した１本だけだ。

　“思わぬ快投”に五回までの予定が六回まで延長された。葛西二軍投手コーチも「試合の入り方がよかった。バランスもいいし、来季に期待したいね」と目を細めた。

　「来季は先発ローテに入りたい。だから、こういう投球ができるようにしないと」と金沢。井川のメジャー行きが現実となれば、Ｖ奪還へ向けて先発陣の再整備が急務となる虎投。０２年には５勝をあげた８年目右腕が、残り１枠にかけ、ハングリー精神で突き進む
２番手の２年目水落が好投。３回１安打無失点　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人気blogランキングへ