ぶち破れ！おれがヤル ! 虎　想い　２０１９

米大リーグのヤンキースが、井川慶投手の独占交渉権を２６００万194ドル（約３０億円）で落札したことを受け、米各紙は２９日付で同投手の戦力としての期待や、今後予想される契約内容などについて伝えた。ちなみに１９４ドルの端数は井川の今季の奪三振数だそうです。
ニューヨーク・タイムズ紙（電子版）は、「ライバル競争、極東まで及ぶ」の見出しで、西武・松坂大輔投手の争奪戦で宿敵レッドソックスに敗れたヤンキースが、今回は巻き返したと報道。年俸も含め、契約に総額１億ドル（約１１７億円）以上がかかるとみられる松坂に対し、井川は「掘り出しものになるかもしれない」としている。
同紙によれば、ヤンキースは井川を先発ローテーションの３、４番手として見込んでおり、契約内容については、年俸４００−４５０万ドル（約４億７０００万円から５億３０００万円）で４年契約になるという。また、代理人が、同チームに所属する松井秀喜外野手、マイク・ムシーナ投手らと同じアーン・テレム氏であることも含め、交渉はスムーズにいくと予想した。

　ニューズデー紙（電子版）は、井川の記者会見でのコメントも掲載。速球にチェンジアップ、カーブを織り交ぜる投球が、１９９８年に完全試合を達成したベテラン左腕のデービッド・ウェルズ投手に似ていることから、「やせたウェルズ」と評した関係者の談話を載せた。（ニューヨーク時事通信社）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人気blogランキングへ