ぶち破れ！おれがヤル ! 虎　想い　２０１９

赤星憲広が１日、西宮市の甲子園新室内練習場で車イスの贈呈式を行った。今季の３５盗塁に合わせて、大人用２５台、子ども用１０台の合計３５台を病院や施設に寄贈する。ずらりと並んだ車イスのひとつずつに自らサインを記していったが、表情はどこか晴れなかった。昨年の５０台から半減したのが原因ではない。「数がどうというよりも、特別な車イスがないのが残念」。盗塁数に盗塁王獲得記念のスペシャルバージョンを加えていたが、６年連続のタイトルを逃し、製作できなかった応援してくれるファンのためにも、赤星は盗塁王奪還を誓った。その基本となるプランは原点回帰だ。「チームを勢いづけるためにも、アウトになってもガンガンいく姿を見せることも必要」今季は盗塁成功率がプロ入り最低の７割２分９厘。年々マークが厳しくなり、簡単にスタートが切れなくなった「消極的になっている証拠」と反省。積極姿勢を取り戻すことを掲げた。車イス寄贈は０３年から始め、４年間の総数は２３２台となった。「野球をやっている間は１つでも多く贈りたい。厳しい数字だけど、せめて倍は目標にしたい」と今後のノルマを明かした。これが実現すると、史上４人目の５００盗塁達成は確実。あえてハードルを高く設定し、赤星が再スタートを切る。来年はやってくれるでしょう。あかほっさん、根がまじめだから、『選手会長』が負担になっているのかも。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人気blogランキングへ