ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
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「ポスト矢野」に新人清水『45』が名乗り

2007.03.02 Friday

清水誉捕手が高知・安芸キャンプ打ち上げの1日、3日のオリックスOP戦(京セラD)の先発マスクに指名された。岡田監督も惚れた新人が、ポスト矢野に名乗りだ。
“ポスト矢野”をにらんでの大抜てき。買われたのは秀逸な頭脳、周到な準備に裏付けられたリードだ。初のキャンプを打ち上げたこの日、新人・清水にOP戦先発手形が授与された。「今やっていることを継続してやっていくだけです。結果を残さないと(開幕)一軍には残れないと思います。(キャンプ時とは)投手の状態も変わっていきますし」
 高知・安芸での1カ月を全力で駆け抜けた。最終日もブルペンに足を運び、一軍投手陣の球質、球種をしっかり頭にたたき込んだ。2月1日は二軍で迎えたが、これは疲労性の右ヒジ痛に配慮した首脳陣の配慮だ。19日に満を持して昇格。巧打と堅守で評価を上げ、それを高めたのが前日2月28日の紅白戦だった。
「(OP戦は)スタメンで使うよ。そりゃ当然よ。あれ見せられたらなあ」
2月28日の紅白戦で、吉野(マウンド)とコンビを組んだ清水。このリードに指揮官が惚れた。キャンプを総括した岡田監督は、その目にまだ残像を残していた。虎将をうならせ、ホレさせたわずか19球。白組で途中からマスクをかぶり、吉野と組んだ五回のリードだ。変則左腕の代名詞といえるスライダーを1球も使わず、直球とシュートで左打者3人を料理した。「大したもんよ。ストレートは基本線や。何の裏もかいてない」。絶賛は止まらなかった。
プロ入り以来、投手の特徴を『清水ノート』に記してきた。吉野は同じ途中昇格組で、キャンプ序盤からブルペンで受けてきた投手だ。「初めて受けていたらできなかったと思う」。積み重ねが“ここぞ”で生きた。文武両道を志して地元の公立進学高・小野高から関学大に進んだ素地もある。大学では3年間で卒業単位を全取得。すべてに準備と用意ができる男だ。
 今年で39歳になる矢野の後釜として、浅井、狩野らが競ってきた。しかし正妻を脅かすどころか、次代を任せられる存在も定まっていない。沖縄帰りの一軍組との競争で、気付けばルーキーが2番争いに参戦。開幕一軍も大きく見えてきた。
 3日のオリックス戦(京セラD)から、矢野が登場予定の10日の巨人戦(甲子園)までがテスト期間。2日は3日に新人バッテリーを組む先発予定の希望枠左腕・小嶋と鳴尾浜で“予行演習”を行う。備えに憂いなし。未来の正捕手はどこまでもしたたかだ。

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