ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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小嶋『29』 開幕ローテが見えた!

2007.03.04 Sunday

小嶋がオリックス戦で初先発し、4回を被安打1の無失点。紅白戦、練習試合からの連続無失点を「8回」とした。
 また「ゼロ」を続けた。誰もが緊張するOP戦の初陣。しかし小嶋は何事もなかったかのように“初仕事”を終えた。「打たせて取ることもできたので、良かったです。目標は4回をきっちり抑えることだったので、100点だと思う」満点をつけた。そしてちょっぴり胸を張った。実戦だから味わう“試練”が2度。それを、ことごとく切り抜けたとあって、自己採点の「100」に重みがあった。
一回一死。大引に四球を与え、北川には実戦初被安打となる中前打を浴びた。いきなりのピンチ。しかも失点につながる危険性の高い四球がらみ…。
「きょうはやってもうた、と思った。でも、試合前に、ピンチでも落ち着いてやろうと決めた」アレンを直球で空振り三振。続く大西を、この日最遅の103キロのスローカーブで投ゴロ。「抑えて、そこから楽になりました」。乗っている男は鮮やかなフィールディングも見せた。
0ー0で迎えた三回一死。左打者の坂口が三塁線にバントを敢行。マウンドを降りる。背中越しに一塁ベースの位置を確認した。振り向きざまの送球。間一髪。反射神経が自らを救った。セットでの投球に奇襲への対応力。スコアボードに4つ並んだ「0」よりもベンチは価値を見いだす。
「ローテはまだ考えてないけど、一軍の戦力でいけるのは間違いないわ」
真剣に考えてくださいよ、今まで投げた投手の中で投球内容が一番いいじゃないですか。岡田監督は公式戦での起用法については明言を避けた。逆に言えば、それだけ可能性を感じているという証し。昨年2月、打球を受けて左あごを骨折し、約半年間まともに食べることすらできず走り込んだ。そんな強靱な下半身が最大の武器でもある。「ドンドン、実戦で投げないと…。次があれば、自分の力を出していきたい。収穫? スローカーブです」「あと1、2回はいけたと思う」 謙遜しながらも頼もしいセリフが飛び出した。

★家族も感無量
三塁側スタンドには両親、弟、祖母と“小嶋一家”が大集合。「息子が、あのマウンドで投げているのが、いまだに信じられない。普段は優しくて、のんびり屋。兄弟げんかも一切したことがない。でも、野球になると目が変わる」と父・恵之助さん(53)。石川・遊学館高校進学前にキャッチボールをしたことを思いだし「カーブを投げられたんです。もう全然捕れなくて」。4年ぶりの観戦となった祖母・さか江さん(71)も感無量の表情だった。


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