ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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浜ちゃん 駆けつけ1本 

2007.03.12 Monday

出口へと急ぐ虎党の足を、寒空に響く快音で釘づけにした。やっぱり、この男には、聖地が似合う。ウップンを晴らす一撃で、浜中が息を吹き返した拍手「甘い球でした。これからもがんばるだけです。」試合後も、表情は硬いまま。まだまだ、こんなもんじゃない。短いコメントに、反骨心がにじみ出ていた。
 3点ビハインドの九回一死一塁。4試合ぶりの出番が回ってきた。針金を通したように、背筋をピンと張り、ニラみをきかせる。2日間の特打から得た教訓だ。カウント2−2からの5球目、虚人4番手・真田の真ん中低め、126キロスライダーをとらえた。屈辱の思いを乗せた白球は、中堅・松本の頭上を軽々と越え、ワンバウンドでフェンスに達する二塁打。2月24日、OP戦開幕オリックス戦(安芸)の第1打席の中前打以来、15日、8試合、15打席ぶりに「H」ランプを灯した。
大忙しの1日だった。甲子園で虚人戦の試合前練習が始まった午前9時20分。 浜中は鳴尾浜球場にいた。前日10日に続き教育リーグ・ソフトバンク戦に出場するためだ。午後0時30分開始の二軍戦に3番・右翼で先発。3タコ目を喫した六回の打席を終えると、「がんばります」と言い残し、ユニホーム姿のまま、タクシーに飛び乗った。行き先は、約3キロ離れた甲子園。五回裏には一塁ベンチに入り、そのときを待った。 「ここで打つのと打たんのでは、全然違う」とダブルヘッダーを課した岡田監督は、起用法にこだわった。「(浜中は)左投手のときは出さんかった。左専用とちゃうからな」。六回から登板した左腕・前田には、あえてぶつけなかった。一軍で使うなら、代打ではなくスタメン。右投手を打たないことには、話にならない。厳しく接する指揮官の親心に、孝行息子は応えて見せた。「あした(12日)からは、4番を打たす。本人にも、チームにとっても大きい」と岡田監督は、4番回帰を明言した。OP戦1勝6敗2分けの最下位。ここ5試合で10得点。虎の得点力不足は深刻だ冷や汗浜ちゃんが救世主になってくれるだろう!?



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