ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
<< April 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

ジャン4回「無四球」 0封!

2007.03.17 Saturday

エステバン・ジャンが16日、ロッテとのオープン戦(千葉)に先発し、4回を無失点。球数を抑える打たせて取る場面と、走者を背負っては三振を奪う使い分けの投球術を見せた。故障で調整遅れの安藤、福原が開幕ローテーション入り絶望的だが、心配はご無用。阪神では1965年(昭和40年)のバッキー以来,42年ぶりとなる外国人投手の開幕白星を目指す。
振るなら、どうぞ。初回1死。ジャンの持ち味と魅力が発揮された。青野を初球、内角145キロ直球で三ゴロに打ち取る。続く里崎も初球、外角直球で遊飛。早いカウントでも細心の制球は、バットに当てさせても安打にさせない。たった6球で三者凡退のスタートを切った。
走者を背負えば、三振を狙う。2回裏2死一、二塁。早川をフルカウントから落差のあるフォークで空振り三振に取る。両手でガッツポーズを作って、マウンドから駆け下りていった。相手打者のバット軌道を常に支配していた。4回無失点の全45球。開幕へ、自信は高まるばかりだ。
ジャン「(阪神と)契約したときから先発として来たし、楽しむためだけに来たわけではない。チームを勝たせるために来たので、(ローテの)中に入れるようにしたい」。迫力十分の巨体に加え、いかつい風貌だが、投球は実に繊細だ。前回9日オープン戦(対日本ハム)では3回を無四球無失点。そしてこの日も無四球。岡田監督は「あれだけ少ない球数でアウトを取ってくれるから守ってる方も楽やで。で、攻撃につながっていくよな」とニンマリ。テンポのいい投球は、野手にもいいリズムを与え、攻撃に移れる。福原、安藤の開幕ローテ入りが絶望的となった今、下柳と共に先発の柱であることに違いはない。
開幕投手もいまや、最右翼に浮上している。岡田監督はこの日、「言う必要ないやろ。予告先発ちゃうで」と開幕投手について言葉を濁したが、ジャンが投げるたびに評価を上げているのは確かだ。阪神で外国人投手の開幕投手が実現すれば、87年のキーオ以来となるが、白星は65年のバッキー以来となる。すでに首脳陣は開幕ローテーションの陣容を固めつつあるが、ジャンに大役を任せられる信頼感が生まれていることは間違いない。強く繊細なマウンドの魔術師が、30日の開幕マウンドに君臨する可能性は日々高まっていく。





人気blogランキングへ

コメント

コメントする

トラックバックURL

http://ps5.tblog.jp/trackback/133819

トラックバック

Profile

Category

Archives

Search

このブログ内の記事を検索

Recent Comment

Recent TrackBack

QR Code

Other