ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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脅威の8番打者? OP戦・球団初8連勝だ!!

2007.03.23 Friday

関本が22日の横浜戦(横浜)で『8番・二塁』で先発し、2安打2打点と勝負強さを発揮した。オープン戦8連勝は52年以降では球団史上初。セ・リーグ首位にも浮上した拍手
総移動距離はなんと2800キロ。どんなハードスケジュールでも“猛虎の桜前線”は止められない。疲れ知らずの打線がオープン戦初の先発野手全員安打もマークして、ロード8連勝でフィニッシュだ。「長かったな。移動ばっかりやったしな。甲子園に帰ったら、落ち着いて練習できるやろ」
本拠地をセンバツの高校球児に明け渡し、11泊12日という長期ロードが終わった。帰阪の途に着く岡田監督に疲れの色はみえない。「投手(9番)の前で、3割近く打ってるからな」。“脅威の8番”がドッシリと構える打線に、手応えをにじませた。
07年新打線で光ったのは関本だ。まず二回一死二、三塁。先発・土肥の外角変化球を、関本が右前へ技ありの先制適時打。四回にも無死一、三塁から、真っ直ぐを引っ張り左翼線へ適時二塁打を放った。「外のシュートと、内の真っ直ぐを頭に入れていた。コースに逆らわずに打てた」と、2安打2打点に胸を張った。
昨年後半は不動の2番を務めた。33犠打はチームトップで、岡田監督も「陰のMVP」と絶賛した。今季も当初は本命視されたが、鳥谷、赤星の1、2番コンビ誕生とリンクしてに“降格”した格好。だが、下位でも59打数19安打で、打率.322と輝きを増す。8打点は鳥谷の9打点に次いで、今岡、林に並ぶチーム2位タイ。快進撃の陰の原動力になっている。
すでに岡田監督は開幕オーダーを明言しているが、関本の耳には直接届いていない。「オレって8番なの?」と、試合後になって逆質問してきたほど。打順へのこだわりを捨てていた。
「2番も8番も同じ。状況に応じた打撃をするだけ。チャンスでは大振りしないことを考えている。当てにいくつもりもない」と関本。打席でも常に冷静でコンパクトスイングだけを意識。勝負強さの要因を自己分析してみせた。「開幕が近づいて、みんな分かっている。開幕に向けて、個人個人が調子を上げていったらいいんやからな」岡田監督はまだ八分咲きを強調。一時はオープン戦単独最下位に転落したが、総合3位でセ・リーグ1位に浮上した。
常に進化している関本「いつまでたってもポップな人とは完全に差がつきましたね。」8番におくのは、もったいないぞ!お・か・だ


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