ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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アニキ同点弾!6月「巻き返せる」

2009.06.01 Monday

「日本ハム4-4阪神」(31日、札幌ドーム)

アニキが奮闘した拍手八回に同点の12号ソロ。
延長十回には中前打のあと二盗に成功。
十二回にも一死から左中間二塁打を放った。
勝利へ見せた執念…それでも勝てなかった。
17安打を放ちながら、12残塁で4点のみ。

本塁打は「狙うことがある」。1点を追う八回先頭。
金本はまさにその場面で起死回生を狙った。
林の初球。落ちきらない変化球を逃さなかった。
打った瞬間、オーバーフェンスを確信する完ぺきな弾道。
右翼手稲葉は一歩も動かない。金本は緩やかな足取りで一塁へ向かった。
敵将が七回から主砲封じに指名した左腕を瞬殺。
値千金の一撃が右中間最深部へ飛び込んだ。
「最近は左のほうが好き」と放言する主砲が、
セオリーをあざ笑う一振りで札幌のホーム席を凍らせた。

金本の12号同点ソロが午後2時開始のデーゲームを“ナイター”へ導いた。5時間6分のドローゲームは、両リーグ通じて今季最長試合。
関西から駆け付けた虎党は最終フライトへ急ぎ、勝敗を知らぬまま
席を立った。4番が残り2打席も安打を重ね、今季6度目の猛打賞。
5月23日以来6戦ぶりの固め打ちも、勝利を呼び込めない。
試合後、金本は口を結んだままコーヒーを手にバスへ乗り込んだ
。借金は7のまま。表情がほころぶはずもなかった。

リーグ戦の悪流を変えるべく交流戦も、ここまで3勝5敗2分けと波に乗れない。金本には言い尽くせない危機感がある。4月の月間MVP受賞会見で「去年優勝できなくて、何ら戦力に変化のない中で、個人個人がレベルアップしないといけない」と、低迷チームに突きつけられた課題を吐露した。

 その思いは、開幕前から行動に表れていた。2月の安芸キャンプ。金本は宿舎の自室で8年目の藤原通と向き合った。「教えて下さい」と懇願する後輩の目前で何度もバットを振り、自身の理論を伝授した。過去7年の大半を2軍で暮らす28歳は金本の教えを忠実に守り、5月19日にウエスタン首位打者として1軍に昇格(同25日に葛城の再昇格で抹消)。金本は遠征先の福岡で藤原を歓迎し、食事に誘った。「あれだけひたむきな選手は、何とかしてあげたい」。戦力底上げの意味も込め、藤原のような若い力をレギュラーに引き上げたい思いがある。

 延長十回。同点弾の次打席で中前打を放ち、勝ち越しの走者で一塁に立った金本は、二死から代打清水の2球目に今季2個目の盗塁を決めた。痛む右足の付け根にはまだテーピングが巻かれてある。プロ1安打の控え捕手に決勝打を託し、身を削って得点圏のベースへ滑り込んだ。延長十二回。今度は二塁打で決勝の走者となり、二死から21歳大和の打席で、大きくリードをとり本塁をうかがった。

 「巻き返せると思う」。金本はそう言う。チーム全員の力が欲しい。
北の地で4番が狙い打ちしたアーチに、不屈のメッセージが込められた。
さんすぽ

アニキの言葉をしんじ
チーム力をしんじ
応援するしかない

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