ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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【43】西村プロ初勝利!劇勝呼んだ激投

2010.03.28 Sunday

<阪神4x−3横浜>◇27日◇京セラドーム大阪

 ジョーもほめた、喜んだ! 2年目、西村投手がプロ初勝利を挙げた。3−3で迎えた白熱の延長11回。必死継投を続ける真弓監督から
大事な7番手を託された。横浜の内川、村田らをキッチリに3者凡退。
その裏の城島弾を呼び込んだ。肝っ玉の座った若武者右腕が、
記念すべき初お立ち台を城島とのコンビでつかんだ。

 プロ初勝利という理由だけではない。チームに大きく貢献した証し
として、西村が自身初のお立ち台に、城島と2人で上がった。
投入の際には城島に声を掛けられていた。
インタビューでその内容を問われると
「思い切っていけと言われました」。
隣から城島が「そんなこと言ってないよ!」と割り込んだ。
ジョークで笑いを誘ってくれた先輩の気遣いがうれしかった。
城島に手首をつかまれると自然と、勝者のガッツポーズをつくっていた。

 わずか7球だが、価値ある投球だった。息詰まる展開での今季初登板。メッセンジャー、球児ら勝ちパターンの投手6人をつないできた後の
延長11回だった。横浜早川を三ゴロ、内川を遊ゴロ。そして4番で
日本屈指の長距離砲、村田を迎えた。同じ福岡出身の先輩に真っ向勝負。「4番ですし、昨日の安藤さんからの本塁打を見ているので、
力が入りましたけど、自分の投球ができたら大丈夫だと思いました」。
追い込んでから最後はスライダーで空振り三振。
いつもはポーカーフェースの若虎が、右拳を握りしめるほど熱くなった。

 福工大城東高時代は補欠投手。九産大に進学してもでも
「140キロ出ないとプロには行けない」と言われ続けた。
転機が訪れたのは2年時に出場した明治神宮大会の1回戦、上武大戦。
この日と同じ3−3のスコアだった9回からマウンドを託された。
15回までもつれた試合で球速は140キロ台中盤を連発。
相手打線を3安打に抑え最後まで点を許さなかった。
阪神で同僚となる石川に投げ勝った。ここ一番で周囲を驚かせる
底力を発揮することを、この日も確かに証明した。

 小さいころから大のダイエー(現ソフトバンク)ファン。
あこがれの目で見てきた城島とともに、記念すべき日を迎えることが
できた。城島の日本復帰1号ボールは、西村にとって初白星のウイニングボール。行方不明となっているが、発見されれば優しい先輩は記念球を
譲ってくれる手はずになっている。
「手元に来たら実家に送りたいと思っています」。
福岡の両親に預けているコレクションの中に大事な勲章が加わる。
さんすぽ
 

 

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