ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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安藤、ブーイングに耐えた!ピンチをしのいだ

2010.08.01 Sunday

<阪神5−5中日>◇31日◇甲子園

 そこはまるで「敵地」だった。延長12回。
この回が2イニング目となった安藤は、安打に自身のボークなども
重なり、無死満塁のピンチを背負った。打席には首位打者を走る
中日和田を迎え、カウントは2ボール。本来は応援すべきファンから
容赦ないブーイングが浴びせられる、屈辱のマウンド。それでも今季、
球団史上初の3年連続開幕勝利投手に輝いた男は耐えた。

 「もう開き直っていった」。カウント2−2から、
ワンバウンドになるフォークボールでハーフスイングを誘い
空振り三振に仕留めると、後続2人もピシャリ。
無死満塁という絶体絶命のピンチを、奇跡に近い無失点で切り抜けた。「何とか粘れてよかった」。チームを窮地から救った。

 ファンから届いた1通の手紙が、折れそうになった安藤の心を
つなぎ留めている。それは励ましや希望に満ちた内容ではない。
開幕して1カ月後、不振で2軍落ちした時に受け取った便せんには
たった1行、こう記されていた。「安藤、お願いだから、
もうずっと2軍にいてくれ」。

 心ないファンの愚行。ただ、必死に不振脱出を図る男は
その声を真摯(しんし)に受け止め、野球道具を持ち運ぶバックに
ずっと保管している。「常に目につくところに置いときたかった。
この世界は結果がすべて。結果が出ない人は消えていくしかない。
だから見返すしかない」。プロになって受けた最大の屈辱。
安藤はそれを、自身を奮い立たすための力へと変えた。

 1カ月半の2軍生活を終え、7月1日に1軍再登録をつかんだ。
復帰初戦の中日戦で7回1失点と好投しながら、勝利投手になれず。
2度目の先発(7月7日ヤクルト戦)で4回9安打9失点と打ち込まれ、敗戦処理的な立場の中継ぎに回された。プライドは大きく傷ついたかも
しれないが、今は後ろを振り向くわけにはいかない。
安藤の目はまだ、死んでいない。
ニッカン

チームとしても
安藤の力は必要だと思いますよ!


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