ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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『鳥谷に打たせてほしかった』

2012.05.29 Tuesday

「バントですかねぇ。打たせてほしいなぁ」

 ラジオから吉田義男・阪神元監督のため息にも似た言葉が
聞こえてきた。昨日28日の阪神−西武戦で唯一甲子園球場の
スタンドがわいた六回、無死一塁で「3番・鳥谷」の打席を
迎えたときのことだ。阪神ベンチは初球に送りバントを命じ、
その回無得点に終わった。

 「なぜ鳥谷に打たせない?」は、あの日スタンドを
埋め尽くした虎ファンの共通の思いだった。

 吉田氏の「なぜ?」は試合後も続いた。球場1階にあるOB室で
同じくラジオ解説の仕事を終えて入ってきた平田勝男・前2軍監督に
「あんた、どう思いなはる?」と聞いた。

 平田「六回ですしね、ここは絶対に送りバントはありませんよと
放送で言ったとたんに、バントでしょ、思わずえぇっ!と
叫んじゃいました」

 吉田「そやろ。わたしもあんたによう送りバントさせたげど、
平田と鳥谷のバントは違うわな」

 昭和60年「日本一」になった吉田阪神は徹底的に
バントで走者を送った。が、それは、バースや掛布、岡田の
打席の前に得点圏に走者を進めて投手にプレッシャーを掛けるもの。
送るべき人が送り、打つべき人が打つ−それが吉田阪神の野球だった。

     □

 昭和54年に私は当時2軍監督だった安藤統男氏から
「タイガース魂」を伝授されたことがある。

「1点リードされた七回に無死一、二塁で3番に打順が
回ってきた。アマチュア野球じゃ迷わず送りバントの場面。
でもプロは違う。ファンはこの場面で3番打者にタイムリーヒットか
ホームランを期待し、それを見るために入場料を払っている。
仮に併殺打で無得点に終わり、試合に負けたとしても、
それはその場面で打ち返せる3番を育ててなかったチームの問題で、
けっして作戦のミスじゃない。勝つことが使命だが、
プロにはそれだけではないもっと大きな使命があるんだ」

 ファンを魅了するプロの野球。単に勝つだけではなく、
常にプロの技で魅せる−それが「タイガースの野球」だった。

 いまプロ野球界には由々しき風潮があるという。
それはチャンスで犠牲フライを放った主軸打者をベンチで
ハイタッチで迎えるという習慣だ。

 「昔はね、チャンスで犠牲フライに倒れた主軸打者は、
自分に腹を立ててベンチに戻ってきた。側にも近寄れないほど
怖かったもんだ。彼らにとって犠飛は失敗。それだけレベルが
高かったということ。点が入ったから喜ぶのはアマチュアの野球。
本当のプロのベンチはもっと厳しい」と、ある野球関係者は嘆く。

 薄れてきたプロ意識。いまプロ野球の試合を見て、
何か物足りなさを感じるのはそのせいだろうか。
「わたしらの野球とは違いますなぁ」と吉田氏。
日本一監督にこんなため息をつかせてはいけない。

(編集委員・田所龍一)

    ◇

バントを決めただけで、ベンチでハイタッチ
塁に出ただけで、ベースコーチとのやりとり
などなど。。。
そんな場面が多すぎる
昔からの野球ファンはいちいち
そんな小さなことで喜ぶ場面を見たくはない
チャンスで、新井が右打ちをする場面が
たびたび見られる
チャンスでより窮屈にはなっていないか
と考える
三振してもいいから
ホームランを狙ってこい
でいいのではない?
それで打てなかったら
ファンはやじり飛ばせばいいし
ベンちはだれとは言わず交代させればいい
いまのスタメンで真のレギュラーが何人いるだろうか
悪くても交代がない選手ばかりでは
「競争がなければ」
真の強さは生まれない
だから、ここいちに弱いのである
たとえば平野みたいに何年たっても
犠バントはへたのまま、粘って出塁する場面は
ほとんどない、しかもぽっふフライも多く
1,2番打者としては不適合
いつまで打たすのか大いに疑問でしょうがない

鳥谷も試合を決められない
新井が打たなかったら、鳥谷が4番をつとめたらいいが
それができないところに
現状の阪神の弱さがあらわれているんではないでしょうか。。。



今季は特にロースコアのゲームも多く
3番のバントはなしとはいえないとは思いますが
見ているファンからすればつまらないでしょう
それが観客動員数の減少に繋がっているとも
いえはしないでしょうか・・・



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