ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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金本監督、陽川に密着90分!「ボールを運ぶ感覚」直伝

2016.02.13 Saturday


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阪神春季キャンプ(12日、沖縄・宜野座村)熱血アニキ塾!! 
金本監督が陽川(ようかわ)内野手(24)を計90分間にわたって、
直接指導した。前日11日の紅白戦で、チーム実戦1号となる
特大弾を放った大卒3年目。その可能性を生かすべく、
外野練習もスタートさせた。
大きく育てたい。だからこそ気になったことはすべて言う。
やらせてみる。全体練習後に行われたメーン球場での特打。
若手4人が打ち込む中、金本監督は陽川だけに、つきっきりになった。

 「あれこれ言い過ぎかなというくらいだけど、あえて。
1つだけ言った方がうまく身につくとは思うけど、
もっと先を見てね。小さなことにこだわらず、全体を
見て直していくのがいいかなと」 他の3人が終了後も
15分ほど残して、計1時間15分。通常のフリー打撃を含めて、
今キャンプ個人に対しては最長の90分間の熱血指導だ。

 ロングティーの途中には、自ら左手だけでバットを持ち、
21スイングの手本も。左打者なら左の乳首にぶつかるくらい
左肘をたたむのが金本流。「(陽川は)バットに当たってドンで
終わっているから。しっかりヘッドを効かせてボールを運ぶ感覚を、
覚えてほしかった」と直伝した。

 さらに内外野に分かれてのノックでは、初めて外野に入れた。
「足が速くなっていたね。しっかりトレーニングしてきた成果。
体重が増えているのに、タイム走は速くなっていた」。

陽川は昨秋キャンプ時に比べ、体重は85キロ→91キロ、
30メートル走は4秒28→4秒08と筋肉で体重を増やすことに成功。
中学生以来という外野守備も、本人は「これから実戦に入って、
どんどん挑戦していきたい」と意欲的だ。朝は北條らと早出でノック。
守備力向上に必死だが、一、三塁より外野の方が、
出場の可能性が上がるのは間違いない。

 「監督にはいろいろ言われました。構えたときに軸足に
体重をかけることや、バットの出し方…。しっかりと
吸収していきたいと思います」

 目を輝かす24歳にアニキは「2つくらい、ここ1日2日で
言ったことがパッとできていた。
『できるじゃないか、このヤロー!』って」と目を細めた。
変われると信じるからこそ、次々と叩き込む。
伸びあぐねた2年間からの脱却へ、ニュー陽川の予感が漂う。 



陽川にとっていい指導者にめぐり会えたって感じ
おお化けする可能性を秘めているからこそ
金本監督も指導に熱が入るんでしょう

陽川 尚将(ようかわ・なおまさ)

 内野手。1991年(平成3)年7月17日生まれ、24歳。
大阪府出身。金光大阪高から東農大を経て、
2014年D3位で阪神入団。昨季は1軍出場はなく
2軍で54試合に出場し、打率・213、3本塁打、16打点。
2軍通算は152試合に出場し、打率・230、9本塁打、54打点。
1メートル80、85キロ。右投げ右打ち。年俸840万円。
背番号「55」

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