横田、進化の3安打!掛布2軍監督「第2章の始まりだよ」
2016.05.15 Sunday
ウエスタンリーグ(阪神3‐1中日、14日、上富田)
横田(20)が14日、ウエスタン・中日戦(上富田)に
「4番・右翼」で先発し4打数3安打の乱れ打ち。
掛布雅之2軍監督(61)は「横田の第2章の始まりだよ」
と進化を予言した。2369人が集まった試合は、
先発秋山拓巳投手(25)が7回無失点と粘投。
3−1で勝ち、貯金を5とした。
横田の3安打はいずれも追い込まれてからのヒット。
そこに進化の鍵があった。
「追い込まれてからは、追い込まれてからの打撃を心がけていました」
20歳は表情を崩さずに淡々と振り返ったが、掛布2軍監督は
「横田の第2章が始まった」と新たなスタートと位置づけた。
二回はカウント2−2から三遊間を抜いた。四回には0−2から
外のボール球をしぶとく左前打にし、八回は2−2から崩されながらも
強く振って右前にもっていった。将は「(3安打の)内容は
よくなかったけども、メリハリを自分でつける形でやっていた」
と対応力の向上を認めた。
誰もが認める飛ばす力を持ちながら、1軍では結果を求めて、
当てにいく打撃が目立った。2軍落ち後はミスタータイガースに
4番を任され、二人三脚で打席の中でしっかりと“強弱”を
つけることを覚え始めた。流し打つだけではなく、
右方向への強い打球を意識。一皮むけようとしている。
試合前にも掛布2軍監督から上半身と下半身の連動性を説かれた大器は
「1軍同様、追い込まれてからも結果を残したいです」と話した。
ファームだからという意識はない。3安打を放ち、開催地の
和歌山名産の梅干しセットを贈られた。自身を追い込み、
日進月歩で内容を求めていく。
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