北條7・13日以来の適時打
2016.07.31 Sunday
阪神8−2中日、17回戦、中日9勝8敗、30日、甲子園)
打球はゆるやかに弧を描き、右前にポトリと落ちた。
北條が後半戦初のタイムリー。試合の流れを決める追加点となった。
「1ボールだったので、アウトコースを張りました。
ボール気味だったけど、いい打球の遅さになりました」
四回だ。先頭の福留が中前打で出塁すると、二死から新井が四球で
一、二塁の好機。2球目のスライダーをバットの先に当て右前打とし、
二走・福留が全力疾走で本塁を駆け抜けた。
7月13日のヤクルト戦(神宮)以来の適時打だった。
試合前までの得点圏打率は・151と見せ場に弱く、
自身も後半戦の課題として挙げていたポイント。
後半戦11試合目にしてようやく一打を放った。
さらに守備でも魅せた。六回先頭のエルナンデスが左翼方向へ
ファウルフライ。遊撃のポジションから背走し、これを好捕した。
鳥谷がスタメンから外れ、遊撃での先発は4試合連続4度目だが、
青森・光星学院高(現・八戸学院光星高)時代から守ってきた定位置。
持ち場で本領を発揮した。攻守に活躍したが、満足はない。
「ほっとしたとか、そんなのじゃない。毎試合毎試合、
できたチャンスで打てるようにしたい」
目指すものにはまだ届かない。手に残る感触を道しるべに、
さらに成長していく。
今季は1軍1年生みたいなもの
どんどん経験値を上げていく歳
データBOX
◎…阪神・北條が四回二死一、二塁で右前へ適時打。
適時打は7月13日のヤクルト戦(神宮)以来で後半戦初。
走者を得点圏に置いての適時打は、6月24日の広島戦(マツダ)
の四回一死一、二塁で左翼線二塁打を放って以来。
今季得点圏では54打数9安打で打率・167
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