ジャン意外な死角!?
2007.02.13 Tuesday
言葉が通じない、セカン、サーッはやめてくれ〜。ジャンに意外な「死角」が発覚した。12日に投内連係プレーの練習に参加したジャンは、捕手からの送球の指示が分からず立ち往生する場面を見せた。「セカンド」「サード」という塁の指定に馴染みがなく「ツー」「スリー」と数字のコールでようやく理解した。捕手陣も納得したが公式戦の緊迫したシーンでとっさに正確な指示ができるのか。不安の声?も上がった。見かけによらず機敏な足の運びで、ジャンは目の前のゴロを拾った。すかさず捕手と一塁手が二塁ベースを指差し「セカンッ!」と指示。だがジャンは、どこに投げていいのか戸惑った様子。ボールを持ったまま固まった。どよめきが午前中のメーン球場のスタンドに広がった。ファウルゾーンに戻ったジャンは久保チーフ投手コーチやオマリー駐米スカウトと通訳を介して協議。助っ投仲間のボーグルソンやダーウィンにも、必死に戸惑いを訴えた。「メジャーでも一塁から本塁までの各ベースはワン・ツー・スリー・フォーと数字でコールしていた。英語の数字で言ってくれ」ドミニカ共和国出身で、母国語はスペイン語。米大リーグで11年のプレー経験があり、英語も理解するが日本風の発音で「ファースッ(一塁)」、「セカンッ(二塁)」、「サーッ(三塁)」と声を張り上げられるとお手上げになった。説明をよく聞いた上で、この日は野手に「ツー」、「スリー」と発声してもらうようお願い。2度目のバント処理からは、問題なく指定された塁に送球した。サインプレーでのけん制など細かな動きは飲み込みが早かった。小さな“言葉の壁”もその場で解消し、ドミニカの怪人は意気揚々と連係プレーを切り上げた。だが捕手陣からは不安の声も挙がった。昨秋にハワイ・ウインターリーグに派遣された浅井は「ハワイでもワン・ツー・スリーで指示していたからすぐできましたけど、試合でとっさの時にちゃんと言えるかどうかは…」と首をひねった。
チーム関係者は「慣れの問題だが、今のジャンにはセカン、サーッは聞き分けられないだろう。メジャーでもラテン系の選手が増えたので今はツー、スリーでいっている」と話した。鳴り物入りの入団で、ブルペン投球、フリー打撃登板と見るものをうならせてきた豪腕ジャンが、ジャパニーズ英語でつまずいた!?
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チーム関係者は「慣れの問題だが、今のジャンにはセカン、サーッは聞き分けられないだろう。メジャーでもラテン系の選手が増えたので今はツー、スリーでいっている」と話した。鳴り物入りの入団で、ブルペン投球、フリー打撃登板と見るものをうならせてきた豪腕ジャンが、ジャパニーズ英語でつまずいた!?
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