初スタメン北條、2打点も好機3三振 金本監督「1つずつ勉強」
2016.04.11 Monday
(セ・リーグ、阪神7−8広島、
3回戦、広島2勝1敗、10日、甲子園)
大歓声も、タメ息も浴びた。北條がプロ初スタメンで、
収穫と反省の両方を手にした。
「タイムリーは1本出たけど、チャンスで三振という結果になった。
フライや転がしていたら、ランナーを進めることができた。
転がしたら1点が入っていたかもしれないので、悔いが残ります」
体調不良のヘイグに代わり、「7番・三塁」で先発出場。
高卒4年目に巡ってきたチャンスで、三回に快音を響かせた。
二死一、三塁で先発福井の135キロを右前に打ち返し、
プロ初適時打。「攻める気持ちを忘れずに振りました」。
一挙4得点に加わったが、それ以外では悔しさが募った。
二回一死一、二塁に五回一死一塁。そして七回一死一、三塁の
3打席で空振り三振。走者を進めることすらできなかった。
九回無死満塁では「何とか転がしてつなぐ意識しかなかった」
という一ゴロ。148キロの直球に食らいつき1点を加えたが、
「真っすぐに力負けしている感じだった。そこは課題です」
と反省が口をついた
昨季は代打で1打席の出場だけだったが、今季は
初の開幕ベンチ入りを果たし、4月3日のDeNA戦(横浜)
でプロ初安打を初本塁打で記録。ヘイグの代役に起用したのは、
指揮官の高い期待の表れ。若虎も将の思いに応えるように
必死のプレーを見せたが、未熟さも目立った。
金本監督は「最後、ボール球を振ったり…。七回の打席なんか、
スタートを(走者が)切るところでね…」と指摘しつつ
「でも、それは経験ですから。覚悟して使っているわけだから。
そういうのを1つずつ勉強していかないと」と続けた。
プロ初のフル出場は、1安打2打点3三振。「ヘイグや
レギュラーがけがをしたり、体調が悪くなったり、急なことが
起こったときのために、いつでも準備しないといけない」。
レギュラーを脅かす存在になるためにも、手応えも課題も次に生かす
今季は思いっきり経験地を踏ませてもらえればいい
9回の1ゴロはおしかった。 新井の好プレーに阻まれた
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