「２６」歳内 『勝てる投手になりたい』
2011.12.13 Tuesday
阪神は１２日、大阪市内のホテルで新人６選手の入団発表を行い、
和田新監督（４９）がドラフト１位・伊藤隼太外野手（２２）に対し、
来春の１軍キャンプ帯同を明言した。
まばゆいフラッシュを浴びた右腕の脳裏に、青と白のユニホームが
浮かんだ。ドラフト２位・歳内が壇上で静かに闘志を燃やした。
１軍への階段を駆け上がり、“強竜”をねじ伏せてみせる。
「（プロで対戦したい選手は）中日に入った高橋選手。
日本代表として戦った中で１番いい打者だと思います。
早く１軍にあがって、チームのために必死で頑張って、
勝てる投手になりたい」
今夏の甲子園後、高校日本代表として一緒に戦った
“戦友”を、ライバルに定めた。チームにとっても強敵である
中日の期待の大砲。負けられない。持ち前の負けん気の強さで、
好敵手を蹴散らしていく。
スプリットを武器にするが「その前にマウンド度胸とか
マウンドさばきをみてほしい。中学校の先輩でもある
田中将大投手（楽天）みたいになりたい」と理想像を掲げた。
宝塚ボーイズの大先輩のように、闘志を前面に押し出す投球で、
１年目からの活躍を目指す。
「姿勢とか考え方とがが試合に出ていると思う。
（自分も）マウンドで強い気持ちを持っていきたい」。
真新しいタテジマを身にまとっての決意表明。
歳内の虎伝説が竜倒から始まる。
（紙面から）
2年前の秋山投手の高校時代の映像と比較したら
秋山よりは下半身がどっしりしてそう
高卒１年目と言わず
即戦力になりうる逸材
ただ、ストレートの球速が
少しおそいのだけは
気になる
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