高山、プロ初サヨナラ打「監督にがっつくなと言われた」
2016.05.21 Saturday


(阪神4x-3広島、8回戦、4勝4敗、21日、甲子園)
阪神のドラフト1位・高山俊外野手(23)=明大=が
、同点で迎えた九回一死満塁の場面で、4番手の中崎から
プロ初となるサヨナラ打を放った。チームは貯金を1とした。
3-1とリードして迎えた九回、八回から登板していた守護神マテオが
代打・安部に3号2点本塁打を浴び同点に追いつかれた。
しかしその裏、先頭の大和が左中間へフェンス直撃の二塁打を放つと、
代打・今成が犠打。一死三塁で広島ベンチは福留、ゴメスを連続敬遠。
一死満塁で打席に立った高山は、カウント1-1からの3球目、
真ん中高めの142キロ真っすぐを右前にプロ初のサヨナラ打を放った。
お立ち台に上がった高山は「よく分からないですけど嬉しいです」
と第一声。「打ってやるっていう気持ちだけで打ちました」と
興奮冷めやらぬまま話すと、「監督にもがっつくなと言われたので、
ストライクゾーンだけ絞っていこうと思いました」と打席を振り返った。
6回1失点と好投も白星が付かなかった先発・岩崎については
「ずっと抑えてもらってるのに、なかなか点数取れないのがすごい
不甲斐なかったんですけど、最後ああいう形で(決まって)
よかったです」と勝利を喜んだ。
金本監督は試合後のインタビューで、「打つ方では板山が3安打
と良いところで打ってくれたり、最後は高山でね。ルーキー2人の
活躍でしたね」と若手の活躍をたたえた。鳥谷の7年ぶり8番起用には
「並びを見て、今の原口と比べた時に、原口のほうが今の時点では
まだ期待できるということで、思い切って8番にした」と明かした。
マテオをイニングまたぎでマウンドに送ったことには、「球児という
手もあったんですけど、マテオが八回9球で終わっているし、
球児が4連投になってしまうので…」と説明した。
岩崎(今季初登板。一回に1失点したが、6回を投げる)
「しっかり、次は立ち上がりから行けるように」
マテオ(八回から登板し、九回に同点2ランを打たれる)
「感じとしては良かったくらい。状態が悪いとは思わない」
大和(七回、左前適時打)
「ストライクゾーンに来たら打ちに行こうと思った」
阪神・片岡打撃コーチ(高山に)
「一時の底よりは上がってきている」
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