１９歳遼馬【５６】 ９試合１０イニング無失点
2013.08.05 Monday
＜巨人０−７阪神＞◇４日◇東京ドーム
おれも１０代だ。虎のリョーマが必勝方程式を任され、
躍動した。藤浪の後を受けて７回からマウンドに上がった
２年目右腕松田遼馬投手（１９）が、またゼロを刻んだ。
「リードした場面で初めてというわけではないですが、
初めてのような状況だったので。ホームランの出やすい状況なので
低め、低めを意識しました」
先頭ボウカーに強烈な打球を一塁へ飛ばされたが、
新井貴が体を張って止めてくれた。続く古城は自慢の速球で
空振り三振。寺内に中前打こそ許したものの、
最後は長野を投ゴロに打ち取った。
７回に５点を奪ったため、登板時は６−０と点差が開いていた。
中西投手コーチはたとえ１点差でも、
２番手で登板させていたことを明かした。
「（藤浪に）代打を出した時点で１点差だったけど、
遼馬とブルペンには伝えた。点差が開いたからといって
変わりもしないし」
これで７月１３日ＤｅＮＡ戦のプロ初登板から９試合連続、
１０イニング無失点。疲れの見え始めたリリーフ陣の
救世主になりつつある。
「いつでも腕を振ることを心がけています。初登板に比べたら、
考える余裕もありましたし、ほどよい緊張感でした」
たとえカウントを悪くしても、思い切り腕が振れる。
爽快感抜群のリョーマのピッチングが猛虎逆襲の武器になる。
若きクローザー誕生
になる日も近い
刺激を受け４年目秋山、
同級生歳内も、より飛躍してもらいたい
経歴[編集]
島原市立第四小学校では、2年から杉谷トータスでソフトボールを始める。
島原市立第一中学校では軟式野球部に所属し、投手を務めるようになる。
進路を決めるときに一時は県内の強豪校である長崎県立清峰高等学校を
目指していたが、自分の力で甲子園を目指すため
長崎県立波佐見高等学校を選択した。
高校時代は、1年生の夏から背番号「11」でベンチ入り。
3年春に第83回選抜高等学校野球大会に出場し、
１回戦で横浜高等学校に5-1で勝利するが、
続く2回戦で兵庫県立加古川北高等学校に0-2で敗退した。
夏にも期待をされていたが全国高等学校野球選手権長崎大会2回戦で
釜元豪擁する長崎県立西陵高等学校に1-5で負けて初戦敗退。
2011年10月27日、プロ野球ドラフト会議で阪神タイガースから
5位指名を受けた。11月29日、契約金3千万円、年俸520万円
（いずれも推定）で入団に合意した。背番号は56。
2012年シーズンは、4月21日のウエスタンリーグ・
対広島東洋カープ戦（安芸市営球場）で初登板を果たす。
その後、7月23日には1軍でのシート打撃に歳内宏明、
岩本輝、白仁田寛和と共に参加した[4][5]。
同年シーズンは一軍での登板は無し、二軍で8試合に登板し3勝2敗、
防御率3.86の成績。
2013年7月13日の対横浜DeNAベイスターズ戦（甲子園）
で中継ぎとして一軍初登板。1回を投げて無失点であった。
また、7月15・16日の対読売ジャイアンツ戦（甲子園）では
リードされている展開ながらいずれも無失点。
特に16日の登板では3番坂本勇人、4番阿部慎之助、
5番長野久義を3者凡退に打ち取った。
プレースタイル・人物[編集]
スリークォーターから繰り出す最速149kmのストレートに加え、
変化球はスライダー・スローカーブ・チェンジアップを投げる。
強気な性格で内角を鋭く突く投球に定評があるが、
制球力はまだ高い方ではない。
記録
初登板：2013年7月13日、対横浜DeNAベイスターズ10回戦
（阪神甲子園球場）8回表に3番手で登板、1回無失点
初奪三振：同上、8回表に石川雄洋から空振り三振
背番号
56 （2012年 - ）
登場曲[編集]
「LINKS!!」DEEP（2012年 - ）
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