燕の浜ちゃん あいさつ代わりの10発！！
2010.11.12 Friday
ヤクルトと入団で基本合意した前オリックスの浜中治外野手（３２）
が１１日、松山秋季キャンプ（坊っちゃんスタジアム）で初練習。
阪神時代の２００６年に２０本塁打した大砲候補はフリー打撃で
サク越え１０本と長打力をアピールし、畠山和洋内野手（２８）
らと争う左翼の定位置奪取に意欲をみせた
野球ができる喜びをかみしめた。第２クール初日。
練習に初めて参加した浜中が、フリー打撃で快音を連発した。
「今までずっと一人で練習してきたので、生きた球を
打つのは久しぶりの感覚でした。楽しくもあり、
しんどくもあり、良い一日でした」
１０月にオリックスから戦力外通告を受け、徳島などで
自主トレを行ってきた。打撃投手の投げる球を打つのは
約１カ月ぶり。それでも１２８スイングで１０本の
サク越えを放ち、首脳陣に長打力をアピールした。
入団で基本合意した前日１０日夜に松山入りし、
チームに合流。一夜明けた朝、宿舎での体操の時に
ナインの前であいさつし、拍手で迎えられた。
阪神時代に４番を任されたこともある３２歳が、
左翼の定位置争いに殴り込みだ。チームは右の大砲が不在。
今季途中に左翼に転向して４８試合に先発した畠山、
福地、楽天から新加入する宮出らと先発を争うことになる。
フリー打撃に熱視線を送った小川監督は「（左翼の）候補の一人。
春のキャンプ、オープン戦で判断する」と明言した。
「長打力でアピールしたい」と浜中。戦力外からレギュラーへ。
浜ちゃんが“リストラの星”になる。
さんすぽ
狭い神宮なら、浜ちゃんの長打力がより生きる可能性大
阪神にとって嫌な存在になってもらいたい
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