ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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金本イズム全開!北條マルチ安打

2016.02.12 Friday


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阪神春季キャンプ(11日、沖縄・宜野座村)
2016年初実戦で“金本イズム”全開だ! 
阪神が11日、宜野座キャンプ初の紅白戦を行い、
高卒4年目の北條史也内野手(21)が同期の藤浪撃ちを含む
2安打を放てば、大卒3年目の陽川(ようかわ)尚将内野手(24)
は特大弾。金本知憲監督が心血を注いで指導してきた若虎が
徹底して強振。超変革の予感を漂わせた

宜野座のスタンドを埋めた1万1000人のファンも
新たな息吹を感じたはずだ。今キャンプ初の紅白戦。
若虎2人が必死に出した答えに金本監督は小さくうなずいた。

 「とにかくストレートに振り負けない。
まずはそういうことが大事だから。一番、基本だから」

 強烈な光を放ったのは、紅組の「2番・遊撃」で先発した北條だ。
一回。初球に156キロを出した藤浪に対し、2球目。
152キロを力強く引っ張った打球は、鋭く三遊間を破っていった。

 「(藤浪の球に)ビックリしたけど、同級生なんで打ってやろうと。
真っすぐを狙ってポイントを前にイメージしました」

 強く振る。速球に負けない。就任以来、指揮官が唱えてきた
金本イズムが藤浪撃ちという形で表われた。
三回にも岩崎から中前適時打を放ち、マルチ安打だ。

 “ポスト鳥谷”を指揮官は打てる素材と認め、
第2クールでは鳥谷同様に、外角球を逆方向へ強く打つスイングも伝授。
特打もつきっきりで見守ってきた。「毎日ヘトヘトになるまで
追い込んでやっていかないといけない」と燃える21歳。
すると今度はプロ3年目の和製大砲候補が快音だ。

 白組の「6番・一塁」陽川が二回二死、ローテ入りを狙う
岩貞の144キロを一閃した。強い逆風を切り裂き、
左翼へ16年チーム1号。これには金本監督も納得顔だ
「追い込まれた(カウント1−2)後でしょ? 
そういう場面でストレートに振り負けないというね」。
陽川に対しては軸回転を意識させ、腰をしっかり回すよう
指導してきた。テークバックでも、
腕を引いてタイミングをとる方法を助言し、
試合中のベンチ前で直接指導。
「だいぶテークバックがさまになってきた」と目を細めた。

 陽川も「追い込まれて何とかしなければと。
うまく体が反応してくれた。実戦でしっかり結果に
こだわっていきたい」と意気込んだ。2人とも、
即レギュラーを与えられるという立場ではない。
しかし、とにかく速球派に圧倒された昨年までの
“虚弱体質”はそこにはない。伸び悩んでいた若手が、
目をギラギラさせている。

 ネット裏の巨人・樽見スコアラーは
「陽川は金本効果が出ているのかな。緒方も北條も岡崎も。
言い方は悪いけど、当落選上の選手が目立ってきた。
若手もいいアピールをしている」と明らかな変化を感じ取っていた。

 金本監督のハードルは高い。「(陽川は)まだまだ発展途上。
まだ1軍レベルの土俵には上がっていないと思う」と話したが
「ひとつひとつの階段」と付け加えた。千里の道も一歩から。
根本から変える。地道に階段を上がった先に、確かな変革が見えてくる。 


★2ストライクから粘る“三振禁止令”も浸透

 金本イズムは、2ストライクからの打撃にも表れた。
2ストライクに追い込まれても、粘る打者が続出した。
紅組は二回の上本が9球、四回の岡崎が9球、
白組も一回の荒木が11球など、とにかく追い込まれてから
ファウルなどで粘った。

 紅白戦前に特に指示は出していなかったというが
「当然のことだから。ベンチからも言っていたよ。
『三振ダメよ』と」と金本監督。第2クール最終日に行われた
シート打撃では一死二、三塁に設定して
「追い込まれるまでは自分のスイングをしていい。
追い込まれたら絶対に三振しない。ポップフライを上げない」
というテーマを持たせていた。打席でも簡単に諦めない執念を
浸透させていく。

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