ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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金本監督 江越に喝『全部だめ』

2016.02.24 Wednesday

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阪神春季キャンプ(23日、沖縄・宜野座)
金本監督が居残り特打で1時間の直接指導をした江越外野手を
「全部ダメ」とバッサリ。
大卒2年目で中堅のレギュラー最右翼とみられていたが、
快音が止まり、外野手争いは混沌。24日に高山俊外野手=明大=ら
ライバルが昇格。3月4日のソフトバンク戦(ヤフオクD)まで
若虎4番勝負となる。雨上がりの宜野座で金本監督が江越をしごいた。
さらに激化する外野戦争を前にした愛のムチだった。
西日が差し込むメーン球場で1時間の指導を終えた後、
金本監督は頬に汗を伝わせながら、あえて厳しいコメントを並べた。

 「(課題は)全部だね。全部ダメ。バラバラ」

 全体練習後の特打。まずは一塁ベンチ付近で20分間、
じっくりと話し込んだ。身ぶり手ぶりをまじえながら、
自らのノックバットで江越の左肩を押さえながら軸回転を矯正させた。
ときおり笑みもあったが、怒っているかのような表情もした。

 「自分のイメージをもたないとね。どう体を使えば
ちゃんとした回転ができるのかをわかっていない。
探しきれていない感じ。どちらかといえば(今は)
根拠なき打ち方というか。自分で理解できていないから」

 キャンプ序盤から同じことを伝えてきた。テークバックが浅いため、
打撃に十分な間がない。そのため速球に詰まらされたり、
外角のスライダーなどに泳がされてしまう。
5打席無安打中でキャンプの実戦では
計5試合で13打数3安打(打率・231)。
数字以上の停滞ぶりを感じている。


「北條なんか、すぐ覚えているもんね」

 横で打つ21歳北條のもとに連れていき、フリー打撃を見学させた。
江越は昨季は56試合で打率・214、5本塁打、16打点。
外野は右翼の福留は確定。粗削りだが、一発の魅力がある江越は
将来の中軸候補として、中堅のレギュラーに最も近い存在と
見られていたがキャンプ終盤にきて、混沌。
外野手争いは風雲急を告げてきた。

 24日に2軍から高山俊(明大)板山(亜大)両外野手が昇格する。
さらに首脳陣が3月3、4日のソフトバンク戦(ヤフオクD)を
若手野手中心で臨む方針を固めていることが判明した。
29日のキャンプ打ち上げまでの練習試合2試合
(25日、日本ハム戦。27日の韓国サムスン戦)を合わせた
“4番勝負”で、外野の振り分けが本格化する。

 江越は「修正ポイントは変わりません。いわれていることは一緒。
反復練習したいです。頭では把握していますが、自分の体で
できていないので」とアニキの教えを一日も早く会得することを誓った。
3月25日の開幕中日戦(京セラD)まであと1カ月。
金本監督からの喝を受け止め、チルドレンがスイッチを入れ直した。 



全部だめといいながら
1時間もマンツーマンで指導
そういう選手だということを江越は
もっと感じないとあかんのとちゃう

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