キャンプ打ち上げ MVPは?
2019.02.27 Wednesday
阪神が27日、沖縄・宜野座キャンプを打ち上げた。
就任1年目の矢野燿大監督(50)は27日間の鍛錬期を振り返り
「90点ぐらいですかね」と自己採点した。総勢43人の大所帯で臨み、
1度も2軍との入れ替えを行わずに競争を促した。
「競争をテーマにキャンプインして、やってきましたけど、
特に野手は高いレベルで競争をしてくれたなというところで
楽しみというか、いい悩みがたくさん増えたなという充実した
キャンプになりました」と手応えを深めた。
MVPに選出したのはプロ7年目の北條だ。実戦での打撃は
進境著しい好内容。「総合的に。練習に取り組む姿勢とか元気とか。
結果も本当に素晴らしいものを見せてくれていた。このキャンプで一番、
成長というか、しっかりしたものを見せてくれたのは北條です」とたたえた。
ドラフト3位ルーキーの木浪が「準MVP」だ。期間中の全試合で安打を量産。
「木浪に関しては本当に想像以上。レギュラー争いに十分入ってきそうな
感じもします」と高評価し、3月のオープン戦でも二塁などで力を
見極めることになりそうだ。
競争と自主性を重んじた今春キャンプ。矢野監督は「キャンプに入る前も、
僕自身すごく楽しみな気持ちで来た。キャンプを終えて今日、
ますます楽しみな部分が増えてます」と締めくくった。
期待値からいえば2〜3年遅い感は否めないけど
北條には主力としてちーむを引っ張っていってもらいたい