ぶち破れ！おれがヤル ! 虎　想い　２０１９

契約金の８０００万円と総年俸８億３３００万円を合わせると在籍していた９年間で阪神が井川に払った総額は９億１３００万円。今回のヤンキースの応札により、単純計算でも２０億円強の黒字がもたらされたことになる。牧田球団社長はその使い道について「補強だけでなく、ファンサービス、トレーニング施設など、全体的に余裕ができる」と効果を強調。ソフト、ハード両面での活用を示唆した。
とはいえ、牧田社長はあらためて今回のケースが前例となるのではなく、あくまで特例であることを強調する。「前例とは考えておりません。これは井川君個人として判断した。今後同じケースも想定していません」
　日本球界の空洞化を懸念する声も挙がる中、宮崎オーナーは、ポスティング・システムの制度そのものへの見直しを訴えた。「米国の踏み台にされてスター選手が流出していくのは大問題。球界全体で考えなければ」。牧田社長も「うちはドラフト問題（完全ウエーバー制導入）を言ってきている。その中でＦＡを短くすれば、ポスティングもいらない方向になるかもしれない」と今後への課題を口にした。『完全ウエーバー』実現に向けて行動してほしいですね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人気blogランキングへ