ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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浜ちゃん ヒヤリ!!

2007.02.09 Friday

浜中が8日、沖縄・宜野座キャンプ初の紅白戦に紅組の「4番・右翼」で出場。四回に白組2番手・橋本から左側頭部に死球を受けた。大事には至らずひと安心も、あわや大惨事の衝撃シーンはチーム内サバイバルの激しさの象徴だ。ボールがヘルメットを直撃する衝突音が、宜野座の熱気を一瞬にして凍り付かせた。気温24度の中でも鳥肌が立つ衝撃シーン。頭部を抱えてうずくまる浜中に、投げた橋本健が駆け寄り、青ざめたコーチ陣も続く。腹ばいになった背番号5が、ひと呼吸置いてなんとか立ち上がった。
「うまく避けられたんで、まともに当たった感じはないですね。全然大丈夫です。病院にも行きませんし…」
危険な一瞬を、浜中は冷静に振り返った。紅組の「4番・右翼」で出場した今年初の紅白戦。四回一死の第2打席、1メートル91の長身右腕が投じたフルカウントからの6球目だった。いわゆるすっぽ抜け。内角高めのストレートが左側頭部を襲い、「バキッ!!」という音がスタンドにも響いた。
ざわめく周囲を「大丈夫です」と制し、そのままベンチに退いた。
シーズン中なら一発退場ものの頭部死球だが、実際にはヘルメットのつばと耳当ての接点付近をかすめており、大事には至らなかった。壮絶な“KOシーン”は、つまりは激烈な内部競争の象徴だ。
「(紅白戦での頭部死球は)記憶にないな。カウント2ー3になって、変化球を待ってたんちゃうか。避けないとアカンわな」
あわやの大惨事にも岡田監督は表情を変えなかったが、なぜそうなったかは分かる。“ポスト井川”たちによる投手枠争いがあり、バトルと無縁に思える右投手陣、不動のはずの野手陣にも風穴はある。
ぶつけた橋本健は一軍当落線上でもがき、浜中にしても同じ右翼に林というライバルがいる。しかも浜中の場合はここ数日は打撃の調子を崩しており、紅白戦前のフリー打撃でも36スイングでサク越えゼロ。忍び寄る刺客の足音に、打ち気が一瞬強く出た。だから避けきれなかった。
常川チーフトレーナー補佐は「左頭部の打撲。大事を取ってランニンは控えました」と説明。何よりヒヤリで済んでひと安心だが、これが今年の阪神、これがV奪回キャンプだ。春季キャンプの舞台を高知・安芸に移した21、22日にも紅白戦が組まれている。



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