関本、34打席ぶりタイムリー 『同点』直後気迫の三盗
2009.06.17 Wednesday
(交流戦、阪神4−3日本ハム、3回戦、1勝1敗1分、16日、京セラD大阪)スコアボードに名前を刻んだ瞬間、痛みを本能が消してしまう。虎の仕事人が10試合ぶりに「2番」に座れば、息を潜めていた打線が活気づく。そして、連敗が止まった。当たって、打って、走って、歩いて…。関本が虎をトンネルから脱出させた。
「(勝って)よかった。好球必打というかね。チャンスだったんで、
やるしかなかったです」
1点を追う三回一死二塁。赤星が進塁打を放てず、イヤなムードが漂った中、ド真ん中の直球を一閃した。 ライナーで左中間フェンスへブチ当てる二塁打。34打席ぶりの適時打で試合を振り出しに戻した。
二塁上で胸を張った直後、スタンドを驚愕させた。一回に左ひざにぶつけられたが、ベンチから出た“いけたらいけ”のサインにうなずく。
続く新井の2球目にヘッドスライディングで三盗。
「スキがあったら、いこうと思ってね」
山脇守備走塁コーチが「スタートがいい。最後は足がもつれとったけどね」と冗談交じりに称える激走で日本ハム先発・武田勝を揺さぶり、
新井の勝ち越し2ランを誘発した。
「(試合を)やると(痛みを)忘れるから」
14日のロッテ戦。右腰にピリッと張りを覚えた。昨夏も疲労性腰痛を
患ったことがあった。アスリートとして飯を食う以上、根幹となる部分だけに首脳陣は休養を選択。フリー打撃やシートノックを回避した。
「シークレット」と本人が首を振ると、常川チーフトレーナーでさえ、
「わかりません」と口にチャック。5連敗中で大げさに報じられては、
というチーム方針だった。歯を食いしばった千葉から帰阪。
「2日間休んだから大丈夫」。試合前、言葉に力を込めた。4打席の内訳は死球、左中間適時二塁打、四球、捕犠打。満身創痍でも期待に応えるのが、関本だ
サンスポ
やはり、2番打者は関本
を再認識した試合でもあったでせうか
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