ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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「やっとタイガースの一員になれました」【65】緒方

2014.05.14 Wednesday


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ダイヤモンドを駆ける小柄な体が、明日への光となった。
プロ初スタメンに抜てきされた緒方が、プロ初安打で先制の呼び水。
不振の虎打線に、新しい風が吹いた。

 「やっとタイガースの一員になれました。プロでのスタートが
切れた感じです。同期(入団)の藤浪が投げていたから、
なんとかしたいという気持ちでした」

 忘れられないシーンは三回二死だ。2ボールから外よりの直球を
素直にはじき返した。ライナーが中堅左に弾むと、
俊足を飛ばして二塁へ。記念球がベンチに戻るのを確認することもなく、
走塁に集中した。この後、大和の中前タイムリーで先制のホームを踏んだ。

 「1番・右翼」でのスタメンデビューは、八回にも右前打を
放って4打数2安打。1死球も合わせて3度も出塁した。
突然のチャンスで、多くの力に背中を押されて結果を出した。
試合前には、PL学園高の先輩でもある福留から激励。
「ミスしてもいいから思い切りやれ」。球場への出発前には、
大切な宝物に力をもらった。

父・裕士さんから小学生時代にもらったマスコットバットは、
野球人生を見守る大切な品だ。「父が野球をしていたときに使って、
振れなかったみたいです」。そう語るアイテムは、
1300グラムもある代物。キャンプにも持ち込んで自室で振った。
遠征に必ず携帯する“お守り”のパワーがバットに乗り移った。

 「走塁はまだまだ勉強が必要です」

 死球で出塁した十回に初盗塁も決めたが、八回の一塁での
けん制死を反省した。まだ粗削り。それでも、光ったのは確かだ。
和田監督は「緒方が塁に出て、動きが出てきた。十分に1軍の投手に
ついていけるところを見せてくれた」と、注目した。
打線の失速のきっかけは、上本の離脱による「1番」の不在。
そんな状況で現れた23歳は面白い存在だ。 



緒方 凌介(おがた・りょうすけ)

 外野手。1990(平成2)年8月25日、大阪府生まれの23歳。
PL学園高から東洋大を経て、2013年D6位で阪神に入団。
1軍初出場は、同年5月3日のヤクルト戦(甲子園)。
今季は4試合に出場し、打率・500、0本塁打、0打点。
通算成績は6試合に出場、打率・400、0本塁打、0打点。
1メートル76、65キロ。右投げ左打ち。年俸700万円。
背番号「65」

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