ルール審判団に質問攻め!球児、本塁ベースカバーの要点確認
2016.02.27 Saturday
阪神春季キャンプ(26日、沖縄・宜野座)
ホームベースを取り囲むようにできた輪の中心に、藤川がいた。
実戦的な守備走塁練習の直後、身ぶり手ぶりを交えて審判団に
質問をぶつけた。本塁での危険な衝突を避けるための
新ルールを入念に確認。虎復帰後初の対外試合登板を目前に、
実戦モードに入った。
「(ルールは)アメリカと一緒でしょ?
(確認することが)みんなのためにもなる」
三塁に走者を置いた状況での暴投や捕逸など、
投手が本塁のベースカバーに入ることが多々ある。
米球界ではすでに導入され、右腕はすでに知識があったが、
約10分間、要点を確認した。
ベースカバーの際、本塁をまたいで捕球、タッチをすることが
一般的だったが、審判団の森健次郎クルーチーフ(52)は
「ボールを保持してから、またいでほしい。またいで
捕ることもあると思うが、常に走路を空けているように」
と捕手と同様に走路を空けるように説明した。
右腕は今季から先発転向。以前よりこういった状況が訪れる可能性は
高くなるだけに、ルール確認は欠かせない作業のひとつ。
4年ぶりの虎復帰後、初の対外試合登板を前に頭を整理した。
27日のサムスン戦に先発し、3回を投げる予定。
イ・スンヨプ(元ロッテ−巨人)やバルディリス(前DeNA)
ら日本球界経験者も所属し、韓国リーグ5連覇中の強豪との対戦を前に、
気持ちが高ぶる。
「違う国の野球なんで興味はあるし、強いチームなんでうれしいこと。
違う国の野球とふれ合えるのが楽しみ。(テーマは)ピッチングなんで
トータルですね。シーズンで使わないようなピッチングはしない」
今季初の対外試合。実戦モードに突入した右腕が、
本気の“火の玉”を見せつける。
★香田コーチ「助かる」
突如はじまった投手の「コリジョン講座」について、
香田投手コーチは「彼(球児)が審判を呼び止めてくれた。
ベースカバーに入る場所の確認ができた。助かるよね」と感謝した。
新たな問題ともなりそうだが、「タイミングからすると
本塁よりあっち(走路側)でタッチということにはならないんだけど。
もう一回やってみて確認したい」と話す。今後、投手陣も
本塁ベースカバーの対策を行うことになりそうだ
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