ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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プロをだます城島のテクニック〜

2010.05.18 Tuesday

虎番ブログから
 「根こそぎ拾え」。放送中のTVドラマ「臨場」で警視庁の鑑識
(検視官)である主人公の口癖だ。現場に落ちているすべてを
徹底的に調べろ、ということだが、最近どうも胸に響く。

 例えばこんなシーンだ。
4月30日巨人戦(甲子園)の3回1死二、三塁。
城島が三塁走者の坂本を挟殺プレーで追いかけた。
その際に二塁走者脇谷と坂本が三塁上で重なった。
2人にタッチしてダブルプレー。ルール上はベースの占有権がある
坂本が塁を離れたことが原因だ。城島は「後ろの走者(脇谷)が基本、
アウト。(坂本が)『離れろ』と思ってプレーはしているけど」
と淡々と言った。

 ただその場面には違和感があった。城島は坂本→脇谷→坂本の順に
3度タッチしている。坂本に三塁の占有権があるのだから、
まず確実にアウトをとるなら脇谷にタッチするはず。
ひっかかっていたが、ただ単に坂本を追いかけた勢いで、
最初にその背中にタッチしたのだろうと思っていた。

 しかし実際は違った。後日、城島は「先に脇谷にタッチしたら、
坂本が勘違いする可能性はゼロ。だから最初に(セーフの)坂本に
タッチした」。つまり先に脇谷にタッチすれば、
坂本が勘違いする可能性を自ら消す。
それを考えた上で意図的なタッチだったのだ。

 すべてはグラウンド上で起こったプレーだ。
「城島の演技」を後日談としてしか文章化できないことが
非常に悔やまれる。そしてまたドラマの言葉が頭に浮かぶ。
「根こそぎ拾え」と。
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