能見が痛恨被弾…救援休ます男気投球も1球に泣く
2016.04.02 Saturday
<DeNA2−1阪神>◇1日◇横浜
阪神金本監督が、悔しさをあらわにした。監督就任後、
初のサヨナラ負け。ただ、悔しさのポイントは
そこではなかったはずだ。能見のおとこ気を無にしてしまった…。
そんな思いが言葉からにじみ出た。
金本監督 (9回先頭の)筒香の入り方だけ。あそこだけ。
失敗はね。負けたのはね。勝負で。ほぼ完璧…。
完封劇がハッピーエンド直前で暗転したのは、
1点リードの9回だった。この日の107球目。
高めに浮いた初球直球を筒香に左中間スタンドまで運ばれた。
その後、2死一、二塁としたところで2番手歳内にスイッチ。
その歳内が代打下園に左中間へサヨナラ打を許した。
事実上の「守護神不在」だった。前夜は神宮で5時間超のゲーム
を戦った。守護神マテオが9回から異例の3イニングを投げる
壮絶な試合は結局ドロー。ブルペンには1軍昇格したばかりの
金田しか残っていなかった。疲弊したブルペンを救うべく、
ベテラン左腕がマウンドに立った。
能見 気持ちはそうだったけどね。そう簡単には
終わらないですね。振り返ったところで返ってこない。
いろいろと強弱をつけていったんだけどね。まあ、
次につながるとは思います。
7回裏あたりから雨脚が強くなり、風が強くなった。
左手に息を吹きかけてマウンドに立ち続ける能見の姿は
チームを鼓舞したことは間違いない。今日2日もマテオの登板
は微妙な情勢。総力戦で乗り切るしかない。
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