左ひじ違和感!?6回1安打1失点も90球降板
2016.05.25 Wednesday
(セ・リーグ、ヤクルト5−7阪神、9回戦、4勝4敗1分、24日、神宮)
胸が痛くなるような終盤の攻防。ヒヤヒヤの27個目のアウトに、
ベンチの能見は心からホッとした表情を見せていた。
「きょうは真っすぐが良かったので、それで押せたというのはある」
唯一の失点シーンは四回。連続四球で無死一、二塁とし、
バレンティンに中前適時打を許したが、最少失点にとどめピンチを
乗り切った。結局、許したヒットはこの1本だけ。
6回1安打1失点で、4月24日の広島戦以来の今季3勝目(3敗)
を飾った。神宮のヤクルト戦で白星をあげるのは、
2014年9月17日以来615日ぶりだ。
投球だけでなく、打席でも粘った。「9番目のバッターなのでね」。
二回、8球粘って四球を選び二死一、二塁とチャンスを広げた後に
北條、大和の連続タイムリーを呼び込んだ。三回の一死満塁では
中堅にプロ初の犠飛。貴重な追加点を自らもぎ取った。
「プロ初? そういうのはわからないな」と笑った。
気になるのは、90球でマウンドを降りたこと。2回6失点
KOされた4月15日の中日戦(ナゴヤD)を除けば今季最少だ。
「こっちもいろいろあるのでね。アクシデント? 僕に聞かないで」
と能見は多くを語らず。香田投手コーチも「普通ならそのまま
(七回も)いくところ」と言いつつも「いろいろある。
大きなけがではない? そうそう」と含みをもたせた。
金本監督は「ちょっと、肘の不安がまだあるからね」と、
より具体的だったが、症状には触れなかった。
3人の表情やニュアンスからすると、違和感程度の
軽度の不安と思われるが…。いや、本当にそうであってほしい。
トラックバックURL
http://ps5.tblog.jp/trackback/337636
コメント
コメントする