ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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淡路決戦その1 江越選手が2度のファインプレー《5/21 阪神ファーム》

2016.05.25 Wednesday

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きのう21日は、淡路佐野運動公園第1野球場(ボールパークあわじ)での
ソフトバンク戦でした。毎年この時期に行われる淡路での2連戦は
ことしも素晴らしいお天気に恵まれ、きのうは試合後の野球教室まで
大盛況!ただし試合は…1対0で阪神が負けています。

きょうも同じく淡路でのソフトバンク戦ですが、きのう岩崎投手と
代わって登録を抹消された陽川選手が参戦しました。
「10日間で1軍に帰ってね」と言ったら「はい!頑張ります」
と真剣な顔。悔しさをバネに、打ちまくって上がりましょう!

そして、きょうの試合前練習でノックを受けていたペレス選手が、
フェンスに激突して左足を痛めたもよう。詳しい状況は
まだわかりませんが、試合は出ず一足先に引き揚げました。
また石崎投手は右ひじの違和感で、きのう登録を抹消され、
代わって島本投手が昇格しています。きょうあたり今季初登板が
あるかも。楽しみですね。

《ウエスタン公式戦》5月21日

阪神−ソフトバンク 11回戦 (淡路)

ソフ 100 000 000 = 1

阪神 000 000 000 = 0

◆バッテリー

【阪神】●守屋(3勝2敗)-山本-鶴-小嶋-桑原 / 坂本-梅野(8回~)

【ソフ】○石川(1勝)(5回)-加治屋(2回)-S嘉弥真(2敗1S)(2回) / 拓也

◆二塁打 中谷、江越

◆打撃 (打-安-点/振-球/盗塁/失策) 打率

1]左:緒方  (4-1-0 / 0-0 / 0 / 0) .242

2]二:荒木  (3-0-0 / 1-0 / 1 / 1) .212

〃打二:森越 (1-0-0 / 0-0 / 0 / 0) .189

3]中:江越  (3-1-0 / 1-1 / 0 / 0) .262

4]右:横田  (4-0-0 / 2-0 / 0 / 0) .242

5]指:ペレス (4-2-0 / 1-0 / 0 / 0) .330

6]一:中谷  (4-2-0 / 0-0 / 0 / 0) .224

7]遊:坂   (4-0-0 / 1-0 / 0 / 0) .188

8]捕:坂本  (2-0-0 / 2-0 / 0 / 0) .111

〃打捕:梅野 (2-0-0 / 0-0 / 0 / 0) .212

9]三:西田  (3-0-0 / 1-0 / 0 / 0) .190

◆投手 (安-振-球/失-自/防御率) 最速キロ

守屋 5回 69球 (3-4-0 / 1-1 / 2.41) 144

山本 1回 12球 (0-2-0 / 0-0 / 3.48) 134

鶴  1回 22球 (1-1-0 / 0-0 / 0.00) 144

小嶋 1回 24球 (1-0-1 / 0-0 / 4.35) 142

桑原 1回 24球 (2-0-1 / 0-0 / 0.00) 141

試合経過
守屋は1回、先頭の上林に右前打、すぐさま盗塁を決められ、
釜元の三ゴロで1死三塁として塚田の右犠飛で1点を失います。
4番・猪本には中前打されましたがカニザレスを投ゴロに切って取り、
追加点は与えず。2回も先頭の拓也に左前打、しかし李杜軒の
遊ゴロ併殺打、川瀬は空振り三振で無失点。

3回は先頭の9番・曽根をセカンドのエラーで出したものの、
簡単に2死を取ったあとに坂本が盗塁阻止。この回も3人で片付けました。
しかもすべて初球を打たせ、4球で終了です。4回、5回はビシッと三者凡退!

6回の山本は連続三振などで三者凡退。7回は鶴が1死から猪本の左前打
を浴びましたが、カニザレスは見逃し三振。続く拓也の中飛を
江越がダイビングキャッチ!

8回は小嶋と梅野のバッテリーに代わります。先頭の金子圭が
放った打球は、小嶋のグラブに当たる内野安打。次の川瀬は
投ゴロで走者が入れ替わり、曽根はバント失敗で2死。
川瀬の盗塁と上林への四球で一、二塁としますが無失点。

9回の桑原も先頭の塚田に中前打され、1死後に四球とヒット
で1死満塁のピンチ。しかし金子圭は遊直、川瀬を中飛で
0点で投げ終えています。最後の中飛はこれまた江越が
ダイビングキャッチのファインプレー!

一方の打線は、今季ウエスタン初登板初先発のソフトバンク・石川を、
なかなか打ち崩せません。1回は三者凡退。2回は1死からペレスと
中谷が連打するも、坂と坂本は連続三振で得点なし。

3回はセカンドのエラーや四球などで2死一、二塁としましたが得点なし。
4回は1死から中谷が左翼線二塁打を放ち、セカンドのエラーで一三塁。
しかし後続を断たれます。5回は三者凡退。

6回からは2人目の加治屋に対し、ペレスが中前打したものの併殺など
3人で終了。7回は三者凡退でした。

8回は嘉弥真から先頭の緒方が右前打、代打・森越は右飛、続く江越が
左越え二塁打!1死二塁、三塁と大きなチャンスを迎えたのですが…
横田はバットをバキッと折られる一ゴロ、ペレスは見逃し三振で無得点。
9回は三者凡退で試合終了です。

江越、守屋について掛布監督

まず掛布監督の談話からご紹介します。試合を振り返って
「ストレートで差し込まれていた。だから後手後手になる。
ストレートをきちっと捉えられないと。速いストレートに対応できないと、
変化球にも崩れてしまう。一の一(いちのいち)だよね。ストレートを
しっかり打つということは。そこがこれからの課題だろうね」
と話しています。

選手個々に関して「練習から意識して、漠然と打つのではなく、
小さくするんじゃないけどコンパクトに振って対応するなどの
工夫をすること。今岡コーチもわかってる。これも野球だよ」
とのこと。そして「きょうの試合でも、チャンスがないわけじゃない。
どっちに転ぶかわからない勝負だった。1つの粘り。向こうの
ピッチャーが1つ粘った」とソフトバンク投手陣を評しました。

江越選手がいい守備をしましたね、という振りに「素晴らしい
球際の強さを見せていた」と掛布監督。レフトオーバーの二塁打も
ありました。「あの場面は江越勝負ということにしていた。
だから森越にもバントのサインはださず、右打ちを意識してと言った。
江越のバッティング、ある程度の形は出せたね。あそこで1本出る、
出ないはしょうがない。ああいう形に持っていくのが大事だから」

また試合前に1軍を見据えての3番起用という話をしたいたのですが
「1軍の場合は江越より4番が強くて、歩かされることはない。
きょうは一塁を空けて、広いゾーンを使われるのが嫌で、
じっくり打たせたかった。走者を一塁に置いて勝負させたかった」
と掛布監督。「3番・江越、4番・横田は当分変えない」
とも明言していました。

続いて守屋投手について「変化球を使って粘っていたよ。
一時期より落ちているかもしれないけど、ゲームは作れた。
それは彼のことしの成長」とたたえています。5回での交代は?
「それは決まっていた。上で何かあった時にいけるよう、
あまりここで無理させる必要はないから。
守屋は1軍を経験しているからね」

「同じ失敗を繰り返さないように」

8回はレフトフェンスに到達する二塁打を放ち、守備でも
7回と9回に素晴らしいダイビングキャッチを披露した江越選手。
「(二塁打は)チェンジアップ。カウント3-1になって甘いところに絞って、
甘いボールをしっかり捉えることができました」と振り返っています。
試合前の練習中に掛布監督が、力を抜けというようなジェスチャーを
していたのは「膝を柔らかく使うようにと言われていた」そうです。

守備について「バッティングの調子が悪くて、引きずって守備で
エラーということもあり、(ファームへ)落ちる時に言われました。
同じ失敗を犯さないように、打てなくても守備と走塁は別で考えます」
と切り替えているもよう。でも両方がよくなっていくこともあるわけで、
それは相乗効果も期待できますね。

3番を打つことは?「ほんと打順に関しては気にしていないんですけど。
あの場面(8回)も、次につなぐつもりで立っていたので、つなげられて
よかったです」。最後に、チームとして、ストレートに対応できて
いないと掛布監督が言っていた点を聞くと「バッティング練習でも、
遅いボールを普通に打つのではなく、その中でも早く準備をして
打っていくことができれは、自然と対応していけると思います」
とのことでした。

1軍に向け、要求は高くなる守屋

次に久保投手コーチです。
「守屋はずっとこうして投げてくれてるからね。ただ、
もう一つ上に上がっていかないといけない。それはピッチングの内容やね。
“偶然のボール“がまだ多い」。それは、たまたま打ち取れた、
たまたま三振にできた、というような?「そう、偶然。きょうも
1回のああいう、肝心のところでカウント0-2となって、
外野フライを打たせたくない場面で犠牲フライ。ここってとこで、
いいボールが出てこないというか」

そう言ったあと「まあ我々は上のランクとして見ていますしね」
と久保コーチ。「本人も納得いかないだろうと思うし。あそこに、
もう1球が2球を足してほしい。自分の意図したボール、工夫した
足跡が見えるようなボールをね」。当然、要求もランクアップしてくる、
そういうところに守屋投手はいるわけですね。だからこそ応えてほしいと。

「でも、非常にいいですよ。総評としてはいい。1軍を狙うところ、
これくらいは投げますよと見極めはできている。あとは1軍で
どこに入るか。5イニングで終わらせたのは、今“作りにかかっている”
人たちと守屋は違うから。もし1軍から急に呼ばれた時、
あまりにも投げすぎているといけないので。そういう位置づけ。
チャンス?ありますよ」

守屋投手は登板を振り返って「1回は悔しいですね。本当に悔しい、
犠牲フライ。ボール球で三振を取りにいったんですけど、
バットに当たるボール球になってしまいました。追い込み方が
よかったから、もったいないです」と、かなり悔しそう。
以降は併殺もあってすべて3人ずつで片付けたし、5回1失点なら。
「そうですね。三者凡退もあるし。でも1軍だったらやられています。
それは経験したので。まだまだダメです」

なるほど、身を持って感じたことなんですよね。久保コーチが、
もう1ランク上をと言っていたと伝えたら「いや1ランクでは無理ですね。
もう3ランクくらい上に上がらないと」。そう言って苦笑いしている
ように見えた守屋投手の、その目は真剣そのものでした。
たとえ苦くとも、一度経験した人にしかわからない“1軍のマウンド”。
リベンジの時は、きっと近いうちに訪れるでしょう。

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