ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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北條思わずダイブ“恐怖心”上回った定位置争い

2019.03.03 Sunday











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「またか」。そう感じたのは4回、やはり1死一塁でグラシアルが
三遊間のゴロを放った場面。北條はこれにも飛びついた。
打球に届かず、これも左前打となった。

ダイビングキャッチを試みる遊撃手に、なぜ、いちいち緊張するのか。
虎党ならすぐに思い出すはず。昨季の故障だ。
9月14日ヤクルト戦(甲子園)。この試合で北條は
三遊間のゴロをダイブで好捕したが左肩を痛めた。
「左肩亜脱臼」。この負傷で残りのシーズンを棒に振った。

前監督・金本知憲が最後のあがきを見せていたシーズン終盤。
それもむなしく、最下位に沈んだのは北條の負傷が大きかった、
と思っている。

そんな北條に「飛び込み禁止令」が出たのは昨秋のことだった。
発言の主は内野守備走塁コーチ・久慈照嘉だ。

「最初は恐怖心もあっていけないと思う。練習では飛び込まなくていい。
そっちの方がうまくなるかもしれないし。足を使って正面に入って
アウトにできれば」

久慈が言うようにダイブするより、最後まで足を使った方が
結果的に守備範囲を広げられる可能性は高い。そんな意識を
持たせる目的もあっての「禁止令」だった。実際、
この宜野座キャンプでも
北條は守備練習で飛び込む場面は見せなかった。
亜脱臼は繰り返しやすいとも
言われるだけに慎重だった。

しかし、すでにオープン戦も4試合目。今月29日の開幕まで1カ月を
切っている。治っていないのならともかく動ける以上、
そういう規制はかけていられない。そんな思いでのダイブだったのか。
ロッカーを出てくるのが選手で最後だった北條に聞いてみた。

「そうですね。久々にやって怖かった。(ダイブは)実戦では初めてです。
というかキャンプでもやってないですから。(柳田の当たりは)
ビビりながらいったので。球を追い越したッス。
もう、これから、やっていきます」

ライバルは多い。打撃好調で目立っている新人・木浪聖也。
復権を狙う
鳥谷敬もいる。キャンプで指揮官・矢野燿大からMVPと評価されても
ウカウカしていられない。

北條は8回、ゴロをさばき、二塁にバックトスしてアウトにする
しゃれたプレーも見せた。「あれはまあ。飛んでないし」。
意識を「ダイブ解禁」に残して笑った。



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