ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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「人類最速です」

2014.02.26 Wednesday


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(練習試合、阪神3−6LG、25日、宜野座)
出たァ〜人類最速!! 
藤浪晋太郎投手(19)が25日、韓国LGとの練習試合で
対外試合に初登板。脅威の186キロをマークした。
もちろん誤表示だが、本人は「人類最速が出ました」とニヤリ。
2回1失点も4三振を奪い、球場表示で自己最速156キロもマーク。
今年の藤浪は、とにかくすごい!!
夢か、奇跡か、幻か!? いえいえ、これはまぎれもない現実です。
出たんです、世界の野球史上MAX186キロが!! 
出たものは仕方がない。2014年2月25日。
晴れ渡る沖縄・宜野座村野球場の昼下がり。球場にいた全員が証人だ。

 「フジナミサ〜ン、186キロ。スゴイ。レジェンドデ〜ス」

 試合後、マートンの冷やかしに“伝説の人”
となった藤浪が笑顔で返す。

 「出ました! 人類最速です」

 ウイットに富むプロ2年生は、報道陣に囲まれても、
茶目っ気たっぷりにこう答えた。

 「きょうは全体的にスピードガンが甘めでしたね。
でも、186キロ出ていたので、決して調子は悪くないです」

 見損ねた方に教えてあげましょう。186キロが
どれほどの球だったか? 正直言えば、どこからどう見ても
150キロ台の真っすぐ。もちろん、十分に速かったのだが。

 五回から対外試合初登板した藤浪は初球から“184キロ”
をマークした。おそらく160キロならどよめいたのだろうが、
180キロ超となると、もう失笑、苦笑いの世界。
そしてMAX186キロが、続く1番打者のカウント
1−2からの高めのボール球だった。

 言うまでもなくスピードガンの誤表示。藤浪が登場した途端に、
新装なった宜野座の電光掲示板がなぜかパニック状態に。
背番号19がマウンドに立っているだけなのに「173キロ」も出た。
とはいえ、誤表示とは決して思えない剛速球も次々投げ込んだ。
全37球中の3球目の156キロは「正しい表示」だったはず。
ホレボレする真っすぐだった。「正しい表示」ならば、
これまでの155キロを更新する球場表示の
“藤浪史上MAX”となる。時にカットボールなど変化球を交えたが、
真っすぐで押しまくる藤浪の姿は、ウソMAXなどなくても、
十分に凄みを感じさせた。

 進化の証明の1つが、奪った三振4つすべてが左打者だったこと。
2回打者8人に2安打1失点。六回一死一塁から甘い真っすぐを
中越え三塁打され1点を失ったが、左打者は5打数無安打に封じ込んだ。
課題だった左打者(昨年は被打率・283、対右打者は同・194)
の内角に投げ込む真っすぐこそが、2年目藤浪の切り札だ。

 「特に左(打者)を苦手にしているわけではないので」

 サラリとかわした19歳に、和田監督は「順調、順調」と
太鼓判を押した。次回登板は中3日で3月1日のロッテとの
練習試合(安芸)。その後は中6日の登板となる予定で、
ターゲットは3月28日からの巨人との開幕カード(東京D)。
夢の超速球186キロがなくたって、藤浪レジェンドは
間違いなく幕を開ける。

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