ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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「いいツラしとる」江夏氏絶賛!

2016.02.08 Monday

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阪神春季2軍キャンプ(7日、高知・安芸)
2軍キャンプに臨時コーチとして参加しているOBの江夏豊氏が7日、
ドラフト1位の高山俊外野手を「いいツラしとる」と絶賛…

フリー打撃で4発のサク越えを放った黄金ルーキーは
前日6日の講演会で、しっかりと大先輩の目を見て質問。
真摯な態度で江夏氏が定める大物の条件をクリアした


伝説の左腕が足を止めた。ルーキー高山がフリー打撃に臨み、
118スイングで4本のサク越えを放った。打撃の結果ではない。
超一流の打者と紙一重の勝負を繰り広げてきた勝負師には、
虎の黄金ルーキーに漂うオーラが見えた。

 「なんか持っている。きょうのフリーバッティングを見てもね。
そして、堂々と昨日も俺の顔を見て質問してきたから。
お〜、いいツラしとるなと」

 前日6日に開いた講演会で高山から質問を受けた。
その間、大先輩の目を見つめていたという。
視線をそらさないことはいい打者の第一条件。
江夏氏は現役晩年、気になる好打者を呼んで質問していた。

 「分かっとるけど、どこ出身だ、というふうに聞くんだ。
俺の顔を見ていってくるやつは向こうっ気が強い。
キヨシ(元巨人・中畑清)とかね」

 勝負の世界で生き残るために考え出した“性格判断術”
を物差しにしたとき、相手の目を見て話す高山から、
かつてしのぎを削った好敵手たちを思いだすほどの
資質を感じたという。もし現役時代に戻り、
高山と対戦するならば「フルカウントになって
まともに勝負にいくとカチーンといかれるタイプやね。
低めのボール球を放るとひっかかってくる。
四球なんて選びたくない、打ちたいタイプじゃないかな」
と楽しそうに攻略法を明かすほど。
1月12日の新人研修会のように
人生の大先輩をも引き込む魅力がある。

高山は江夏氏の見立て通り、大物ぶりを見せつけた。
屋外フリー中、キャンプ視察にかけつけた坂井オーナー阪神電鉄会長=
と江夏氏がじっと見守っていた。いいところを見せようと力むことなく、
掛布2軍監督から教わった右膝の使い方を意識して打ち込んだ。

 サク越えは4発にとどまったが「自分のバッティングに必死だったので」
と気にする様子なし。目を見て話すことについて「普通のことですが、
そういっていただいたことはうれしい」と声を弾ませた。
掛布2軍監督は「プロ向きの性格をしているんじゃないか」と話した。

 「縁あってタイガースに入ってきた。いいものを持っていれば
掛布も使うんじゃない? 1軍のベンチにも入れると思う。
ベストの状態になれば沖縄に参加する。そういういい素材だよ」

 レジェンド左腕もほれた逸材は、20日の対外試合が
実戦復帰の目安に設定されている。江夏氏のお墨付きを得た
将来の中軸候補が、一気にペースを上げる。 

こんな活気のあるキャンプは
今までに記憶にないくらい
絶賛の文字が躍る
アップしててもわくわく感がとまらない楽しい

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