ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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虎最多184球!球児、「A・ロッド」想定1時間大熱投

2016.02.17 Wednesday

阪神春季キャンプ(16日、沖縄・宜野座村)
藤川球児投手が、今キャンプチーム最多となる
184球の投げ込みを行った。まず捕手を通常より
1メートルほど後ろに座らせ、直球を101球。
その後は正規(18・44メートル)の距離に戻して
多彩な変化球を交え、状況も想定しながら83球を投じた。
創意工夫にあふれたブルペンで気がつけば
「21歳ぐらいのとき肩をブッ壊して以来じゃない?」
という約1時間の大熱投だ。

無数の火の玉が飛んだ。自然発生した虎党の拍手と、
琉球らしい指笛に「どうも!」と手を上げて応えた。
球児が投げて、投げて、投げまくった。

 「全然疲れてないですよ。練習、練習。(180球超えは)
21歳ぐらいのとき、肩をブッ壊して以来じゃないかな?(笑)。
狙いはあるんですけど。結果に表れてくれたらいいかな、と」

 若虎が沖縄の空に4発ものアーチをかける試合の、
およそ1時間半前。球児は糸を引くような軌道で魅せた。
捕手に「下がってもらっていい?」と声をかけて
通常より1メートルほど後ろに座らせると、
直球のみを101球連投。本塁を突き抜けるように、
火の玉本来のスピンを確かめるように投げ込んだ。

 そして「ちょっと前じゃない? めっちゃ近い!」
と笑いながら捕手を正規の位置に戻すと、ここからは
“ニュー球児”の出番だ。火の玉にカーブ、スローカーブ、
シュート、フォークも交え、状況も設定しながら投げた。
左右の打席にブルペン捕手を立たせながら
「A・ロッド! 無死一、三塁!」という具体的な想定も。
2006年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)
第2ラウンド、米国戦で九回にサヨナラ安打を浴びた相手、
アレックス・ロドリゲス(ヤンキース)を、1球だけだったが
思い浮かべた。実戦さながらの後半は83球。
合計は今キャンプチーム最多の184球だ。
虎での公式戦先発が2003年9月19日の巨人戦(東京D)
が最後だったように、ここまでの投げ込みも若かりし日以来。
だが、抑えとして日米通算222セーブを積み上げてきた男の
投げ込みには、力任せではなく創意工夫があふれていた。
14日の紅白戦では2回1安打無失点の好投を見せ、
最速147キロをマークしたが「直球も変化球もまだまだ」
と表情は緩めなかった。もっともっと状態は上がると、
だれより球児自身が信じている。

 「1つの練習法ですね。うまくいくといいんですけど」

 正午をまたぎ約1時間もこもったブルペンで、
球児はまた球児らしさを取り戻した。


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