ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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『うれしい』初星!掛布2軍監督「メッセで勝つといっただろう」

2016.03.19 Saturday

ウエスタンリーグ(阪神5−0オリックス、18日、鳴尾浜)
掛布2軍監督はウエスタン・リーグのオリックス戦(鳴尾浜)
に5−0で勝利し、開幕4戦目で初勝利を挙げた。虎の背番号「31」
を背負って白星を味わうのは1988年7月12日以来。
1軍開幕投手のランディ・メッセンジャー投手(34)が
7回無失点に封じたため「汚い勝ち方」と苦笑いしたが、
これからも若虎率いて勝ちまくってや!
ついにこのときがやってきた。掛布2軍監督が公式戦初星。
首を長くしていた周囲の大喜びとは対照的に、自虐的に試合を振り返った。

 「メッセ、メッセ、メッセ。メッセで勝つといっただろう。
汚い勝ちと書いといてよ」

 いつもの笑顔だ。ウエスタン開幕3連敗でも、「ファームは育成の場」
という信念を曲げなかった。1軍で開幕投手を務めるメッセンジャーが
調整登板して7回無失点のおぜん立てがあったとはいえ、エンドランや
盗塁などの積極采配で若虎が躍動した。一回、中谷が先制打。
三回には陽川が3号2ランを放ち、五回にも陽川の適時打などで
2点追加。江越も2安打を放ち、5得点で快勝だ。

 「勝ったということは素直にうれしい。江越のバッティングの
状態にいい兆しが見えている。陽川も4番の仕事をするよね」

 引退後、解説者として古巣を見つめる中で、寂しさを
禁じ得なかった。生え抜きの4番が不在。自身は満員の甲子園で
打てばヒーロー、負ければ戦犯のプレッシャーの中で過ごしてきた。
ワラにもすがる思いで毎試合新しいストッキングを履いて験を
担いでいた時期もある。3度の本塁打王、1985年には
日本一に導いた。後継者の育成が使命だと自覚している。
やっぱり日本人の選手が4番を打ってほしいというのがあるんですよね」

 故・中村勝広元ゼネラルマネジャーへの恩返しもある。
坂井オーナーに「カケにユニホームを。あれだけの人材。
タイガースに関わりを持たせたい」と直談判してくれた。
昨秋の急逝前には「左打者を見てほしい。横田を一人前に
育ててほしい」と“遺言”をもらった。

 2013年から2年間の育成&打撃コーディネーターを経て、
2軍監督に就任。28年ぶりに背番号「31」を復活させるにあたり、
前任の古屋現2軍チーフ兼守備走塁コーチのスタッフ残留を希望した。
同級生で同じ千葉出身。「ぼくは広報担当みたいなもの」と笑うのも
信頼の証しだ。

 現役最後の1988年はけがに泣き、67試合の出場にとどまった。
7月12日の広島戦(甲子園、○4−2)の後は2軍暮らしで、
10月10日のダブルヘッダー2試合目、ヤクルト戦(同、●2−8)
が引退試合。虎のユニホームで勝利するのは27年8カ月ぶりだったが、
感慨は一瞬だった。

ウイニングボールはサインを書き入れ、スタンドに投げ込んだ。
「ファンの方がもらった方がいい」。1勝は始まりに過ぎない。
指導方針は野球を教えてくれた亡き父・泰治さんと同じ
「褒めて伸ばす」。これからもミスタータイガースは若手の育成に
全力を注ぐ。 



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