高山プロ初打席初安打 虎球団史上初
2016.03.26 Saturday
(セ・リーグ、阪神2−5中日、1回戦、中日1勝、25日、京セラD)
敗れても色あせない。高山俊外野手(明大)がプロ初打席初安打。
虎の球団史に名を刻む、鮮やかなデビューを果たした。
「追い込まれていたので、何とか食らいついていきました。
1本出たのはすごくホッとしましたし、いいことだと思います。
ただ、それよりも今は負けた悔しさの方が大きいです」
阪神の新人野手では、1972年の中村勝広以来44年ぶりに
開幕戦の1番を任された。即Hランプを灯した。一回。
5球目の外角直球142キロにバットを伸ばした。
三遊間を破る左前打に、さらなる大歓声が降り注ぐ。
虎史上7人目の新人野手の開幕スタメンで、
球団史上初の初打席初安打。攻撃の口火を切り、
ヘイグの先制打を呼び込んだ。
不言実行の男だ。開幕前に中日・大野が初球、直球勝負を明言。
金本監督がホームラン指令を出す中、自身は「(監督が)
言ってくれているので、そういうつもりでいきます」。
受け身のコメントに留めていたが、しっかりと狙っていた。
初打席の初球。143キロに「思いっきりいきました」。
結果は空振りも、フルスイングは試合前から決めていた。
昨年12月28日。母校・日大三高のグラウンドを訪れた。
同校野球部の年内最後の練習日。恩師・小倉全由監督への挨拶と
同時に、2人の先輩を訪ねた。日大三高が初めて夏の甲子園を
制した時の主戦投手・近藤一樹と、日大三高−明大という
直系の先輩・山崎福也。母校で汗を流すオリックスの両投手に、
プロでの助言をもらう中で“温度差”を埋めてもらった。
近藤は「ギャップを少なくしてあげたかった」と話す。
関西における阪神報道の熱烈さ、ニュースでの扱われ方。
関東では感じられないフィーバーぶりを伝えられ、気を引き締めた。
三回に左飛を取り損ねた失策に「単純に僕のミス。
次はないようにしないと」と猛省すると、次戦を見据えた。
「(初打席初安打は)今知ったくらい。記録は後からついてくる
ものだと思うし、きょうも意識した訳じゃないので、あしたからも
1打席1打席と考えていきたい」
華々しいデビューにも一喜一憂しない。虎の大物ルーキーは、
初勝利へ静かに燃える。
敗れても色あせない。高山俊外野手(明大)がプロ初打席初安打。
虎の球団史に名を刻む、鮮やかなデビューを果たした。
「追い込まれていたので、何とか食らいついていきました。
1本出たのはすごくホッとしましたし、いいことだと思います。
ただ、それよりも今は負けた悔しさの方が大きいです」
阪神の新人野手では、1972年の中村勝広以来44年ぶりに
開幕戦の1番を任された。即Hランプを灯した。一回。
5球目の外角直球142キロにバットを伸ばした。
三遊間を破る左前打に、さらなる大歓声が降り注ぐ。
虎史上7人目の新人野手の開幕スタメンで、
球団史上初の初打席初安打。攻撃の口火を切り、
ヘイグの先制打を呼び込んだ。
不言実行の男だ。開幕前に中日・大野が初球、直球勝負を明言。
金本監督がホームラン指令を出す中、自身は「(監督が)
言ってくれているので、そういうつもりでいきます」。
受け身のコメントに留めていたが、しっかりと狙っていた。
初打席の初球。143キロに「思いっきりいきました」。
結果は空振りも、フルスイングは試合前から決めていた。
昨年12月28日。母校・日大三高のグラウンドを訪れた。
同校野球部の年内最後の練習日。恩師・小倉全由監督への挨拶と
同時に、2人の先輩を訪ねた。日大三高が初めて夏の甲子園を
制した時の主戦投手・近藤一樹と、日大三高−明大という
直系の先輩・山崎福也。母校で汗を流すオリックスの両投手に、
プロでの助言をもらう中で“温度差”を埋めてもらった。
近藤は「ギャップを少なくしてあげたかった」と話す。
関西における阪神報道の熱烈さ、ニュースでの扱われ方。
関東では感じられないフィーバーぶりを伝えられ、気を引き締めた。
三回に左飛を取り損ねた失策に「単純に僕のミス。
次はないようにしないと」と猛省すると、次戦を見据えた。
「(初打席初安打は)今知ったくらい。記録は後からついてくる
ものだと思うし、きょうも意識した訳じゃないので、あしたからも
1打席1打席と考えていきたい」
華々しいデビューにも一喜一憂しない。虎の大物ルーキーは、
初勝利へ静かに燃える。
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