ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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虎3連勝導いた熱投149球!藤浪、完投あと1人で無念の降板

2016.03.30 Wednesday

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 (セ・リーグ、ヤクルト2−6阪神、1回戦、阪神1勝、29日、神宮)
ちょっと悔しい? いや、よくがんばった。今季初登板の
藤浪は149球の熱投で昨季覇者ヤクルトを2失点に抑えこんだ。
九回二死でマウンドを降りて完投こそ逃したが、チームを3連勝に
導いた。最後まで投げきろうとした若きエースの心意気に感謝!

今季初勝利の瞬間をベンチで迎え、藤浪はフーッと大きく息を
ついた。悔しい。期待され、自身も期待して目指した
27個目のアウトは取れなかったが、初登板から全開149球だ。

 「完投したかったので悔しいです。チームが連勝してきたので、
勢いに乗っかれるようにと思っていました」

 ナインや首脳陣にねぎらわれ、ヒーローインタビューへ。
虎党が熱狂する中、口を開けば悔しさがつのった。

 昨季終盤の右肩炎症からの調整遅れも自覚していた。
開幕前最後の調整登板(23日)も3回1安打無失点ながら
3四死球と不調だった。「不安と期待と両方あって、
浮足立たないように、大胆かつ慎重に行こうと思いました」と、
4年目のマウンドへ。最速151キロの直球を軸に、
援護にも押されて粘投した。

 中盤からは緩急も駆使し八回まで127球。
「もちろん、行きますと言いました」と九回に臨んだが…。
2四球と畠山の中前打で4点差に迫られ、無念の降板。
マテオの救援を仰いだ。思わず顔をしかめたシーンが、
完投できなかった悔しさを表していた。

 開幕マウンドはメッセンジャーに譲ったが、火曜日を
託されたことは指揮官からの「(週の)アタマにいかせたいから。
中継ぎが(月曜日と)2連休になれば大きい」という
メッセージだった。「長い回を投げてほしいということで
火曜日を任されているので。あと1人だったので投げたかった」
と唇をかんだ藤浪だったが、昨季覇者のヤクルトを2点に抑えた。

金本監督にとっても難しい判断だった。「そこ(藤浪の心意気)
はやっぱり大事にしてあげたかった。中継ぎのために完投したい
というね。でもさすがに…149球? 肩が心配になってくる。
気持ちより、藤浪の体優先」と胸の内を明かした。孝行息子に導かれ、
チームは開幕戦黒星のち3連勝だ。

 右肩の炎症で投げられないオフを過ごした分、体と向き合い続けた。
四六時中、体のことを考え続け、「鳴尾浜が開いていなくても
ジムへ行っていましたよ」と動き続けた。年始早々。そのジムが
まだ営業を再開しておらず、白い息を吐き立ち尽くしたこともあった。
時間を正確に決めて、プロテインとサプリメントを必死で摂った。
体にまつわる意識も知識も、年々強くなる。復調は必然だった。

 「最低15勝というところだと思っています。3連勝でチームも
すごくいい雰囲気で、いい流れで来ていると思います!」

 今季の目標を堂々と宣言した。Vしか見ていない藤浪が、
4年目を力強く踏み出した。 


藤浪に5打数1安打のヤクルト・川端
「内角のカット、スライダーがコントロールされていた。
曲がりは小さく、速かった。あれが邪魔だった」




データBOX

 ◎…藤浪が29日のヤクルト戦(神宮)で149球を投げた。
2015年7月24日のDeNA戦(甲子園)で
9回完封した際の152球に次ぐ自身2番目の球数

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