ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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なぜ同時開幕に…「阪神が方針を変えたのが大きかった」

2011.03.25 Friday

セ・リーグが完全に降伏。4・12セ、パ同時開幕が決まった。

 セ関係者は「阪神が方針を変えたのが大きかった」と言う。

 19日の理事会で長期間の延期を最後まで主張したのは
ヤクルトだけ。それが政府から再要請を受け、
ナイター開催を蓮舫担当相に「商業主義ととられますよ」
と叱責(しっせき)されて風向きが変わった。

 国民感情、ファンと選手の声…。ヤクルトに続き阪神、
横浜、中日が延期派に回った。阪神から同調を求められた巨人は、
この日までに内部調整を完了。逆風への抵抗は限界だった。


▼巨人・清武英利球団代表の話 ベストでもベターでもないが、
唯一これが選手の気持ちとか、政府の指導、要請に沿うと
なればその道をとるべきだ。選手会は日程が12月に
ずれ込んでも協力すると約束してくれた。
これは今までなかったこと。その覚悟があるなら応えようと。

▼巨人・滝鼻卓雄オーナーの話 報告は聞いた。
いずれにしろ、あさってのオーナー会議で全部言いますから。

▼阪神・沼沢正二球団本部長の話 1球団ずつ意見を出して、
6球団の考えが一致した。5月以降の日程は12球団が
協議してやっていく。新井選手会長の意見も聞いている。
協力しあいながら日程をつくっていこうということ。

▼中日・西脇紀人球団代表の話 12球団お互い
やれることは協力する。球場の空きさえうまく合えば、
いろんな手だてができる。できることは全面的に応援する。

▼横浜・笹川博史取締役の話 選手会の思いを
聞き入れるなら(4月)12日開幕しかありえず、
大前提はセ、パ同時開幕だった。気になるのは
夏場の電力事情。試合時間の変更がありうるということで、
日程を組まないといけないだろう。

▼広島・鈴木清明球団本部長の話 (経営の損害は)
どの球団もある。観客動員をかけるしかない。
11月には(シーズンを)終わらせたい。
契約やFAの問題もある。(日程の)決定は
早い段階の方がいい。28、29日か。

▼日本ハム・大社啓二オーナーの話 選手会に限らず、
社会がプロ野球に期待していたので、そこに落ち着いて
良かった。賢明な判断をされたと思う。

▼日本ハム・島田利正球団代表の話 節電や電力の問題など
12球団でどうするのか、大きな問題も残っている。
開幕が一緒になっただけでは解決になっていない。

▼オリックス・村山良雄球団本部長の話 セとしても
悩まれたと思うが、非常に重い決断をしてもらった。
12球団で日程調整ができるので、いい試合をして
野球の素晴らしさを見せたい。

▼ロッテ・石川晃球団運営本部長の話 
(セ・リーグから球場使用の要請があった場合)
協力し合う。私たちもどこでお世話になるか分からない。

▼ソフトバンク・王貞治球団会長の話 選手たちも気持ちを
整理して、4月12日に向けて集中できるんじゃないか。
プロ野球界が結束して、明るいニュースを出して日本が
元気になるよう少しでも役立ってほしい。

▼ソフトバンク・高田浩一郎取締役の話 (同時開幕は)
野球界にとっていいこと。(ヤフードームでの他球団の
主催試合については)セ、パ含め柔軟に考えていく。


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根回しできていたはず…想定外だった政府の自粛要請

2011.03.25 Friday

【記者の目】セ・リーグがパ・リーグに屈し、再延期を
決めたことに、巨人球団代表・清武英利は「2つの要因」
をあげた。「電力事情であらためて(政府の)自粛要請を
受けたこと。4月12日の件で言えば、選手たちの心ですね」

  感情はやはり大きな問題だった。だから選手会との窓口、
選手関係委員長でもある清武は「心」を強調した。
「選手会=世間」。世情の後押し、セへの逆風は強かった。

 わずか4日間の延期を決めた際は文科相・高木義明から
「国民の理解を得られていない」と切られた。
巨人・読売を通じて、根回しできていたはずの
政府筋から差し戻しをくったのは想定外だった。
コミッショナー・加藤良三も「どうなっているんだ」
といら立ったほどだ。目には見えない心を読めず、
国民感情を無視した強引さがあった。

 背景に金の損得勘定があった。セ各球団は腹の内で
早期開幕や東京ドーム開催での収益を見込んでいた。
赤字で身売りの危険性にさらされる球団は多い。
確かに清武が言った「経済活動を停止したら日本は沈没する」
は一理ある。広島や阪神も「やれる所はやる」と主張していた。
広島球団本部長・鈴木清明はこの日「道理が通らぬ」と
不満ながらに出席した。

 だが、節電啓発担当相・蓮舫はずばり「商業主義と
とられますよ」と警告、見透かされた。有事に
「金で買えない」心が勝ったこの結果は、捨てたものではない。

 清武の「2つの要因」に加え、あるセ首脳は
「阪神の寝返りが大きい」と言った。近年の躍進で
発言力の増した阪神は世情を悟り、18日ごろから
強行派の巨人に譲歩への説得を行っていた。
セの強行姿勢をけん引していた巨人も
「このままではセは見放される」との警告を聞き入れた。

 「問題は巨人・読売の内部調整だった」との証言がある。
巨人オーナー・滝鼻卓雄が前夜漏らした「オーナーは1人」
は自らかたくなな社内上層部を黙らせる決意表明に聞こえた、
とも聞いた。

 二転三転したセの失態でファン離れが案じられる。
だが問題点が浮き彫りとなり、「球界一丸」を
打ち出せた点に救いを見たい。

[ 2011年3月25日 10:10 ]


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「人気のセ」のはずが…プロ野球人として大事なものを失った

2011.03.25 Friday

【記者の目】未曽有の震災が起こってから2週間。
セ・リーグが開幕日を確定するまでに失ったのは
時間だけではない。プロ野球人として最も大事なものを
失ったのではないか。

 15日の実行委。パ・リーグがいち早く延期を
打ち出したのに、強行したいセ側が発表を拒んだという。
結局、両リーグの調整はつかず17日に分離開幕を発表。
セはその日から猛烈な逆風にさらされた。厳しい電力事情
の中でナイター実施。NPB事務局には1日400件を超える
批判の電話が入り、セの6球団も同様だった。批判は
NPBのパートナー企業にまで及んだ。
「こんな中でナイターやるのか!」。
それはファンの、そして国民の声でもあった。

 なぜ、セが早期開幕とナイターにこだわったのか。
本拠地6球場は被害がなく、3球場は東京電力・東北電力管外。
試合を行える環境にあった。プロ野球は興行。東京ドームで
1試合流せば損失は数億円に上る。しかも注目される開幕カード。
各球団にとって収入減は球団経営に直結する。
巨人・清武球団代表は「できるところから野球をやるのは選手、
球団の責務であり本能」と言った。経営者の立場からは
当然の考え方だろう。しかし、そうした経営理念すら
通らなくなるほど日本が震災で受けたダメージは大きかった。

 パは素早い対応で4月12日への延期とナイター自粛を
決めた。セとは対照的だ。それがセへの批判を強めたが、
楽天の本拠地が被災して25日開幕など実質的に無理
という事情もあった。こうした状況下でこそ球界全体を見渡し、
指導力を発揮すべきなのが加藤良三コミッショナー。
その球界トップが経営者の意向を酌んでしまったのも
混乱を助長した。政府からナイター自粛要請を受けても
具体的な方向性を示すことなく、選手の意向を酌んで
問題が決着したこの日も対応はなかった。

 開幕再延期でセの営業面でのマイナスは確かに痛い。
でも、リーグ誕生61年で作り上げた財産を失った方が
もっと痛いはずだ。「人気のセ」はもはや死語なのか。

[ 2011年3月25日 10:00 ]

一丸にならなきゃいけないときに。。。
ほんま、長年プロ野球ファンをやってきて
こんなにさびしいと思ったことはないしょんぼり


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セ開幕再延期にT新井「感謝」

2011.03.25 Friday

広島との練習試合を終え、ユニホーム姿のまま会見場に現れた。
選手会の声、ファンの声が背中を押した4月12日の
セ・パ同時開幕へ。新井は険しかった表情を少しだけ緩めると、
プロ野球選手の代表として、確固たる決意を示した。

 「大変大きな決断をしていただき、選手会の意志を
ご理解いただき感謝しています。両リーグの方には、
144試合、クライマックスシリーズ、日本シリーズを
必ずやり遂げます、協力しますと伝えています。
僕たちプロ野球選手が真剣に野球をする姿を被災者の方に
見てもらって、少しでも勇気づけられるように頑張りたい」

 納得できる答えが届いた。24日のセ・リーグ緊急理事会で
「4・12」開幕が決定。会見の冒頭に「(東日本大震災で)
大変なときにプロ野球の開幕時期の問題でお騒がせしてしまい
申し訳ない」と頭を下げると、プロ野球選手の責務を
貫く姿勢を示した。

 開幕延期が決まり、東北電力、東京電力管内では
4月中のナイターを自粛する。消化できない15試合が
シーズン後半に組み込まれ、日程は厳しくなるが、
選手側は協力は惜しまない。日本シリーズが12月まで
長引く可能性もあるが「万が一そうなっても、やり抜く
覚悟はできている。両リーグの決めたことに、最大限の
協力をしていきたい」と話し、両リーグに伝えたことも明かした。

 二転三転した末にようやく決まった開幕へ。これで新井自身
も前に進んでいける。「被災者の方のことを思えば何ともない」
と言葉に詰まりながら目を潤ませた。会長としての心労からか、
最近の実戦形式で16打席無安打。調子の悪さが目立っていた。
この日の広島との練習試合では18打席安打なしで迎えた
六回無死一、三塁で、篠田から右翼へ先制犠飛。
4番の仕事をようやく果たした。

 スタートラインが決まった。まだクリアすべき問題は
あるが、やるべきことはハッキリとした。開幕へ向けて、
すべての準備を始めていく





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