ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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和田監督 日曜日に必ず勝て!

2012.02.25 Saturday

和田監督が宜野座キャンプ休日の24日、恩納村内の選手宿舎で、
独自の勝負理論を展開した。それは何と、日曜日&火曜日に勝て!! 
白星で主に休みとなる月曜日をリラックスして過ごし、
火曜日からの連戦に相乗効果を生みだそうというもの。
日曜星なら、選手だけでなくファンもご機嫌。
“ハッピーサンデー”で連勝街道を演出する。
そぼ降る雨にぬれるヤシの木を背に、和田監督の眉が
ピクッと動いた。そして、ニヤッとした。

 「誰がゆったんや。(伝わるのが)早いなっ(笑)」

 報道陣が「ある選手が『監督が日、火曜日を勝つ、と』
話していたが」と問うと、珍しく取り乱した。本格化する
オープン戦を前にして、どんな質問にも冷静に分析し、
かみ砕いて話す指揮官が初めて“動揺”した。

 「別に隠してないよ。アラ!? ゆってへんで。あっ、
ミーティングで、打撃コーチのときに選手に
いっているかもしれないな」

 それほど心に秘めていた独自理論だったのだ。

 「週初めの火曜日はそこをしっかりとって、1週間、
勢いに乗っていきたいし、日曜日を勝って月曜日を休むのと、
負けて休むのとは全然違う。心の負担というか。
自分の経験では重い」

 交流戦をのぞけば、基本的に試合は火曜日から6連戦で
月曜日が休みとなるケースが多い。ならば“初め”と“最後”
が大事というわけ。さらには、西鉄を常勝軍団に育て上げるなど、
『三原マジック』で知られる三原脩監督や、巨人でV9を
成し遂げた川上哲治監督も日本シリーズについて、
移動日休み前の第2戦と第5戦が大事との理論を唱えていたと
いう話もある。

 「特に日曜日はデーゲームだから(次の試合まで)
1日半ぐらい空くわけや。夜もモンモンとしてしまうし。
デーゲームで勝って、他のチームのナイターを見るのとでは
エラい気分が違うよね。精神衛生上、よくないんで」

 昨季の日曜日は12勝14敗1分で勝率・462。
虎党のイライラを解消すべく、和田監督は明確な数字を掲げた。

 「数字を逆にしたい。やっぱり1週間の締めくくりは
とっておきたいし、またそれを勝つことで、火曜日から
気持ちが違ってくるんで」

 火曜日は14勝9敗と勝ち越しているが、日曜日の結果が
よくなれば、好循環でその数字もさらに伸びるということだ。
だが、そんな珍指令を遂行するためのある予告も忘れなかった。

 「もちろん負けるときもある」。ということは…。

 「(月曜日が)休みにもなれば練習日もあるだろう。
なるべく休ませたいという気持ちはある、となると勝つことが
一番になってくるが」。近年の阪神では珍しい、休日返上、
全体練習を示唆した。日曜日重視のローテを組むと
いうわけではないが、必勝宣言だ。

 「ファンの皆さんもそうだよね。日曜日に負けると、
月曜日からの仕事にも影響してしまうし、何とか勝ちたい」

 25日のヤクルトとのオープン戦(浦添)以降、有言実行して
もらいましょう。そしてシーズンも
“ハッピーサンデー&チュースデー”を演出していく。

(紙面から)


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