ゴメス興奮!完璧スイングで2号3ラン
2016.03.29 Tuesday
(セ・リーグ、ヤクルト−阪神、1回戦、29日、神宮)
26日に来日最速となる開幕2戦目で一発を放った
マウロ・ゴメス内野手(31)が、2号3ランを放ち、
三塁側、左翼スタンドを黄色で染めた虎党を喜ばせた。
2−1と1点リードで迎えた五回、一死からヘイグが左前打
、福留が四球を選び一、二塁とすると、三回に空振り三振を
喫していたゴメスがリベンジとばかりに館山の初球136キロ
をフルスイング。打球はぐんぐん伸びて、
左中間スタンドに吸い込まれた。
「浮いたフォークをしっかりととらえられたね」
と話した主砲は、「いつも『打てるボールが来たら、
いいスイングで打ち返す』ということを意識しているんだけれども、
それができた打席だったね」と、自画自賛する完璧なスイングに
興奮を抑えきれなかった。
金本監督から減量を命じられて6kg絞ってきた
その結果ガ腰がスムーズに回り、
打球も飛んでるんではないでしょうか
いい感じです
梅野先制2点打!ゴメス3ラン 犠飛4打点 3連勝☆3
2016.03.29 Tuesday
3月29日火曜日 明治神宮野球場
試合開始18時 02分
阪神 ヤクルト
1 高山 左 坂口 左
2 横田 中 川端 三
3 ヘイグ 三 山田 ニ
4 福留 右 畠山 一
5 ゴメス 一 雄平 右
6 鳥谷 遊 今浪 遊
7 西岡 ニ 上田 中
8 梅野 捕 中村 捕
9 藤浪 投 館山 投
<1回表>
【高山】2ボール2ストライクから
サードゴロ
【横田】初球を打って
セカンドゴロ
【ヘイグ】1ボールから詰まった当たりはバットを折られ
ショートゴロ、チェンジ
<1回裏>
【坂口】1ストライクからライト前ヒット
無死1塁
【川端】1ボール2ストライクから
セカンドゴロ、2塁封殺
一死1塁 西岡が華麗なグラブトス
【山田】1ボール2ストライクから藤浪のワイルドピッチで
川端が2塁へ進塁
一死2塁
フルカウントからフォアボール
一死1・2塁
【畠山】1ボールから畠山のバットを折ってショートゴロ、
6・4・3のダブルプレー!チェンジ
<2回表>
【福留】フルカウントから外角見送って
フォアボール
【ゴメス】 初球とらえてライト前ヒット!福留は迷わず3塁へ!
無死1・3塁
【鳥谷】1ボール2ストライクから ピッチャーゴロ
福留が飛び出してアウト
一死1・2塁
【西岡】3ボール1ストライクから低め見送って
フォアボール
一死満塁
【梅野】1ボールからライト前の
先制2点タイムリーヒット!
一死1・2塁
【藤浪】1ボールから 送りバント成功!
二死2・3塁
【高山】2ストライクから
セカンドゴロ、チェンジ
<2回裏>
【雄平】フルカウントから10球目、
スライダーで空振り三振!
【今浪】フルカウントから
平凡なセンターフライ
【上田】2ボール2ストライクから
セカンドフライ、チェンジ
<3回表>
【横田】初球叩いて
サードファウルフライ
【ヘイグ】フルカウントから
サードゴロ
【福留】2ボールから
ショートフライを今浪が落球しエラー
【ゴメス】1ボール2ストライクから
空振り三振、チェンジ
<3回裏>
【中村】フルカウントから外角外れて
フォアボール
【館山】3ボール1ストライクから送りバント成功
一死2塁
【坂口】初球坂口の右足へデッドボール
一死1・2塁
【川端】初球打ってライトフライ
セカンドランナー中村はタッチアップで3塁へ
二死1・3塁
【山田】2ボール1ストライクから
セカンドゴロ、チェンジ
<4回表>
【鳥谷】フルカウントから外角見送って
フォアボール
【西岡】2ボールからヒットエンドランを仕掛けるも
サードファウルフライ
一死1塁
【梅野】1ボール2ストライクから空振り三振
二死1塁
【藤浪】フルカウントからインハイ見送って
フォアボール
二死1・2塁
【高山】2ボール2ストライクから
空振り三振、チェンジ
<4回裏>
【畠山】1ストライクからサードとショートの間にフライが落ちて
記録はサードのエラー
【雄平】2ボール1ストライクからセンター前へヒット
無死1・2塁
【今浪】1ボールからショートゴロで2塁封殺のみ
一死1・3塁
【上田】3ボール1ストライクから ショートゴロで2塁封殺
この間に畠山ホームイン
阪神2-1ヤクルト
二死1塁
【中村】初球ライト前ヒット
二死1・2塁
【館山】2ボール2ストライクから
空振り三振、チェンジ
<5回表>
【横田】 初球打ってレフトフライ
【ヘイグ】2ボールから
レフトへのクリーンヒット!
【福留】3ボール1ストライクから
フォアボール
一死1・2塁
【ゴメス】初球
左中間スタンド中段への第2号スリーランホームラン!
阪神5-1ヤクルト
【鳥谷】2ボール2ストライクから
空振り三振
【西岡】2ボール1ストライクから
センターフライ、チェンジ
<5回裏>
【坂口】1ストライクからセカンドゴロ
【川端】1ボール1ストライクから
レフトフライ
【山田】 初球痛烈なレフト前ヒット
2死1塁
【畠山】藤浪のワイルドピッチで山田が2塁へ進塁
二死2塁
2ボール2ストライクからライトフライ、チェンジ
福留がフェンスを背負いながらジャンプして好捕!
<6回表>
2番手に村中がマウンドに上がります。
【梅野】2ボール2ストライクから内角へ沈む変化球に
空振り三振
【藤浪】1ストライクから右中間へ運ぶも
センターフライ
【高山】2ボール2ストライクからスライダーに詰まってしまい
ショートゴロ、チェンジ
<6回裏>
【雄平】2ストライクからワンバウンドの変化球を振らせて
空振り三振!
【今浪】1ストライクから外のボールを打たせて
イージーなショートゴロ
【上田】1ストライクからカーブを打ち返され、高いバウンドの
ショートゴロ、懸命のプレーをを見せるも1塁は間に合わず。
鳥谷にエラーが記録されます
【中村】1ボール2ストライクから上田がスタートし今季初の盗塁成功
二死2塁
2ボール2ストライクからストレートを打ち返されるも
ショートゴロ、チェンジ!
<7回表>
【横田】2ボールから高いバウンドの
ファーストゴロ
【ヘイグ】3ボールからストレートの
フォアボール!
1死1塁 代走緒方
【福留】1ボールからインハイの真っ直ぐを引っ張って
ライト前ヒット!緒方は悠々3塁へ進塁!
一死1・3塁
【ゴメス】1ボールから高めのボールを弾き返して
ライナー性のセンター犠牲フライ!
阪神6-1ヤクルト
【鳥谷】フルカウントからアウトハイへのボールを見送って
フォアボール!
二死1・2塁
【西岡】3番手に秋吉がマウンドに上がります
1ボール1ストライクからお尻付近にボールが直撃しデッドボール
二死満塁 西岡に代走大和
【梅野】 梅ちゃん粘ってるで!
2ボール2ストライクから引っ掛けてしまいサードゴロ、
そのまま3塁を踏んでチェンジ
<7回裏>
タイガースは代走大和がセカンド、今成がサードに入ります。
【代打田中浩】1ボール1ストライクから
ショートゴロ
【坂口】1ボールから1・2塁間を破る
ライト前ヒット
【川端】2ストライクから
セカンドの横を鋭く破られライト前ヒット
一死1・2塁
【山田】2ボールからストレートを打ち上げてセンターフラ
横田が浅い飛球にランニングキャッチ
二死1・2塁
【畠山】1ストライクから捉えられるも鳥谷がジャンプして捕球!
ショートライナーでスリーアウトチェンジ!
<8回表>
4番手にオンドルセクがマウンドに上がります。
【藤浪】2ストライクからストレートに
見逃し三振
【高山】1ボール1ストライクから高いバウンドの
サード前の内野安打!
1死1塁
【横田】1ストライクから低めのボールを打ち返すしレフトフライ、
しかし坂口が落球し高山は2塁フォースアウト。記録はレフトゴロ
二死1塁
【今成】フルカウントからストレートに
空振り三振、チェンジ
高山が開幕から4試合連続安打!
<8回裏>
【雄平】1ボール2ストライクから
セカンドゴロ
【今浪】フルカウントからうまくバットに合わせられ
センター前ヒット
【上田】2ボール2ストライクからライナー性のライト前ヒット
と思われましたが福留が決死のダイビングキャッチ!
ナイスプレーでライトフライ!
【中村】1ボールからイージーな
センターフライ、チェンジ
<9回表>
5番手に久古がマウンドに上がります
【福留】2ボール2ストライクから高めのボールを流して
三遊間を破るレフト前ヒット!本日2本目!
無死1塁
【ゴメス】 初球、スライダーを打ち損じてしまい
ファーストフライ
1死1塁
【鳥谷】フルカウントからストレートに空振り三振
2死1塁
【大和】6番手に古野がマウンドに上がります
1ストライクから差し込まれバット粉砕、
ショートゴロでチェンジ
<9回裏>
レフトに江越、ファーストに荒木が入ります。
藤浪はここまで127球の熱投!
【代打森岡】1ボール2ストライクから
ワンバウンドの変化球で空振り三振!
【坂口】3ボールからストレートのフォアボール
1死1塁
【川端】1ストライクから右中間へ運ばれるも
横田の守備範囲でセンターフライ
2死1塁
【山田】2ボールから坂口は2塁へ進塁、盗塁は記録されません
二死2塁
3ボール1ストライクから外にスライダーが外れフォアボール!
2死1,2塁
【畠山】あと1人やで!
あと1球や!
フルカウントから外にスライダーを弾き返され
二遊間を破るセンター前タイムーヒット
阪神6-2ヤクルト
二死1・3塁
【雄平】藤浪149球で降板
金本監督が投手交代を球審に告げました
タイガースは2番手にマテオがマウンドに上がります!
3ボール1ストライクから高めに浮いてフォアボール
二死満塁
【今浪】あと1球!
フルカウントから当たりの弱いショートゴロ、
鳥谷が慎重に1塁へ送球しアウト!ゲームセット!!
<掛布2軍監督連載(下)>
2016.03.29 Tuesday
15日にウエスタン・リーグが開幕した。
現役時代「ミスタータイガース」として活躍し、昨オフ、
2軍監督に就任した掛布雅之氏が、若虎たちをどのように
変えていくのか。当コラムでは同監督を直撃取材した。
春季安芸キャンプからスタートした掛布阪神の「超変革」
を3回連載で追う。
**********
「よく聞いてくれ。今シーズンが終わるとき、この中から
何人かの選手がやめていく。でも、かりに整理されたとしても、
タイガースのユニホームを着て良かった。と思える1年にしない
とダメだ。無駄な時間をつくるな。これ以上できない、
というところまで練習してやめてほしい」
キャンプ初日。選手を前にした掛布監督の訓示だ。表情は穏やかで、
悔いを残す選手が出ないための温かいアドバイスだが、
口調は熱っぽい。言葉のひと言、ひと言の中身を考えると
かなり厳しい内容だ。久々に着た縦縞のユニホーム。気持ちは
ぐっと引き締まっている。そこに、憧れのプロ野球選手に
なったときの自分がいた。思い浮かぶのは、桧(ひのき)舞台での
活躍を目指してガムシャラに野球に取り組んだこと。さらに上を見据え、
常に向上心を抱いて、自分から進んで積極的に練習したあの日。
特打あり、個人ノックあり。かなり厳しいシゴキにも一度たりとも
音をあげたことがない。鍛えに、鍛え抜いて球界のスターに
のぼり詰めた男。いま、前回明記したように背番号31を
つぐ選手を待ちわびている。
だから、自分が歩いてきた道が蘇ってくる。「ファームの選手
であっても、いい意味で野球の怖さを感じてもらいたい。
自分の野球に自分で責任を持ってほしい。この世界、
楽しいだけでは継続できません。怖さがあるから一生懸命練習して
継続できるんですよ」(掛布監督)己の現状に満足するな。
妥協するなということだ。そういえば選手時代、それも
球界のスターに君臨していたころ、こんなことをつぶやいて
いたことがある。「まさか」と思える話だ。「開幕して
何試合かホームランが出ないときとか、ヒットが出ないとき
なんか“オレ、今年はもうホームランは打てないんじゃないか”
とか、ヒットも同じで“打てるのかなあ”と思ってしまう」と−。
要するに野球の怖さを感じるときで、その思いを払拭するために、
自分から進んで練習に打ち込んだのが掛布流。若手よ、
前向きになれ。何事にも積極的に挑戦することだ。
その練習も、やらされる練習と、自分から進んで頑張る練習では、
心、技、体の進歩にかなりの差がつく。その差は「やる気」
の問題だが、選手時代、こんな掛布に遭遇したこともある。
確かハワイキャンプだったと記憶する。夜中である。
ホテル内広場の片隅で、一人黙々とバットを振っている選手がいた。
左バッターである。やはり掛布だった。周辺の研ぎ澄まされた空気。
緊張感。その雰囲気たるや近寄りがたい。現ソフトバンク
・王会長のごとく一本足でジーッと立ち1点を見詰める。
ものすごい集中力で周囲は殺気立っている。そして、
ひとスイング毎に「ハッ」と気合十分の声が発せられる。
これが身をもって練習を実行する掛布の姿だ。また遠征時、
野球道具は荷物車が宿舎まで運んでくれる昨今、
ただ1人素振り用のバットを持参して遠征していた。
プロ野球界のスターたる一面を垣間見たし、本物のプロを見せてくれた人。
−今季のファームは
掛布2軍監督 育てるのと、勝つことは共通しています。
当然ファームも勝ちにこだわっていきます。勝つ試合から
覚える野球があれば、負けゲームで大いに反省することも
ある中で選手は育っていきます。ファームも目標は優勝ですが、
僕の理想は1軍が日本一になって。2軍は最下位なんですよ。
1軍は同じ戦力で1シーズンを戦うのは結構むずかしい。
でも、そのときにファームが予備軍を持っていれば
1軍の歯車は止まらないはずです。目標はあくまで
金本監督の胴上げです。ファームの戦力は1軍に
全部吸い上げられてボロボロになっても、
それは2軍にとっては喜ばしいことですよ。
チームが一丸となっている発言。今シーズンの采配が
いまから楽しみだが、早くも驚きの「超変革」指導があった。
3月20日鳴尾浜球場でのオリックス3回戦。抑えの石崎が
9回、フルカウントから投じたストレートを、
ブランコにバックスクリーン越えの超特大決勝ホーマーを
浴びると「あれでいいんです。あれがプロの勝負ですよ」
と絶賛していた。掛布流の発想、本来なら「1発だけは
避ける場面」のアドバイスだろうが、さすが大物。
その選手の素材にもよるが、より大きく育つアドバイスだけに
石崎がどう受け止めたか。今後各選手が指導されたときのひと言、
ひと言の意図をしっかり受け止めることができるなら、
ひ弱なチームから頼もしいチームに超変革するだろう。
現役時代「ミスタータイガース」として活躍し、昨オフ、
2軍監督に就任した掛布雅之氏が、若虎たちをどのように
変えていくのか。当コラムでは同監督を直撃取材した。
春季安芸キャンプからスタートした掛布阪神の「超変革」
を3回連載で追う。
**********
「よく聞いてくれ。今シーズンが終わるとき、この中から
何人かの選手がやめていく。でも、かりに整理されたとしても、
タイガースのユニホームを着て良かった。と思える1年にしない
とダメだ。無駄な時間をつくるな。これ以上できない、
というところまで練習してやめてほしい」
キャンプ初日。選手を前にした掛布監督の訓示だ。表情は穏やかで、
悔いを残す選手が出ないための温かいアドバイスだが、
口調は熱っぽい。言葉のひと言、ひと言の中身を考えると
かなり厳しい内容だ。久々に着た縦縞のユニホーム。気持ちは
ぐっと引き締まっている。そこに、憧れのプロ野球選手に
なったときの自分がいた。思い浮かぶのは、桧(ひのき)舞台での
活躍を目指してガムシャラに野球に取り組んだこと。さらに上を見据え、
常に向上心を抱いて、自分から進んで積極的に練習したあの日。
特打あり、個人ノックあり。かなり厳しいシゴキにも一度たりとも
音をあげたことがない。鍛えに、鍛え抜いて球界のスターに
のぼり詰めた男。いま、前回明記したように背番号31を
つぐ選手を待ちわびている。
だから、自分が歩いてきた道が蘇ってくる。「ファームの選手
であっても、いい意味で野球の怖さを感じてもらいたい。
自分の野球に自分で責任を持ってほしい。この世界、
楽しいだけでは継続できません。怖さがあるから一生懸命練習して
継続できるんですよ」(掛布監督)己の現状に満足するな。
妥協するなということだ。そういえば選手時代、それも
球界のスターに君臨していたころ、こんなことをつぶやいて
いたことがある。「まさか」と思える話だ。「開幕して
何試合かホームランが出ないときとか、ヒットが出ないとき
なんか“オレ、今年はもうホームランは打てないんじゃないか”
とか、ヒットも同じで“打てるのかなあ”と思ってしまう」と−。
要するに野球の怖さを感じるときで、その思いを払拭するために、
自分から進んで練習に打ち込んだのが掛布流。若手よ、
前向きになれ。何事にも積極的に挑戦することだ。
その練習も、やらされる練習と、自分から進んで頑張る練習では、
心、技、体の進歩にかなりの差がつく。その差は「やる気」
の問題だが、選手時代、こんな掛布に遭遇したこともある。
確かハワイキャンプだったと記憶する。夜中である。
ホテル内広場の片隅で、一人黙々とバットを振っている選手がいた。
左バッターである。やはり掛布だった。周辺の研ぎ澄まされた空気。
緊張感。その雰囲気たるや近寄りがたい。現ソフトバンク
・王会長のごとく一本足でジーッと立ち1点を見詰める。
ものすごい集中力で周囲は殺気立っている。そして、
ひとスイング毎に「ハッ」と気合十分の声が発せられる。
これが身をもって練習を実行する掛布の姿だ。また遠征時、
野球道具は荷物車が宿舎まで運んでくれる昨今、
ただ1人素振り用のバットを持参して遠征していた。
プロ野球界のスターたる一面を垣間見たし、本物のプロを見せてくれた人。
−今季のファームは
掛布2軍監督 育てるのと、勝つことは共通しています。
当然ファームも勝ちにこだわっていきます。勝つ試合から
覚える野球があれば、負けゲームで大いに反省することも
ある中で選手は育っていきます。ファームも目標は優勝ですが、
僕の理想は1軍が日本一になって。2軍は最下位なんですよ。
1軍は同じ戦力で1シーズンを戦うのは結構むずかしい。
でも、そのときにファームが予備軍を持っていれば
1軍の歯車は止まらないはずです。目標はあくまで
金本監督の胴上げです。ファームの戦力は1軍に
全部吸い上げられてボロボロになっても、
それは2軍にとっては喜ばしいことですよ。
チームが一丸となっている発言。今シーズンの采配が
いまから楽しみだが、早くも驚きの「超変革」指導があった。
3月20日鳴尾浜球場でのオリックス3回戦。抑えの石崎が
9回、フルカウントから投じたストレートを、
ブランコにバックスクリーン越えの超特大決勝ホーマーを
浴びると「あれでいいんです。あれがプロの勝負ですよ」
と絶賛していた。掛布流の発想、本来なら「1発だけは
避ける場面」のアドバイスだろうが、さすが大物。
その選手の素材にもよるが、より大きく育つアドバイスだけに
石崎がどう受け止めたか。今後各選手が指導されたときのひと言、
ひと言の意図をしっかり受け止めることができるなら、
ひ弱なチームから頼もしいチームに超変革するだろう。
アニートーク『藤浪は真っすぐ戻っている』
2016.03.29 Tuesday
−−ビジターの戦いになるが、基本は同じか
金本監督 「基本的にはね。(攻撃の)裏表で、投手起用や
ポジショニングが変わってくるから、久慈コーチやヘッドに
意見を聞きながら、やっていく」
−−ヤクルトは開幕3連敗
「逆に嫌やね。そろそろ勝つんじゃないかって」
−−オープン戦2戦は負けていない(1勝1分け)。印象はいい?
「悪くはないけどね。まあ、始まったばかりだから」
−−これまで前年度チャンピオンとして意識すると言っていたが
「乗ってきたら、怖いチームだから」
−−それだけに先制したい
「全部(3試合は先制点を)取ったんだっけ? まあ、
取るに越したことはないけど」
−−先陣の藤浪が大事になる
「そうね。真っすぐも戻っているみたいだし。
そこの安心感は大きいよね」
−−横田は楽しみ
「怖いけど、楽しみよね」
(続けて)
「君たちも、何やらかすかわからない部下がいたら
怖いやろ?(笑) でも俺もコーチもそれ(がむしゃらなプレー)
を楽しみにもしているし。一番焦っているのは中村豊
(外野守備走塁コーチ)かな。顔を引きつらせて『すいません…』
って言ってくるよ」
−−高山とは対照的
「そやね、面白いね。ホンマに。高山も若年寄みたいだけどね。
プレーはもっと泥んこになってやっていかないと。走塁にも
興味を持ってね。外野手だからなかなか泥んこにはならないけど。
泥臭く、汗臭く。横田は高山を見習ってほしいし、高山は横田くらい、
いってほしい。お互いに中和したらね。見習うというか。
落ち着き過ぎても若さがないし。若さをなくしたらね」
金本監督効果や!虎開幕戦視聴率も超変革 瞬間最高17・8%
2016.03.29 Tuesday
25日に読売テレビで中継されたプロ野球開幕の阪神−中日戦(京セラD)
の関西地区の平均視聴率が13・9%だったことが28日、
分かった。昨年の開幕戦の11・8%を上回り、瞬間最高も
17・8%を記録。金本阪神が初勝利を飾った翌26日の第2戦も
9・3%で、金本阪神への注目度の高さを示した。熱烈虎党の同局
・諸國沙代子アナウンサー(24)も「『超変革』してますね。
優勝間違いない」と喜んだ。(数字はビデオリサーチ調べ)
金本阪神が掲げる「超変革」は、視聴率にも反映された。
猛虎が2勝1敗と勝ち越した開幕3連戦の中継は、
いずれも昨年を超える数字をたたき出した。
25日の開幕戦は13・9%と、昨年の11・8%より
約2%アップ。第2戦は昨年の6・9%から9・3%に。
ABCテレビが中継した第3戦も、昨年の9・4%から
10・9%に増加した。
1、2戦目を中継した読売テレビの花房政寿プロデューサー(39)
は「視聴者の金本新監督への期待度が高かったことの表れ」と分析。
昨年、同局が中継した阪神の主催試合は阪神が9勝1敗で、
虎に白星をもたらしており、今回も「金本タイガースの
スタートダッシュを応援できたのでは」と喜んだ。
そんな同局で人一倍、大興奮しているのが諸國アナ。
昨年入社したが、2011年にはミス東大に選ばれ、
“天使すぎる”と話題に。阪神の沖縄・宜野座キャンプや
高知・安芸キャンプ、2軍の鳴尾浜球場にも自ら
足を運ぶほどの虎党だ。
この日、同局朝の情報番組「朝生ワイド す・またん!」
(月〜金曜前5・08)の月曜レギュラーに加わった“天使”は、
報道陣の前で「『超変革』してますね。優勝間違いない」と
V確信を告白。その後も「(金本知憲監督は)選手のいいところを
伸ばす監督」「(マウロ)ゴメス、鳥谷(敬)、西岡(剛)の
5、6、7番なんてめちゃめちゃ豪華」と止まらない。
同番組メーンMCの1人、辛坊治郎キャスター(59)は
「虎のエコノミスト」として有名な大院大教授の國定浩一氏の
ジャケット裏地がタイガース仕様であることにちなみ、
「スカートめくるとタイガースのマークなんてどう?」
と提案。諸國アナも「個人的にはめちゃめちゃ着たいです。
衣装を用意してくださるなら」とノリノリだった。
★ビックリ仰天
「朝生ワイド す・またん!」の月曜レギュラーに
仲間入りした諸國アナは、初の生放送を終え「『す・またん』
にいつか出たいと思っていたのでこうやって叶ったのはビックリ仰天」
と語った。今後の活躍について聞かれると、「横田(慎太郎)選手の
ように泥臭く内野安打を打つようにガムシャラに。
バットコントロールのすごい(D1位)高山(俊)選手も
『バットを振ってみないと分からない』と言ってましたが、
全力でストライクのボールは振って、三振しながら
学んでいきたい」と虎戦士に例えて答えていた。