ぶち破れ!おれがヤル ! 虎 想い 2019

昨年よりも
偏った選手起用に
来年は期待は持てないかも
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新 小虎日記〜ファーム便り

2016.03.01 Tuesday




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きのう29日に打ち上げた沖縄・宜野座での1軍キャンプ。
金本監督はじめコーチ陣、スタッフの皆さん、選手たちは昨夜、
眩しい日差しの沖縄から寒い寒い関西に帰ってきました。
雨で始まったきのう、午後から風も強まってきて鳴尾浜は
真冬並みに冷え込みました。沖縄キャンプ帰りのチームに
とっては相当な気温差だったでしょうねえ。よりによって。

タイガースはきょう1日が自主練習で、あすは1軍もファームも集合。
そういえば、新チームになって全員が揃うのは初めてですね。
そして3日は1軍のオープン戦とファームの春季教育リーグが
始まって(金本監督いわく「若手は3月中旬までキャンプのつもり!」
だそうですが)、あっという間に開幕。そこへ至るまで続くサバイバルに、
安芸キャンプ組も遠慮は無用です!

さて、きのう久々に顔を出してみた鳴尾浜では、安芸キャンプ組の
練習が行われていました。キャンプ打ち上げから1週間弱なのに、
選手たちの顔はもうキャンプ中とは違うような…。何となく顔や
雰囲気が、もう“臨戦態勢”に入っているような…。
まあこちらの見る目もあるんでしょうけど、確かに3日から
始める教育リーグで結果を出してオープン戦へという意気込みが
表れている気がします。

とても人懐っこいへイグ。
へイグ選手に初めて会いました。ようやく。左脇腹を痛めて
沖縄から鳴尾浜へ戻っていて、きのうは屋外での
打撃練習(フリーバッティング)を再開したとのこと。
終わったあと「Very good!」と笑顔いっぱいで、左脇腹は
どうかと聞かれ「ダイジョーブ」とまたニッコリ。
オマリー打撃コーチ補佐も「イタイ、ナイネ。ダイジョーブ。
フツカ(2日)コウシエンネ」と明言しました。
そのまま今度はご覧のように指の形を変えてニッコリ。。
掛布監督は「2、3日しか見ていないけど、フィールディングの
動きもいいし、ちゃんと投げられるし、バッティングも意外に
下半身がレベルに使えて、いけるんじゃないの?
腕の使い方が柔かいので、いろんな球に対応できる。
下半身がへんにぶれない。新聞では…ねえ(笑)。
でも思ったより守れるし、動けるし、投げられるし。
2日に1軍の監督やコーチが見たら、安心するんじゃない?
投げる、捕るの部分では」と話しています。

帰り際、へイグ選手はタクシーに乗り込みながら
「マタアシタ」と言って、一瞬ののち「アシタ、ノー!」
と訂正。翌日は休みだと気づいたんでしょう。それとも
、もしかしてノリツッコミ?とにかくコミュニケーションを
取ることにとても前向きな選手です。カメラを構えて「OK?」
と聞いたら「Yeah!」と答えて、2ポーズも取ってくれました。

教育リーグも田面が先陣

ファームの春季教育リーグは3日のオリックス戦(神戸サブ)から
始まります。その初戦は、掛布監督によれば「田面が先発」
だそうです。昨年12月に台湾でのウインターリーグを視察した際、
掛布監督は安芸キャンプ最初の実戦は田面投手に先発させると宣言。
以降も顔を見るたびに「2.11」と声をかけ、田面投手も
「最近は2.11としか言われていないような気がします」
と苦笑いしていました。
安芸キャンプ最後の練習試合(2月22日、高知戦)でも
無失点だった田面投手。安芸キャンプ最後の練習試合
(2月22日、高知戦)でも無失点だった田面投手。
2月11日の練習試合・ハンファ戦でしっかりと3イニングを
無失点で投げ終え、キャンプ最後の実戦だった
高知ファイティングドッグス戦は最後に投げて1イニング無失点と、
監督の期待に応えています。ここまで無四球なんですよね。
そして教育リーグ初戦も、やはり田面投手に決めた…
いや、決めていた?掛布監督。この時期は1軍投手陣の
調整もあって予定通りいかないとは思いますが、
3日はもう決まりでしょうか。

田面投手は「やってきたことをしっかり出せるように
頑張ります」とのこと。“2.11”に続く初戦の先発起用は
嬉しい?「もちろん、はい。嬉しいです!それと同じような
気持ちで臨みます」。今度は教育リーグといってもNPBのチームで、
時期的に1軍クラスの選手も出てくると思われ、レベルは
一段アップ。ここでも結果を出せば次は…と期待がふくらみますね。
なんといっても安芸キャンプの監督制定『頑張ったで賞』の1人ですから。

守屋は1軍練習に! 青柳は先発で?

同じく『頑張ったで賞』の1人、2年目の守屋投手は
きのうの夕方、荷物を持って車へ。もしかして?
「はい。2日は甲子園に行きます。練習だけですよ」。
そうなんですね。ただし3日の教育リーグ・オリックス戦で
中継ぎ登板する見込みで、そのまま1軍に帯同して福岡へ
行くのではないもようです。とはいえ、以降の甲子園で
続くオープン戦で投げる可能性は大。昨年は途中で
沖縄キャンプに昇格したもののオープン戦登板がなかったので、
ことしはそこをまずクリアしましょう。

ちなみに掛布監督の『頑張ったで賞』について、
本人は監督から聞いていないとか。そういえば我々も、
打ち上げ2日前の取材中に突然出てきたため、
最終的なMVPという形で確認はしていませんけど
「板山、原口、ピッチャーは守屋、青柳、田面」と
名前が挙がったのは確かです。「でも、高橋(投手)コーチから
言ってもらいました」と少し照れながら教えてくれた守屋投手。
そうだったんですね。それは励みになっているはず。
新しい守屋功輝を1軍でしっかり見せてきてください!

そしてもう1人、『頑張ったで賞』のルーキー・青柳投手。
キャンプ中から久保投手コーチが「先発で」と言っていたのですが、
本人は「そうなんですか?初めて知りました(笑)」とのこと。
安芸キャンプでは「試合に投げてヒットを打たれていないし
失点もなかったので、少なからず自信にはなりました。
逆に、制球が定まらずボールが多かった。3イニングで3四球…」
という収穫と課題です。「練習の中では人より劣っている
部分があることもわかりましたし、改善点がいろいろ
見つかったので、いいキャンプだったと思います」

先発と言われたら、そこで結果を出したいと話す青柳投手は
「先発で使ってもらえるのなら、先発で1軍に上がりたいです。
必要とされれば、いつでもいける準備はできています」
と続けました。声がかかるのを待つのみですね。
なお安芸キャンプの初実戦登板(14日のJR四国戦)で、
マウンドの踏み込み部分の窪みが合わず体勢を崩したのですが、
28日の鳴尾浜でもコケかけたとか。「またやっちゃいました」
と苦笑。鳴尾浜で投げるのは初めてだったからでしょう。
やっぱり先発がいいですね、きっと。

藤井さんが打ち上げ、福井へ
鳴尾浜最終日、オトコマエの笑顔を振りまく藤井さん。鳴尾浜最終日、
オトコマエの笑顔を振りまく藤井さん。安芸キャンプでキャッチャーの
特守中にフライを打つも「ああ!」と。…失敗でした。安芸キャンプで
キャッチャーの特守中にフライを打つも「ああ!」と。…失敗でした。
この日でファームの練習参加が最後だった藤井彰人さんは、
みんなと握手をして引き揚げました。昨年で現役を引退したあとも
タイガースに残ってフロント入り。
今季はルートインBCリーグの福井ミラクルエレファンツの
バッテリーコーチとして派遣されることになっています。
シーズン開幕は4月ですが、3月10日から9月15日までの契約
(プレーオフ進出の場合は延長あり)だそうで、今月8日か9日には
福井へ引っ越すとのこと。ただし「ちょっと前にも積もった
らしいので、雪の関係で」多少は流動的のようです。

選手ではない立場で過ごした1ヶ月を振り返り
「今までもキャンプをやっていて話はしていたんですけど、
今回はより深く、例えばピッチャー同士の雑談を聞きながら、
こんなことをやったり考えたりしてるんやとわかったことも
あります。新鮮でしたね。ピッチャーの、特に若い子が多いし」
と藤井さん。福井ではバッテリーコーチと言う肩書ではあるけど、
野手全般を見るようで「楽しみです」と言っていました。
1ヵ月間ありがとうございました!福井での“コーチ修行”、。

阪神タイガースOBの吉竹春樹さんが監督を務める福井球団とは、
昨春に業務提携をして田面投手とトラヴィス投手が
3ヶ月ずつ派遣されました。それに沖縄の宜野座キャンプでは
1ヶ月間、前に記事でも紹介した福井の藤野剛志投手が打撃投手
として参加していたのです。最終日もゴメス選手らに投げている
ところが写っていて、昨夜「1ヶ月間すごく勉強になりました!」
とメッセージも頂戴しました。また「藤井さんに早くお会いしたいです」
と。藤井さんも藤野投手が宜野座へ行っていたことは知っていましたよ。
半年間、しっかり吸収してください。

高校を卒業する “もっちー”
ブルペンに入って「よろしくお願いします!」とキャッチャーに挨拶。
3月といえば卒業シーズンですね。きょう1日は望月投手が
横浜創志館高校の卒業式。昨夜に実家へ帰って、今夜には
もう寮へ戻ってくるそうです。友だちとゆっくり話はできないかな?
「もう2ヶ月くらい会ってないです」。そうか〜、確かに。
そして「卒業式の練習も出てないから、ぶっつけ本番」と笑う18歳。
まあ高校の場合は予行演習なしでも大丈夫でしょう。

安芸キャンプ打ち上げの際にも話してくれた望月投手ですが、
改めて語ってもらいました。「最初は別メニューだったんですけど、
初めてキャンプっていうのをやって、高校時代こんなに長く泊り込んだ
経験もなかったから、一日中野球ができる環境で1ヶ月間練習できた。
その中でピッチングフォームとか教わって、すごく身になりました。
結構キャンプの間にフォームもしっくりきています。
あとサインプレーなども。内容の濃い1ヶ月間でした」

既に投内連係にも入っており、28日はブルペンでピッチング、
きのう29日はネットスローとキャッチボールをこなしていますが、
変化球はまだ投げていません。あとは打者に向かって投げること。
そしてゲームへ。楽しみがいっぱい詰まった春ですね。
ところで『もっちー』という呼び名は誰が?「最初は高山さんや板山さん、
それから横山さんとか色んな人に。そのあと久保コーチ、鶴岡さんにも」。
あっちゃんは?と聞いたら黙って首を振りました。嫌みたいです。
練習を終えて、とびっきりの笑顔。望月投手です。練習を終えて、
とびっきりの笑顔。望月投手です。
寮の中では部屋を行き来しますか?「横山さんの部屋に
よく入っていきます。向かいなんで。お互いに入ったり入ってきたり。
キャンプで別メニューの時間が多かったから話しやすいですね」。
そうですか。え、入っていく?ノックはするでしょう?
「いえ、たまにいきなり入ってきたり」…そうなの。
でも用事があるから行くんでしょう?「自分は聞きたいことが
あっていく時もあるんですけど」。横山投手は用がなくても
来るんですね、いきなり(笑)。お母さん、先輩方にとても
可愛がられていますので、ご安心ください。

岡本育子の新小虎日記から

2016.03.01 Tuesday




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今日MBSラジオで岡本育子さんがゲスト出演 
このさいとを知りました
ファーム情報 満載なのでのっけてみました



2月1日から高知県安芸市で行われていた阪神タイガース・ファームの
春季キャンプは、24日で終わりました。休み…ではなく
自主練習日を挟んで、きょう26日からは鳴尾浜で
練習が始まっています。ことしはファームの教育リーグが
3月3日に始まるので、2月いっぱいはキャンプの延長と
いう感じでしょうね。1軍と同じく29日まで、この1クールは
“鳴尾浜キャンプ”です。1軍のオープン戦も3月3日からで、
いま鳴尾浜にいる選手も出場のチャンスあり。
まだまだサバイバルは続きますよ。

さて、安芸キャンプから宜野座キャンプへ昇格した
ルーキーの高山選手、板山選手、そして原口選手の話を
2回に分けて書かせていただいたので、ちょっと
遅れてしまいましたが (しかも鳴尾浜でもう練習を
再開しているのに…すみません)、きょうは24日に
監督やコーチ、新人投手などに聞いた『2016安芸キャンプ総括』
をお送りします。

打ち上げの挨拶は俊介選手

24日の安芸市営球場は、前日の小雨模様と打って変わって
青空が眩しい、最高のお天気でした。風はかなり強かったものの
安芸らしい日差しに、選手たちの顔もキラキラ。午前中の練習が
終わる頃、サブグラウンドやブルペンから投手陣が
メイングラウンドへ移動し始めます。野手のバッティングが
終わるとネットやケージを片づけ、全員が外野の芝生に集合しました。
ちょうど正午に「連帯歩調!」の合図で、全員が掛け声を合わせながら
ランニングをして終了。いつもの光景です。

そのあと監督、コーチ、選手、チームスタッフ、そして横山安芸市長を
はじめキャンプの運営や管理をしてくださった安芸市役所、安芸市の方々、
学生アルバイトの皆さんも一緒に大きな輪を作り、真ん中に立った
俊介選手が代表で締めの挨拶をしました。完全ではありませんが、
抜粋して内容をご紹介しましょう。
正午過ぎに全員が輪になって、中央の俊介選手が挨拶。
そして一本締めで打ち上げです。正午過ぎに全員が輪になって、
中央の俊介選手が挨拶。そして一本締めで打ち上げです。
「1ヵ月間、ありがとうございました。これからまだ先は長いですが、
選手1人1人が勝ちにこだわって頑張っていきたいと思います。
練習をしっかりやって、1軍でプレーし優勝に貢献できるように
頑張ります。ファンの皆さん!寒い中、雨の中、
応援ありがとうございました!これからも応援よろしくお願いします!」

続けて俊介選手の発声で一本締め。無事に打ち上げとなりました。
1人ずつ握手を交わしながら輪が解けていきます。そこからは
一気に引き上げていくコーチや選手たちをつかまえて話を聞く…
はずが例年よりさらに動きが早くて大変。なお掛布監督は、
全員集合の前に時間を作ってくださいました!22日の試合後に
少しキャンプを振り返る談話もあったので、それも合わせてご覧ください。

掛布監督キャンプ総括

22日には「キャンプもあと2日。ケガなくやれたのは非常によかった
。朝、早めにやるのもよかったかもしれない。練習前に準備の時間を
取れたってのは。これは29日くらいまで継続してやってもらおうかなと
思ってる。3月は試合が入ってくるからね。あとは個人でやるレベルに
なるけど、2月中はキャンプの延長線上にあると思う。トレーナーから
そういう話があって、いいんじゃないのと言った」という話がありました。

「安芸キャンプは満点」

そして最終日の24日、打ち上げ直前に聞いたキャンプ総括でも
「ケガ人が出なかったってことが何よりですね。選手の自主性を
意識してやらせたので、1人1人が自分の野球を追い込んで
やってくれた。打つことやトレーニングにしても選手が
納得して1日を終わらせてくれた。その積み重ねですね」
と掛布監督。
確かに、沖縄でケガをしてしまったメンバーを除き、故障明けだった
選手も本隊に合流して、後半は日々の練習スケジュール表から
『別メニュー○○』という文字が無くなったのは嬉しいこと。
それに新たな故障者が1人も出ず、みんな元気に完走できたのも
本当によかったと思います。誰よりもトレーナーの皆さんが
喜んでいらっしゃるでしょう。

このキャンプは満点?と聞かれた監督。「満点ですね。
これも選手が答えを出してくれると思う。これからの彼らの勝負で。
その答えに合わせて、いろいろ考えることもあるだろうし。
ここにいる選手に期待していますよ」。その選手たちには
「これから本当の戦いが始まる。チームの中で激しい争いをして、
負けた人は1軍に上がれない。自分を厳しく追い込むくらいのつもりで
1年間やってくれ」と話したそうです。「その準備はできたんじゃないかな」

監督のプレッシャーはこれから

監督として過ごした初めてのキャンプはどうだったかという問いに、
まず「食事会が多かったなあ」と我々を笑わせたあと
「毎日が充実していましたね。動いて、ある程度は
細かいところも見てあげたいなと、去年までは行かなかった
ブルペンにも行ったり。またファンの皆さんへの対応とか。
僕自身も充実していた。非常にこう、短く感じました」
と振り返る監督は満足げな笑顔でした。
頑張ってくれた高校生のアルバイトさんたち。
選手との握手に感激?頑張ってくれた高校生のアルバイトさんたち。
選手との握手に感激?一番手前の森越選手は、東マネージャーの
手を取って深々とお辞儀。一番手前の森越選手は、東マネージャーの
手を取って深々とお辞儀。
また“監督のプレッシャー”についての質問には、
こんなふうに答えています。「まだある意味、育成という形の
チームを預かるわけで、1軍の予備軍としていかなきゃいけないけど、
まだ入れ替えもあるし。1軍メンバーが絞り込まれて、ファームの
メンバーが決まった時に考えるんじゃないかな。今はまだ野手が
11人くらいしかいないしね。ある程度の線引きができると準備をして、
1軍のチームのバランスを崩さずに戦うことができるかが一番大事」

福留選手とへイグ選手が沖縄から戻って、安芸組の“鳴尾浜キャンプ”
に合流しています。「福留は自分で自分を追い込める。そういう選手
と2、3日でも一緒にいられるのは勉強になる。刺激を与えてほしいね。
何度かファームで調整しているのを見たし、彼は天才と言われながらも
バットを振り込んで自分のスタイルを作ってきた選手。
だからここまで野球ができる。そんな福留のやる準備を
肌で感じてほしい」と期待を込めた言葉です。

お目当ての選手を見つけて!

詰めかけたファンの皆さんから多くの声援をいただき
「僕も嬉しいし、選手にいい影響を与えてくれたこと、
お礼を言いたいですね。いい雰囲気を作ってくれて、
選手もファンの目を意識して練習できる。結構タイガースファンの
目は厳しいですよ」と感謝の言葉。そして監督から、
こんな要望も出ました。「チームのファンになるのも嬉しいけど、
1人のプレーヤーとしてファンになってくれる、そういう楽しみ方も
ありますね」
この中に“推しメン”を見つけた方もいらっしゃるはず♪
具体的には「タイガースというチームや、たとえば『31』
に注目して来てくださって、そこでお目当ての選手を見つけて
応援してくれたら嬉しい」とのこと。掛布監督も現役時代に
そういう経験が?「いや〜僕はずっと1軍だったから」。
そう答えて、いたずらっぽく笑います。「個人のファンを、
選手はもっともっと増やさないといけないと思う」。
きっかけは掛布監督の『31』でもいいんですね。
そこから「この選手がいいなあ」となれば。でも監督の
「お目当て」という表現に嬉しくなりました。いまどきの
「推しメン」ではなく。

最後に、安芸キャンプ初日も聞かれた“安芸”の感想を
「景色が変わっていなくて懐かしいし、新鮮でもある。
変わらない新鮮さというのを感じますね。いつも宮脇ディレクターに
『いい景色だなあ』って帰りますよ。球場はきれいになったけど、
風も変わっていない。帰ってきたという感じは強いです」と、
改めて述べ会見は終了しました。掛布監督には忙しい中、
毎日たっぷりと時間を取って取材に応じていただき、
本当に感謝です。ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします!

コーチ陣、西田&植田のコメント

最初に書いた通り、この日はコーチも選手も帰りは一気で…
ほんの少ししか話を聞けていません。新しいコーチである
高橋投手コーチにも伺いたかったのですが、タイミングを
外しました。すみません。
コーチ陣も互いに笑顔で打ち上げの握手です。皆さん、
お疲れ様でした!コーチ陣も互いに笑顔で打ち上げの握手です。
皆さん、お疲れ様でした!
まず久保投手コーチは「故障者がみんな復帰したし、
みんなが伸びたし。これから(争いが)激化するでしょう。
それを期待しています。これは始まり。今からです」と、
ここから始まるサバイバルを強調。オープン戦に推薦する投手は?
「何人か出ていますね。要望されれば、いい形で戦ってきてほしい」。
そして久保コーチは「新たなケガ人が出なかったこと。
それが何よりよかったですね。それが戦力!」と大きく
うなずいて車に乗り込みました。

今岡打撃コーチは「またこれからです。準備できたと選手が
そう思っていたら、いいですね。選手が日の目をみること、
それが僕らの仕事なので」と、やはりキャンプが終わってからの
戦いにもう向かっています。平野守備走塁コーチは
「1軍が優勝争いするために僕らが何をできるか、
考えながら引き続きやっていきたい。3人が(沖縄に)行ったけど、
1軍で活躍できる選手を1人でも多く出せるようにやっていきます。
いま預かっているメンバーを1人でも推薦できるように」と、
熱い言葉。
チームが引き揚げてからも後片付けは続きます。こちらこそ、
有難うございました!チームが引き揚げてからも後片付けは続きます。
こちらこそ、有難うございました!
選手に至っては、もう話しかける隙もないくらいで。何とか
西田選手と植田選手には車のドアが閉まる寸前に聞きました。
本当に一言です。西田選手は「やろうとしたことの、きっかけは
つかめたと思います」。スイッチヒッター挑戦中の植田選手は、
左打ちに関して「最後はちょっと自分で感覚がつかめたような
気がします」と言ったその時、西田選手が「つかんだら放すなよ!」
と突っ込み、すかさず「放さないっす!」と返した植田選手。
絶妙の掛け合いでした。

ルーキーピッチャーズの初キャンプ回顧

キャンプ中の1軍昇格もあるかと思われた青柳投手ですが、
今回は投手の入れ替えなしで帰阪となりました。
「頑張ってこいよ」と送り出した同期2人について
「正直うらやましいところはあるけど、今はキャンプが
終わったところで1軍メンバーが決まったわけじゃないので」
と言います。その通り、本当の勝負はこれからですね。
「このキャンプで課題が見つかった。そこを直していきたい。
焦る気持ちはないです」
実戦にも2度登板した青柳投手。早くオープン戦で投げたいですね。
キャンプを振り返って「最初は慣れなかったけど、何とか
乗り切れたと思います。プロの場にも慣れました。
制球に苦しむところはあったものの、実戦で外野まで
飛ばされなかったのはいいことだと思います」とのこと。
久保コーチは今後も先発でと示唆していましたが
「まだ言われていないので、言われたところで準備して投げたい」
と話しています。
最終日、ブルペンでのピッチングで締めくくった竹安投手。。
竹安投手は「最初の方は緊張したり、物おじしたりで
疲れがありました」と正直な感想。そりゃ気疲れしますよね。
「一番はケガなくできたのがよかったです。ウエートも強度を
上げてできた。変化球はまだ投げていませんが、ブルペンにも
入って順調にきています」。今後に向けて「まずは変化球を投げたい。
それと投内連係にも入りたいです。体作りもしっかりやっていけたら」
との抱負でした。
望月投手も最終日にピッチング。鶴岡選手相手に40球を投げました。

締めはチーム末っ子の望月投手。「最初は別メニューだったので
全部やれたってわけではないんですけど、久保コーチに
フォームのことも教わったし、トレーニングルームの設備もよくて、
今後につながるキャンプになったかなと思います。プロ野球生活、
いいスタートが切れました」。鳴尾浜に戻ったあとも「フォームを固めて、
しっかり練習していきたい。24日間やってきたことを継続していけば
体とか技術に出てくるから」と気合いは十分です。
受けた鶴岡選手が「ナイスボール!」。その後の「口内炎!」
って何ですか?鶴岡さん。受けた鶴岡選手が「ナイスボール!」。
その後の「口内炎!」って何ですか?鶴岡さん。
24日間と言っていましたが、過去に合宿とかでどれくらいの
日数を経験した?「最長で5日くらい。合宿ですけど」。
じゃあもう未知の世界だったわけですね。先輩方に
可愛がってもらって何よりです。「すごく優しいです!皆さん。
野球をやりやすい環境でした」。鶴岡選手がブルペンで
「もっちー、いいよー」と声をかけてくれたり?「嬉しいです」。
私も“もっちー”と呼ばせていただいています。
“あっちゃん”はイマイチだったようなので。





岡本育子 フリーアナウンサー、フリーライター


兵庫県加古川市出身。MBSラジオのプロ野球ナイター中継や
『太田幸司のスポーツナウ』など、スポーツ番組にレギュラー出演
したことが縁で阪神タイガースと関わって30年以上。
GAORAのウエスタンリーグ中継では実況にも挑戦。
それからタイガースのファームを取材するようになり、
はや20年を超えました。2005年からスポニチのウェブサイトで
連載していた『岡本育子の小虎日記』を新装開店。
「ファームの母」という呼び名に何の抵抗もない年齢となった今、
1軍で活躍する選手の“小虎時代”や、まさに1軍へ駆け上がって
いこうという若虎の奮闘ぶり、その素顔などをお伝えします。
もちろん、お母さんの視線で!

official site岡本育子の「小虎日記」 スポニチアネックス

西岡の動きよくチーム総合力UP

2016.03.01 Tuesday

激しい競争が目立ったいいキャンプだった。

 野手は二塁、外野がいいバトルをしていた。右肘痛が心配された
西岡の動きがキビキビとしており、チームの総合力が増した。
西岡、上本、大和、鳥谷を絡ませた上位打線は多彩で
金本監督の理想のオーダーが組める。まったく心配ない。

 投手陣は藤川が結果を出したのが大きい。メッセンジャー、
藤浪、能見、岩田の4本柱に藤川が加わり、実績のある岩崎が
6番手に入っていければ盤石なローテになる。
その一方で気になるのが右の中継ぎ陣だ。

 歳内はまだスピード不足で球のキレも満足とはいえない。
鶴も球速が増したと思うが秋山、二神も含めて安定感が
ほしいところ。左のリリーバーは高橋が加わり、高宮や榎田ら
計算できる投手が順調。それだけに、勝利の方程式につなぐ
右投手が今後のオープン戦などでアピールしてほしい。

 捕手も目の色を変えた岡崎を脅かす存在がほしい。
梅野、小宮山らも、ここからが本当の勝負だ。 








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野手のMVPは鳥谷  金本監督『変わってくれた』

2016.03.01 Tuesday



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阪神春季キャンプ(29日、沖縄・宜野座)
鳥谷敬内野手が、金本監督から野手MVPに選ばれた。
就任直後に「お前が変わらないとチームは変わらない」
と超変革の旗手に指名した野手キャプテンは、誰よりも汗をかき、
大きな声を出して仲間を鼓舞。指揮官が掲げた
『厳しく明るく』を体現し、新生阪神の象徴となった。
1カ月に及ぶキャンプの締めは、若手からベテランまで、
全員が参加したリレーだった。息を上げ、全力を出し尽くす
金本阪神らしいメニューの中心に鳥谷がいた。快足を披露し、
大きな声をあげて喜びを表現。仲間とともに笑顔が弾けた。

 「チームとしても個人としても、いいキャンプができたと思う。
元気を出して、明るくできてよかった。リレーで終わることは
なかなかない。これからシーズンにいい形でつながればと思う」

 充実の表情で鍛錬の日々を振り返った。

 昨秋、金本監督の就任直後。「おまえが変わらないと
チームは変わらない。すべてが物足りなさ過ぎる」
と猛ゲキを飛ばされた。クールに背中で引っ張るだけでなく、
押しも押されもせぬリーダーシップを要求された。

 それに応えた1カ月間だった。泥だらけになって練習し、
大きな声を出して盛り上げた。新監督が不慣れなノックを
披露すれば、ためらいなくイジって笑いを誘った。
2月28日の紅白戦では“今季1号”も。そんな姿に、
指揮官は「一番の収穫は投手、野手を分けると、
野手は鳥谷が変わってくれたこと」と野手MVPに指名した。

 「本当に鳥谷が率先して声を出して、ミスした選手をいじったり、
いいプレーをした選手をほめたり。野手の練習のムードを
一番作ったんじゃないかなと思っています」と将は目を細めた。
ベストナイン6度、ゴールデングラブ賞4度など
生え抜きでは断然の実績。そんな鳥谷が旗を振れば、
より変革は加速する。

「優勝、日本一と毎年思っている。そのために必要なことをチーム、
個人で探していきたい。1年間、けがなくフィールドに
立ち続けるなかで、優勝に貢献できるようにしたい」

 鳥谷は区切りの日に、改めて11年ぶりのリーグV、
31年ぶりの日本一へ思いを新たにした。誰よりも熱い思いを、
キャンプで見える形に変えた。チームの先頭に立ち、
新生猛虎を引っ張る。 



金本監督が外から見ていて
鳥谷の成績に大いに不満を持っていたのと同時に
もっと鳥谷ならやれると感じていたのでしょうね
あまりいわなくても数字『成績』でチームを引っ張れ
と言う金本監督のげきに
鳥谷も応えつつあるのかな


阪神・1軍キャンプのクールごとのMVP

 ★第1クール(なし) 最初の4日間とあって指名なし。
金本監督は「予想以上に選手が動いてくれた」と満足げ
 ★第2クール(西岡剛) 「西岡サボり大魔王。堂々とサボったり、
こそっとサボったり、ある意味、プロ野球界を生き抜くためのセンス」
と笑いをまじえて評価
 ★第3クール(上本博紀) 2月14日の紅白戦で4安打と大暴れ。
「結果そのもの。チャンスは大いにある」と期待を込めた
 ★第4クール(なし) 3日間だけだったので「
なしにしましょう」
 ★第5クール(秋山拓巳) 同21日のヤクルトとの
オープン戦(浦添)で3回無安打無失点。「秋山でしょうね」

アニートーク 『雰囲気変わった感触ある』

2016.03.01 Tuesday



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−−1カ月の総括は

 金本監督 「本当に元気と覇気がかなりあったように思います。
もっとやりたい練習があったんですけど、80%くらいは
できたんじゃないかと思っています」

 −−マテオを中心に後ろの投手は

 「マテオは面白いかな…と。日本球界にいないタイプじゃないかな」

 −−若手も台頭した

 「期待、目指すところは大きく持っているので、まだ物足りない。
これも少しずつ段階を踏んでいかないと」

 −−高山、横田は

 「高山に関しては期待以上。横田に関してはうれしい誤算です」

 −−テーマは超変革だったが

 「雰囲気作り、野球に対する姿勢とか取り組み方とかを
まず変えていくと言ったのですが、確かに雰囲気は
変わってきているんじゃないかなという感触はあります」

 −−1カ月は早かった

 「早かったですね。集中していると」

 −−3月2週目を終えたら、開幕を見すえたオーダーになっていく

 「ずっと競争だからね。開幕を見すえたと言うより、
誰が勝ち上がってくるのかというところの方がまだ、
多く出てくると思う」




今年はたとえ優勝できなくても
ファンは何もいわないでしょう
金本イズムが浸透しつつあり
間違いなくチームは戦う集団に変わる
負けても勝っても試合が楽しめればそれでいい

それが虎ファンの基本ですからね


超変革キャンプは終わらない!

2016.03.01 Tuesday



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阪神春季キャンプ(29日、沖縄・宜野座) 阪神は29日、
1カ月に及ぶ1軍の宜野座キャンプを打ち上げた。
しかし、金本知憲監督(47)は3月の2週目あたりまでを
「キャンプの延長線」と明言。オープン戦期間中も特打、
特守、特ウエートなどで若虎をしごき抜く方針を明らかにした。


午後1時35分。上本選手会長による手締めとともに、
1カ所では虎史上最長となる29日間のキャンプが幕を閉じた。

 「早かったですね。集中していると早いね」

 充実の表情で振り返った金本監督だが、続けて飛び出した言葉は、
まさに超変革。真の打ち上げはまだ先−。「若手に関しては
3月の第2週目くらいまでは、まだしっかり鍛えていく。
キャンプの延長戦という考え」と言い切った。

 通常、オープン戦が本格化する3月になれば、
全体練習→試合→個別練習というシーズンと同じ流れになる。
しかし、金本流は違う。「試合があっても若い子は打たせるし、
やらせるよ。(甲子園なら)室内もある」。本拠地なら試合後、
特打も特守もやれる。しかも今キャンプから取り入れた
特WT(ウエートトレ)も「やらせるよ。これは慣れだから。
俺なんて日本シリーズの期間もやっていたよ」と
シーズンを通しての実施も視野に継続させるつもりだ。

 29日間を終え、「確かに雰囲気は変わってきて
いるんじゃないかな」と手応えは感じつつも、
決して手綱は緩めない。最終日の練習もそうだ。
例年、ノックやフリー打撃と軽めに行い、正午には手締めとなるが、
この日は通常より30分早い午前9時半開始。
ケースノックなどみっちり練習を行い、最後は恒例のリレーを
全員で実施。選手が球場を出たのは、午後2時を過ぎていた。

 “半ドン”とは思えない負荷の高さ。しかも関係者によると、
指揮官は当初、最終日もフルメニューをするつもりだったという。
飛行機移動のため時間的な問題があって断念したが、
いかにもアニキらしい。打ち上げ日だから軽く…
という考えなど、毛頭ない。

 裏を返せば、それだけ鍛えがいのある若手が多い証拠。
「うれしい誤算」と評した横田に、陽川(ようかわ)、江越。
「期待以上」という高山俊外野手も最終クールから加わった。

 「こちらが何も言わなくても(若手が)競争意識をもって、
自動的にピリッとしたものを出してくれたんじゃないか」
と目を細める。だからこそ花を咲かせてやりたい。
手助けを惜しまない。

「気が緩まないような練習メニューはちゃんとやっていきたい。
1、2軍を通じてね。2軍は(15日に)開幕するが、
そこは掛布さん(2軍監督)もわかってくれると思う。
ファームも鍛える場所。そこはブレずにやっていきたい」

 もちろん3月の第3週以降も、厳しい姿勢は変わらない。
「ずっと競争。(開幕直前まで)誰が勝ち上がってくるのか。
シーズンが始まっても競争だから」。
虎が本当に変わるべく、超変革キャンプは、
ここからが“本番”だ。



阪神・昨年の春季1軍キャンプVTR

 2月1日〜25日まで沖縄・宜野座でキャンプ。
通常のキャンプより早めに切り上げ、甲子園に戻って
フリー打撃や守備練習などで調整した。甲子園で練習したのは
1、2軍の入れ替えをやりやすくするため。
同28日には安芸でオリックスと練習試合を行った。

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